ユニコーンハンターの唄

2011-12-01 | 歌詞

もうどれくらい歩いてきたんだろう
両のかかとが靴ずれてかなわない
かじかむ 指をさする 君の横顔

存在自体があやふやで分からない
存在意義すらなさそうでやるせない
消えかける ランタンに 手をかざす

悲しい歌を歌いたいな
退屈な夜を過ごしたいな
君と 君と 

角をめぐる旅路だ どんな言葉で語ろうか
呼吸と気配を合わせて 巨大な足跡をたどる
また雨が降るだろう 心は冷えてしまわぬように


あとどれくらい憶えているんだろう
ゆうべ食べた物も忘れているけれど
読みかけの 本を閉じる 君の横顔

くだらない嘘で笑いたいな
うる覚えの唄で踊りたいな
君と 君と いつかは 君と

角をめぐる奇譚だ どんな顔して語ろうか
期待と予感を抱えて 巨大なシシカゲに見とれる
鳴き声が響くだろう 君を離してしまわぬように



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