那須みふじ幼稚園ブログ

那須の自然に囲まれた幼稚園で、子どもたちとかかわる日々の記録です。

今朝の出来事

2008-01-29 15:42:06 | 日々の記録
今朝のお散歩は幼稚園の奥(?)へと続く道を
散策しました。
大きなホオの木の落ち葉を拾い、先生がお面を作ると、
「僕にも作って!!」と三人ほどの男の子が
おねだりしました。
それぞれ手作りの落ち葉のお面を手に、
満足そうな子どもたちでした。
 また、ある男の子は、杉の枝の先についている
実のようなものを拾って、「先生コレ!」と言って
見せてくれました。
「これ何?」と先生が聞くと、「ヘビの抜け殻だよ」と男の子。
先生にはそうは見えないものが、その子にはヘビの抜け殻に
見えたのでしょう。子どものファンタジーの豊かさに驚きました。
上の写真は、お面を顔に当てて満足気な子どもたちです。
下の写真は、子どもたちいわく「ヘビのぬけがら」だそうです。


雪遊び

2008-01-24 16:08:49 | 日々の記録
昨日、今年初めての雪が降り、幼稚園のお庭にもうっすらと積もりました。
雪遊びの準備万端で楽しみに登園してきたお友達もたくさんいました。でも風が冷たいもののお日様が出ていたので、子ども達が遊ぶころには半分以上とけてしまいました。そんな少しの雪でも子ども達はとても楽しそうに遊んでいました。

凧作り

2008-01-22 16:16:48 | 日々の記録
今日は、お部屋で凧作りをしました。
子ども達に和紙にクレヨンで好きな絵を描いてもらい
竹ひごで骨組みを作り、糸を張り、40㎝×30㎝の
凧が出来上がりました。
電線がなく、広く危なくない場所ということで、
幼稚園前の野原へ行き、凧あげをしました。
上手に高く上がるか?と、心配もありましたが
まずは、先生が上げてみると高く上がり、
子ども達から「わぁ~」と歓声が上がりました。
子ども達に、「凧あげしてみたいお友達?」と聞くと、
全員の手が上がり、1人1回ずつ、凧あげを体験することが
出来ました。
風の抵抗を上手にうけると、とても高く上がり、足の速い子ほど、
高く上がっていました。
みんなお部屋に戻ると、クタクタになっていましたが、
とても楽しかったようで、「また凧あげしようね。」との声が
聞こえてきました。


くぐつ公演

2008-01-18 18:18:59 | 日々の記録
今日は人形劇団くぐつさんの公演がありました。上演作品は「しろへびやまのねがいいわ」というお話でした。未就園児のお友達も一緒に観ました。園児たちは一時間という長い時間にもかかわらず、食い入るように最後まで楽しく観ていたようです。鬼や閻魔大王が出てきたので、小さい子どもたちはちょっとびっくりしていたようです。

また、今日は二つのクラスでクラス会がありました。活発な意見が出たクラスもあり、とても有意義な時間がもてたようです。

写真はくぐつのお兄さんお姉さんが上演しているところです。



はじめての日舞

2008-01-17 19:23:12 | 日々の記録
きょうは、年中の女の子にとっては、
初めて着物をきて、日舞を体験する日でした。

クラスではニコニコしている子どもたちも、ホールではとても緊張したようです。
みんな真顔で、真剣に動いていました。

でも、ちょうどお迎えにきたお母さんに「きょう、着物をきたんだよ」とうれしそうに報告する子もいて、みんな緊張はしても、楽しかったようです。
クラスに戻ると、またニコニコ顔に戻りました。

また、きょうは三つのクラスで、クラス会がありました。
なごやかなクラス、率直な意見が聞かれたクラス、雰囲気はそれぞれでしたが、教諭たちにとっては、父母の皆さんの思いに直接触れることのできる貴重な機会でした。

きょうは、写真をとる余裕がありませんでした。
少しずつでも報告していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

園長の創立記念日

2008-01-16 21:49:53 | 日々の記録
きょうは創立記念日で、幼稚園はお休みでした。

園長は、昨年の夏からお声をかけていただいていた武蔵小金井の「こどものくに幼稚園」というところに、お話をしにでかけました。

はじめて降りる武蔵小金井の駅。
まず駅前のモスバーガーで、いま翻訳中の冊子をいっしょにつくってくださっているデザイナーの方と30分ほど打ち合わせ。
それから改札前に引き返して、曽根園長とお会いしました。
20年ほど前にお会いしたことのある方で、懐かしい感じがしました。

とても素敵な幼稚園で、講演会を企画してくださった父母会の方々や、教諭の皆さんもとてもあたたかい感じがしました。

「子ども時代の大切さ」について、うさぎとかめ、そして、ぞうさんとの関連でお話しました。第一回「みふじの集い」でお話したことに、現代社会のことなどをからめてお話しました。皆さん、関心をもって聞いてくださり、いろいろと質問をしてくださいました。

