碑文の間 ~精霊の守り人・ヨゴ文字解読プロジェクト~

NHK-BSで放送されていたアニメ「精霊の守り人」の作品内で使われている【ヨゴ文字】を解読しようというヒマなブログ

鍛冶屋の札 (第8話)

2007-08-02 18:37:49 | 碑文の間
第8話で登場した鍛冶屋の作業場に懸けられていた木の札。
その文面については、すでにさたさんのブログで「どすにふり」と「こうぐのせいび」の2枚が解読されている。

今回はそれとは別の2枚の札を解読してみよう。



1枚目は作業用のメモらしく

 すみのひいれ
     あさから

つまり「炭の火入れ 朝から」と書かれているようだ。

※「火入れ」とした部分は見直したところ、さたさんがコメント欄でも指摘されている通り、「仕入れ」が正しいようです。お詫びして訂正いたします。たいへん失礼しました。 (2008-5-25)



2枚目は注文メモのようで

 かみやまさま
 どすひとふり

「かみやまさま ドスひと振り」と読むことができた。
「かみやまさま」は「神山さま」、つまり監督である神山健治氏のことと思われる。以前に解読した「たのまれ屋の台帳」でも、スタッフのあだ名を使用したりしているので、内輪向けの遊びの一つとして監督の名前を使ったのではないかと考えられる。

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2 コメント

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炭の火入れ (さた)
2007-08-02 21:46:25
こんばんは。
この鍛冶屋の札、私も解読しかけましたが、読めない字が何文字かあり、放っておいたんです。
「炭の火入れ」でしたか。「炭の仕入れ」かと思ってました。
名工のおじいさんちょっとボケすぎじゃ、と思ったりして(←失礼な)。でもメモを吊り下げとくのは、弟子(が、いればですが)の為かも知れないですよね(フォロー)。毎朝確認してるかと思うとおかしいです。

「かみやま」の下2文字もわからなかったので、本当にスッキリしました~!「さま」と考えるとぴったりです。解読ありがとうございます。

あとはサグム皇子の「弟の死も悲しめないとは、皇太子とは~」と言っていた時の文書あたりが残ってます。私はあの文書を見ても「い」しか読めません。文字が細かすぎるので。じっと見ていると読めそうな、読めないような。(結局読めないんですが)
あと、コリドラスの説明文も読めそうで読めないです。数字っぽい文字もあるのが気になってます。自分の気になる未解読文字を連ねてすみません。解読して欲しいな~とか、正直思ってはいますが、nash4312さんに押し付ける気はないので!
自分でも地道にやる気はあるんです、よ……。(柱の影から)
でもできればいかがですか。(すみません)

屋台や店の店名も、どう見ても意味のない名前とかあるのが気になりますが…スタッフの遊びでしょうか。(特に16話や17話)

しばらくオフラインが忙しいので自分のところは封印です。更新楽しみにしてます。(上で色々書きましたが、お気になさらず好きなように更新してください…)
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激励ありがとうございます! (nash4312)
2007-08-02 23:14:25
さたさん、こんばんは。
「炭の火入れ」の件ですが、ご指摘の通り「火入れ」か「仕入れ」かについては、文字が小さいために容易には判別はつきませんでした。
「ひ」と判断した理由としては、1つは拡大した時に何となく「ひ」に見えたこと(結構いい加減です)。
2つには、鍛冶屋という職業柄、燃料として大量に炭を消費するでしょうから、当然炭を仕入れる必要があるわけですが、炭そのものは量が量だけに、さすがに作業場まで定期的に配達してもらうだろうと考えたためです。映像からうかがい知る範囲でも、ヨゴの物流は相当発達しているようですので、わざわざ爺さんが出かけて買って帰ってくるということは可能性として低いように思いました。もちろん年に何度かは買い付けの交渉ぐらいはするでしょうけれども、それも配達に来てもらった時にできることですし。
ちなみにこの2つめの理由は、今思いついた後付けの説明だということをぶっちゃけ白状しておきます(笑)。「仕入れ」だったら焼きゴテで「ジュ~」ってして下さい(熱)。

未解読のいくつかですが、サグム皇太子の文書http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/8d/b93392d21d6e56f03c9413207c909794.jpgは、文字があまりにも小さいため、私もお手上げで、すでに白旗を掲げております(泣)。
「コリドラス」は未解読部分に、既知のヨゴ文字とはまるっきり違う文字がいくつもあり、これもあきらめ気味です。ただ、解読の作業はなにかの拍子で糸口が見つかることも多くありますので、ときおり見直して頑張ってみます。
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