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七理GGニュースウオッチ5/27㊤:安倍がオバマに「辺野古が唯一」懇請発言! 本土メディアが伝えぬ真実

2016-05-27 11:32:04 | 日記


【首相、オバマ氏に「辺野古が唯一」 首脳会談で伝える  琉球新報2016年5月27日 05:02
 【三重で仲村良太】安倍晋三首相が25日の日米首脳会談でオバマ米大統領に対し、米軍普天間飛行場の移設問題について「辺野古移設が唯一の解決策との立場は変わらない」と改めて計画を推進する考えを伝えていた。米軍属女性遺棄事件で米軍への反発が強まる中、首相が「辺野古が唯一」と述べたのは初めて。萩生田光一官房副長官が26日未明、記者団に会談の概要を明らかにした。
 会談は約55分行われ、最初の約20分の少人数会合は米軍属女性遺棄事件に議論が絞られた。翁長雄志知事は事件の再発防止を直談判するため、オバマ氏との面談を安倍氏に求めていたが、会合では触れられなかった。萩生田氏は被害を受けた沖縄県民も「日本国民である」として、「翁長知事の思いは総理がきちんと会談の中で伝える決意を示されていた。自分自身が国民の生命と財産を守る責任があると総理は繰り返し発言した」と説明した。
  会談で安倍氏は「日米で協力し失われた信頼を回復し、普天間飛行場の問題を含め、沖縄の負担軽減に全力で取り組みたい」と辺野古の新基地を念頭に基地負担軽減に言及した。オバマ氏は「米軍関係者、米国民が恐ろしい事件を起こした責任を深く受け止めている」などと応じた。】

【翁長知事「県民放置国家だ」 首相の「辺野古唯一」発言を批判  琉球新報2016年5月27日 05:01
 翁長雄志知事は26日午後、県庁で会見し、日米首脳会談で安倍晋三首相がオバマ米大統領に対し、米軍普天間飛行場の移設問題は「辺野古が唯一」と伝達したことについて「沖縄の民意を含め県民に寄り添うことに何ら関心がないということが見透かされている」と厳しく批判した。米軍属女性遺棄事件を受けて政府が犯罪抑止のための作業部会を設置したことには注視するとした。
 安倍首相の姿勢について「今のありようでは(政府の繰り返す法治国家の)『法治』という字は県民を放っておくという意味での『放置国家』と言わざるを得ない」と痛烈に皮肉った。
  女性遺棄事件を受けて政府が犯罪抑止のための作業部会を設置したことについて「しっかりと対応してもらわないとかえって複雑になるのではと懸念もある」と注視する考えを示した。
  菅義偉官房長官が具体例として街路灯の設置などを挙げたことに「(進歩は)0・1パーセントだ」と根本的対策にはならないとの認識を示した。】

【1分間の沈黙、そして「日本の独立は神話」 翁長知事、首相に訴え   琉球新報2016年5月24日 12:02
 【東京】23日午前、米軍属女性死体遺棄事件への抗議・要請のため上京した翁長雄志知事は、口を固く結び、険しい表情で官邸に入った。握手はせずに安倍晋三首相、菅義偉官房長官と向き合ったが、報道陣に公開された冒頭の約1分間、両者ともに一言も言葉を交わすことはなかった。翁長知事は毅然(きぜん)と前を見据え、首相や官房長官の方を見ることすらなかった。
 「日米地位協定の下では日本国の独立は神話であると思いませんか」。首相や官房長官との会談で翁長知事はこう強い言葉で語り掛けた。この日、知事は記者団にも終始冷静な受け答えだったが、日米地位協定の改定やオバマ米大統領との会談への働き掛けなど、再発防止に向けた具体的な「結果」を出すよう政府に要求。感情は抑えつつも、表情には再び起こってしまった米軍関係者による事件に対し、それを防ぐ手だてを示さない日本政府への憤りがにじんでいた。
  一方、首相らへの要請後に開かれた沖縄振興審議会は、事件を受けて委員らによる黙とうから始まった。今後の沖縄振興の方向性について議論する場だが、委員からは事件を念頭に「性犯罪においては女性が絶対的な弱者。官民一体の取り組みが必要ではないか」との提言もなされた。事件の衝撃や波紋が多方面に広がっていることを印象付けた。
  審議会の終了後、翁長知事は「日米地位協定の特権的な状況があり、そこで働いている軍人・軍属が大変、ある意味で占領意識を持ちながら県民を見ているところも大きい」と述べ、地位協定改定に向けて日米両政府に働き掛ける決意を語った。】

