ふとした偶然から中国の刀豆(なたまめ)に関する第2の成功物語を発見しました。
先に、中国の「魔豆(マジックビーン)」(中国名:Mo Dou)に関する第1の成功物語を紹介しました。これが日本の「マ・メール」に代表される缶入りメッセージ豆の起源だったわけでした。
第2の成功物語は、中国名称「法国細刀豆」(Fa Guo Xi Dao Dou)(日本語訳:フランス細刀豆)の栽培で貴州省の農民たちが潤うお話でした。
とても成功したらしく、国や地方政府の協力のもと、数年で世界各地に輸出するほどの産地に変貌を遂げた話は、農民の新規商品作物への取り組みを象徴する話として、中国各地に報道されました。
私たちは「赤なた豆」と「白なた豆」(特に前者)で、ずいぶんと労力を費やしたので、さらに「青なた豆」やら「フランスなた豆」が出現したことに驚きました!
いったい、この「フランス細刀豆」とは何なのでしょう?
「フランス青刀豆」とも呼ばれるらしく、どうやらこれらは同じ仲間と推測しました。
たくさん中国語の記事がホームページで報道されていたのですが、なかなか写真が見つかりません。
まだ本格栽培が始まってから7~8年しか経たないというフランス産?の刀豆って何なのだろう?疑問は強まるばかり。
なにしろ、貴州省の現地農民ですら「フランス細刀豆ってどんな豆なんだ?長年育ててきた大豆やイネに加えて、そんなものを育てて儲かるのだろうか?」と最初は半信半疑だったとのこと。本格栽培は21世紀に入ってからだというのです。
文献を探しに探しているうちに、ある学術論文の英訳名称が見つかりました。
"Thin French Bean"だそうです。
そこで、アメリカのYAHOO!の画像検索で"French Bean"を探したら、見覚えのある写真が表示されました。トマトと一緒のもあり、貴州省で「トマト」(中国名称:西紅柿[Xi Hong Shi])と一緒に栽培しているという記事と符号します。
そこで、日本のヤフー!で"French Bean"を探したら、「サヤインゲン」「インゲンマメ」であることが分かりました。各種英和辞典でも同じ訳語でした。
ということで、中国で新規商品作物として脚光を浴び、海外に缶入り加工などされて輸出されることとなった「フランス(細)刀豆」、「(フランス)青刀豆」とは、私たちが慣れ親しんできた身近な豆であることが分かりました。
「隠元さんが日本に持ってきたなら、中国が本場じゃないの?」という素朴な疑問が湧きますが、現代中国では一般庶民に普及する形では栽培はあまり行われていなかったのかもしれません。こちらのほうが、意外な事実ですね。
ということで、しばらく休みがちだった私たちのブログに、今回は写真を掲載することはしません。もし、中国の「刀豆」のいろんな写真をご覧になりたい方は、中国のヤフー!(中国名:雅虎[Ya Hu]!)の「図片」検索をすれば、一目瞭然かと存じます。
日本のヤフー!の画面の下に、各国のヤフー!へのリンクがあるので、中国をクリックなさるか、次のアドレスを入力なされば、たまには日本と違った雰囲気に新鮮さを覚えることでしょう:
http://www.yahoo.com.cn/
検索入力欄には「刀豆」と2文字入力なさるか、以下をクリックなさってみてください:
http://image.yahoo.com.cn//search?p=%E5%88%80%E8%B1%86&source=ysearch_www_hptab&ei=UTF-8
(注)ただし、上記画像検索表示は、本稿執筆時点(11月20日)のものです。
先に、中国の「魔豆(マジックビーン)」(中国名:Mo Dou)に関する第1の成功物語を紹介しました。これが日本の「マ・メール」に代表される缶入りメッセージ豆の起源だったわけでした。
第2の成功物語は、中国名称「法国細刀豆」(Fa Guo Xi Dao Dou)(日本語訳:フランス細刀豆)の栽培で貴州省の農民たちが潤うお話でした。
とても成功したらしく、国や地方政府の協力のもと、数年で世界各地に輸出するほどの産地に変貌を遂げた話は、農民の新規商品作物への取り組みを象徴する話として、中国各地に報道されました。
私たちは「赤なた豆」と「白なた豆」(特に前者)で、ずいぶんと労力を費やしたので、さらに「青なた豆」やら「フランスなた豆」が出現したことに驚きました!
いったい、この「フランス細刀豆」とは何なのでしょう?
「フランス青刀豆」とも呼ばれるらしく、どうやらこれらは同じ仲間と推測しました。
たくさん中国語の記事がホームページで報道されていたのですが、なかなか写真が見つかりません。
まだ本格栽培が始まってから7~8年しか経たないというフランス産?の刀豆って何なのだろう?疑問は強まるばかり。
なにしろ、貴州省の現地農民ですら「フランス細刀豆ってどんな豆なんだ?長年育ててきた大豆やイネに加えて、そんなものを育てて儲かるのだろうか?」と最初は半信半疑だったとのこと。本格栽培は21世紀に入ってからだというのです。
文献を探しに探しているうちに、ある学術論文の英訳名称が見つかりました。
"Thin French Bean"だそうです。
そこで、アメリカのYAHOO!の画像検索で"French Bean"を探したら、見覚えのある写真が表示されました。トマトと一緒のもあり、貴州省で「トマト」(中国名称:西紅柿[Xi Hong Shi])と一緒に栽培しているという記事と符号します。
そこで、日本のヤフー!で"French Bean"を探したら、「サヤインゲン」「インゲンマメ」であることが分かりました。各種英和辞典でも同じ訳語でした。
ということで、中国で新規商品作物として脚光を浴び、海外に缶入り加工などされて輸出されることとなった「フランス(細)刀豆」、「(フランス)青刀豆」とは、私たちが慣れ親しんできた身近な豆であることが分かりました。
「隠元さんが日本に持ってきたなら、中国が本場じゃないの?」という素朴な疑問が湧きますが、現代中国では一般庶民に普及する形では栽培はあまり行われていなかったのかもしれません。こちらのほうが、意外な事実ですね。
ということで、しばらく休みがちだった私たちのブログに、今回は写真を掲載することはしません。もし、中国の「刀豆」のいろんな写真をご覧になりたい方は、中国のヤフー!(中国名:雅虎[Ya Hu]!)の「図片」検索をすれば、一目瞭然かと存じます。
日本のヤフー!の画面の下に、各国のヤフー!へのリンクがあるので、中国をクリックなさるか、次のアドレスを入力なされば、たまには日本と違った雰囲気に新鮮さを覚えることでしょう:
http://www.yahoo.com.cn/
検索入力欄には「刀豆」と2文字入力なさるか、以下をクリックなさってみてください:
http://image.yahoo.com.cn//search?p=%E5%88%80%E8%B1%86&source=ysearch_www_hptab&ei=UTF-8
(注)ただし、上記画像検索表示は、本稿執筆時点(11月20日)のものです。