8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

Y子闘病記 7.

2017-11-07 05:36:45 | 日記

2017年3月3日の入院以来、身内、友人、知人等々多くの方が心配して病院を訪れてくださった。8703も連日病院を訪れていたが、お会いできなかった方もいて恐縮であった。しかし、Y子にとっては、自らの言葉はほとんど発することは出来ないまでも、相手がだれであるかとか、相手が話す内容はほとんど理解できていたようである。時には、リハビリの休憩時間がほとんど面談で過ぎるので疲れを心配することもあったが、本人はとても楽しそうであり、嬉しい時を過ごしていた。合唱団の仲間などは何度も訪れて励ましてくれていることは本当にありがたく、感謝申し上げたい。そのことは退院した現在も続いている。

4月11日まではI脳神経外科病院でお世話になり、その日のうちにH病院のリハビリ専門病棟へ転院した。3月3日以来、I病院のスタッフのみなさんには並々ならぬお世話をいただいた。とりわけT沢看護士の存在はY子にとってどれほど心強かったことか、計り知れないものがあった。私も色々と相談したり、状況を教えていただいたりと、頼りにさせていただきました。色々の人のお世話になりながらも、逆境にある時こそ人の真情が表れるものであるということを学ばせていただいた。自分のことを書くのはいささか面映いのだが、8703は一時は「全く途方に暮れた!」が真実である。Y子の突然の発病、入院は文字通り晴天の霹靂であり、家の中では「Y子ガンバレ!」を連呼しながら、ほとんどが初体験の家事への挑戦が始まり、「52年間の恩返し!」の想いで約3キロの病院まで、時には徒歩で、時には本数の極小なバスでの病院通いを続けていた。


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