講演後の話し合いのなかで、父母の方から、曽根園長が「自分たちはシュタイナーを学んでいるけれども、教本のようなものに従うわけではない。自分たちは、まず子どもを見ます。子どもから、一番多くのことを学べるのです」とおっしゃっていたと聞きました。とても共感すると同時に、まさにそれがシュタイナーが願っていた保育のあり方だよねと思った次第です。

創立記念日のおかげで可能になった武蔵小金井訪問と講演会でしたが、とてもあたたかい刺激を受けとった一日でした。

写真は、こどものくに幼稚園でお話しているところです。

今日の幼稚園

2008-01-15 17:14:37 | 日々の記録
三連休が終わり、子どもたちは元気に幼稚園にやってきました。
でも、また明日は「創立記念日」でお休みです。

きょうは、二つのクラスでクラス会がありました。
2007年から始まった新しい試みのひとつで、
担任の先生と父母の皆さんの相互の理解や信頼を育てることが目的です。

本当に「子どもたち」のことを考えて、
子ども時代にふさわしいよい保育を行うためには、
幼稚園と保護者の皆さんが力を合わせることが必要だと思います。

というのも、
幼稚園のお祈りのことばにあるように、
「子どもたちのまわりに愛が満ちている」ということは、
けっして当り前のことなどではなく、
まわりのおとなたちが、相互に理解し合い、信頼し合って、
意識的に「愛に満ちた雰囲気」を生み出していく必要があるからです。

そのために、今年からはこのブログもできるだけ活用したいと思っています。

また、きょうは2階の会議室で、
文集委員の父母の方々がずっと編集作業をしていました。
これも本園の設立以来、ずっと続いている伝統のひとつです。
役員の皆さんの努力のおかけで、毎年の「みどりのもり」という文集がお手元にとどくのです。

というわけで、きょうの写真は、
作業中の文集委員の皆さんです。
ご苦労さまです。


どんど焼き

2008-01-11 19:34:09 | 日々の記録
きょうは、園庭で子どもたちと少し早い「どんど焼き」を体験しました。
正月のお飾りなどを燃やして、みんなでその火をとりかこみ、炎があがるのをながめました。
それから、ホールのミズノキの枝を切り、おだんごといっしょに火にかざします。
思ったよりも煙がたくさん出て、直接火であぶることはあまりできませんでした。
結局、最後の残り火のうえに網をおき、そこでおだんごを焼きました。

幼稚園では、これまでも「どんど焼き」はやっていたのですが、とんぼだんごをつくって焼いたのは初めてでした。
子どもたちにとっても、教職員にとっても、思い出になったと思います。

上の写真は、園庭で火をながめる子どもたちと教職員。
下の写真は、だんごを焼いているところです。


とんぼだんご(その2)

2008-01-10 17:49:43 | 日々の記録
きょうは、いよいよクラスで子どもたちととんぼだんごをつくりました。

ある先生は、「とんぼだんごって知っている?」と問いかけることから始めたようです。
とんぼだんごということばを知っている子どもはいなかったけれど、玄関先で木の枝におだんごをさしているのを見たことのある子は、ふたりくらい。

べつのクラスでは、とんぼだんごというと、みんな虫のトンボをイメージしたようです。昔からの豊作や健康をいのる魔除けのならわしという話を、興味しんしんで聞いていたそうです。

子どもたちは、まずよく手を洗って、ほかのものに触ってきれいな手を汚さないように気をつけながら、熱心におだんごをこねました。
それからクラスごとに、ピンク(しそ)、緑(抹茶)、黄(クチナシの実)に染めました。

ひとつのおだんごを10分くらいこねつづけている子。
おだんごのボウルをひとりじめして抱きかかえている子。
クチナシの独特のにおいをくんくんかいでいる子。
いろんな様子がみられました。
どろだんごでなれているからか、子どもたちのほうが、おとなよりもかたちのよいおだんごがつくれたように思われました。

それから子どもたちはホールに行って、ミズノキの枝にだんごをひとつずつさしていきました。バスの先生が手伝ってくれました。

幼稚園では、これまでもお飾りを燃やす心ばかりの「どんど焼き」はやっていたのですが、ミズノキにおだんごを飾る「とんぼだんご」ははじめての体験でした。
明日は、このおだんごを焼いて食べてみたいと思っています。

月3回、木曜日に行っている親と未就園児のための「こひつじぐみ」でも、とんぼだんごをつくりました。
上の写真が、こひつじぐみのおだんご。
下の写真が、ホールのミズノキにさした幼稚園のおだんごです。


とんぼだんご

2008-01-09 21:09:59 | 日々の記録
今日はバスの先生がミズノキを幼稚園のホールに運び入れました。明日は子供たちととんぼだんごを作ってこの枝に刺していきます。とんぼだんごは那須地方の表現らしく、まゆだまともいうようです。とんぼは虫のとんぼではなく、家の入口の意味だとか。一年の安全と豊作を願って玄関に飾ることから来ているようです。
また今日は園長、事務長、主任の3人で年間スケジュールの検討を始めました。幼稚園の恵まれた自然環境や色々な行事をこれまで通り大切に受け継ぎながら、それを改めて保育のなかに有機的に統合していくことが課題です。
写真は幼稚園のホールに立ったミズノキです。