【海兵隊撤退を初要求  米軍属事件に沖縄県議会が抗議決議  琉球新報2016年5月27日 05:04
 県議会(喜納昌春議長)は26日、臨時会を開き、県政与党と中立会派が共同で提出した米軍属女性遺棄事件に対する抗議決議と意見書を全会一致で可決した。抗議決議と意見書は遺族への謝罪と完全な補償などに加え、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設断念のほか、在沖米海兵隊の撤退も求めた。在沖米海兵隊の撤退を求める県議会決議は初めて。自民会派のほか、嶺井光(無所属)、呉屋宏(同)両氏は退席した。
 可決した抗議決議と意見書は「元海兵隊員の米軍属によるこのような蛮行は、県民の生命をないがしろにするもので断じて許されない」と批判した。
  その上で(1)被害者への謝罪と完全な補償(2)日米首脳による沖縄の基地問題と事件・事故の対策協議(3)米軍普天間飛行場の県内移設断念(4)在沖米海兵隊の撤退と基地の大幅な整理縮小(5)日米地位協定の抜本改定(6)米軍人・軍属などの凶悪事件発生時に、民間地域への立ち入りと米軍車両の進入、訓練を一定期間禁止する措置―などを日米両政府に求めている。
  意見書は首相、外相、防衛相、沖縄担当相宛て。抗議決議は駐日米大使、在日米軍司令官、四軍調整官、在沖米総領事宛て。
  与党・中立案の採決で退席した自民会派と嶺井氏は、普天間飛行場の「辺野古移設断念」を「普天間の閉鎖・返還」と表現を変え、在沖海兵隊の撤退を「大幅な削減および米軍基地の速やかな整理・縮小を図る」ことを求めた上で、事件の根絶や遺族への謝罪、補償などを日米両政府に求める修正案を提出したが、賛成少数で否決された。
  公明は与党・中立案、自民案の両方に賛成した。
  決議前に全員で被害女性に黙とうをささげた。】

●沖縄の全県民の叫びと一刃は「辺野古移転反対→海兵隊撤退→地位協定改定」へ
(GG:「辺野古が唯一」との安倍のオバマへの発言。沖縄の人にして見れば土壇場でまたしても裏切られた思いだろう。オバマにして見れば、その一言で安堵したに違いない。安堵とは”安倍は噛みつかない”という安堵で、「『辺野古』の『へ』の字も言い出さない」と言う安堵だ。これこそが安倍・オバマ会談の内容であり、「50分に及んで安倍はオバマに抗議した」と本土の大手メディアが一切伝えない会談の本音ではないのか!
 翁長知事の「日本の独立は神話」発言はこらえ切れない堪忍袋の緒が切れた一刃だったろう。そもそも普天間基地返還問題から辺野古への移転が取りざたされたのであり、普天間返還は1995年(平成7年)9月4日に沖縄県に駐留するアメリカ海兵隊員2名とアメリカ海軍軍人1名の計3名が、12歳の女子小学生を拉致した上、集団強姦した強姦致傷および逮捕監禁事件(沖縄米兵少女暴行事件)が発端で、実行犯3人は地位協定に基づき日本側に引き渡されず日本の検察・司法が届かない治外法権が明らかになった事件だ。そして沸き起こった「普天間基地返還運動」が裏ルートで事が運ばれたのだろう、いつのまにか「移設問題」になり、いつのまにか「辺野古移設」に仲井間沖縄知事がサインしたという経過をたっどって、今日の沖縄の20歳女性暴行殺害死体遺棄事件がある。沖縄全県民の”植民地下”の最低限の人権擁護の叫びだ!
沖縄県民の一刃は辺野古移転阻止から海兵隊撤退へ、地位協定改定へと真髄に迫っている)

【米軍の風俗活用が「解決策」 橋下氏が再び持論
琉球新報2016年5月23日 11:23
 前大阪市長でおおさか維新の会前代表の橋下徹氏が21日、米軍属女性死体遺棄事件を受けて、米軍関係者の事件防止としてかつて掲げた「風俗業の活用の検討」をあらためて展開した。これには「女性蔑視」などと多くの批判が寄せられている。
 さらに橋下氏は米軍関係者の犯罪を米軍基地ある故とする報道を「移民差別」だとし、地位協定で保護されている米軍関係者と移民と同一視した。論理のすり替えと批判が出そうだ。
  21日の自身の短文投稿サイト「ツイッター」でつぶやいた。橋下氏は市長時代の2013年に海兵隊の風俗業活用を在沖米軍側に提案し、県内外や米国から批判を受けて謝罪していた。
  米軍関係者の事件事故の再発防止について「(以前に)風俗の活用でも検討したらどうだ、と言ってやった。まあこれは言い過ぎたとして発言撤回したけど、やっぱり撤回しない方がよかったかも。きれいごとばかり言わず本気で解決策を考えろ!」と持論を展開した。
  このほか「朝日・毎日新聞をはじめとする自称人権派が米軍基地の存在を問題視している。ちょっと待て。日本人の殺人事件の比率と比較をしたのか。外国人だけと殊更批判するのであれば、自称人権派がいつも叫ぶ移民差別の流れになるぞ」と移民排斥の論理と重ね合わて批判した。】

●橋下は「屈辱感より算盤」に敏感なポン引き顔負けの政治屋か
(GG:橋本は2013年5月に海兵隊普天間に行ったとき司令官に「もと風俗業を活用してほしい」と提案している。大阪市長が風俗業のポン引き顔負けの発言をして、司令官も口をアングリ、返す言葉も無かったという。その後発言を撤回しているが攻守異才を放って、世界政治などどこ吹く風女性蔑視発言の意に介していない。庶民的に一見見えるが問題の所在を全く分かっていない、ただ対決政治感覚と大阪芸人のキャラをウリにした悪しきポピュリストだ。発言の裏には常に政治計算が有り打算がある。橋下算盤から弾いたモウケに立って表の発言をする。「風俗の活用でも検討したらどうだ、と言ってやった。まあこれは言い過ぎたとして発言撤回したけど、やっぱり撤回しない方がよかったかも。」と、ヌケヌケと言い打し始めた。彼には”屈辱感より算盤”の方が敏感なようだ)


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