昨晩、毎週やっているスタメンという番組を見た。
爆笑問題の太田がウザイけど、まあ気楽に見る事ができる報道番組だ。
番組内で「スタメン図鑑」なるコーナーがあり、現代の流行などを象徴する一風変わった人物を取り上げているコーナーがある。
過去には「艶女(アデージョ)」と呼ばれるために日々頑張っている(勘違い)女や「毒ヌキータ」と呼ばれるデトックスに命をかける(強迫観念の)主婦、(この主婦、タバコ吸いまくりの添加物入りまくりの食事をしているダンナより体内の「有害ミネラル」値が多かったというオチに笑ってしまった)などが登場した。
その他にも色々あるけど、昨晩の登場人物は「カジテツ姫」と呼ばれる女達の特集だ。
名前からなんとなく分かると思うけど、大学卒業後は就職せず結婚するまでの間自宅で家事を手伝うバカニート・・じゃなくて若い女性の事だ。
家計は比較的裕福な女性に限られる。
今日の女性は3名出ていた。
カジテツ姫の名からどこの田園調布の美人母娘が出るのかと楽しみにしていたのだが・・・・・
一人目
29歳の女性。フツーの容姿。あまりたくさん映らなかったので家の様子はよく分からなかった。まあ包丁の手つきなどを見る限り少しは家事の手伝いはやっている様だ。しかし、29歳。なんとなくはじける若さも感じられず。「家事手伝いです。テヘっ」というには少々無理がある年代。家事は少々はできる様なので早々に嫁に行って大学卒業後7年間鍛え上げた家事に邁進してもらいたい。
二人目
ニューハーフの人?かと思ったが良く見たら25歳の読者モデルをやっているとかいう女性。
確かにスタイルは良いが、笑いシワのせいか30代半ばの感じ。美を追求する毎日を送っているとかで、しょっちゅう岩盤浴に通っているらしい。ものすごい長い爪に目がぱちぱちする様なネイルアート。みたところ家事はまるでしてない様だ。
お約束のブランド物コレクションも見せてもらった。「今の生活レベルを守るために年収1000万円以上の男と結婚したいです。」というお約束のセリフも述べる。
ここまで見て「世界バリバリバリュー」よろしく、どこの芦屋に御住まいの大社長の令嬢かと思いきや
家業は町工場(自動車整備などをやっているらしい)。
オイオイ。このご時勢に中小零細企業なんてどうなるかわからんぞ。父親はツナギの服きて一生懸命仕事してたぞ。
一人娘の様だし、遅くに出来た子らしく、親の年齢も少々高かった。
子を思うならもう少し将来に向けて何かさせてやるべきなんじゃないか?
三人目
デブ。じゃなくてふっくらしたお嬢さん。まだカジテツ暦が2ヶ月くらいらしい。
彼女の夢は「ウェディングドレスを着たかわいいお嫁さん」らしい。
いつか「お嫁さん」にはなれるかもしれないが、「かわいいお嫁さん」はどうかと・・というのはどうでもよくて、ぬいぐるみに囲まれた天蓋つきベッドのある四畳半くらいのお部屋に御住まいのカジテツ姫は、好きな人がいるらしく、その人に語りかけるという妄想日記を書いていた。ただ、この三人目は大学時代の友人が全員就職しており、就職のいい点などを聞かされ少々今の自分に迷いがある様だ。
迷うんならまだ若いし、さっさと就職するべきだと思う。
社会で揉まれればもっとスリムになるだろうし、妄想日記などつけなくても就職先でいい男をみつけられるかもしれない。
まあ、色々書いたけど昨日スタメンでみた家事手伝いなんてタダのニート。
芦屋や田園調布クラスの札束を焚き火に出来るくらいの金持ちならともかく、親は中小零細企業の社長とこれまた微妙。
汗水流して一生懸命働く親の姿は日々見ているはずだ。
働かなければきちんとした暮らしが出来ない事は肌で感じる事ができないものか。
本当に家事を手伝って主婦になりたいならモットマジメに家事をやれ。
家事をしないのなら、家事手伝いとかウソを言うな。このニートめ。
男なら即ニート、女で少々小金もちだとカジテツ姫。
同じニートでも環境、性別で随分呼び名も変わるもんだと思った。
最近多忙になり、このままだと倒れそうな恐怖を味わっております。
私の座右の銘「働かざるもの食うべからず」をまったく無視してるカジテツ姫たち。
彼女たちの未来など私にとって知ったこっちゃないですが、いつか「働かずして食ってる」状況のツケが回ってくると思ってます。
明日も元気に働きましょう!!
naoko_cambellさんの文章がとてもおもしろくて、
ついついコメントしてしまいました・・(笑)
確かに家事手伝いってただのニート。
それを「家事手伝い」とかもっともらしいカテゴリー
を作るから、ダメなのですよね。
「働かざるもの食うべからず」。
本当にそのとおりです!