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七里GGニュースウオッチ6/27⑴:変わらぬ東電の隠蔽体質と官僚・原発専門家は住民より原発利権優先

2016-06-27 10:14:08 | 日記



【「管理に170年」…安全判断先送り、再利用方針  毎日新聞2016年6月27日 08時00分(最終更新 6月27日 08時18分)
環境省非公開会合
 東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染土を巡り、環境省の検討会が再利用の方針を決めた際、法定の安全基準まで放射能濃度が減るのに170年かかるとの試算を非公開会合で示されながら、長期管理の可否判断を先送りしていたことが分かった。環境省は汚染土を道路の盛り土などに再利用し、コンクリートで覆うことなどで放射線を遮蔽(しゃへい)するとしているが、非公開会合では盛り土の耐用年数を70年と提示。道路の供用終了後も100年間の管理が必要で、専門家は「隔離もせずに計170年もの管理をできるはずがない」と厳しく批判している。】
 
●専門家は二分、良識派も。安倍退陣が唯一の解決策
(GG:なぜ環境省検討会は長期管理の可否を判断しなかったのか?東電のプレッシャーが相変わらず強いことを物語っている。そして環境省は地元住民の健康より東電の判断を優先しているということだ。あれだけの大事故を起こしながら「メルトダウン」の事実に反してメルトダウン言葉も使わせない反省の言葉の舌の音も乾かぬうちにまだ環境省にプレッシャーを掛けているのか、官僚が東電の意向を忖度して可否判断を避けたのか。いずれにしても地元住民の健康は無視していることに変わりはない。度し難い官僚と専門家の検討会であることがハッキリした。東電の隠蔽体質も改まっていないこともだ。検討会は即解散して地元住民や海外からの専門家を交えた新検討会を組織すべきだ。そもそも汚染土壌は数百年単位で環境を汚染し続けることは自明で放射性廃棄物の最終処理は世界での難問になっている。保守の論客の西尾幹二氏すら原発に反対し、小泉純一郎元総理でさえ真意は今一不明だが原発反対の論拠に放射性廃棄物の最終処分方法が見いだされていないことと原価が高い事を上げている。原発の実態は地震大国日本では成り立たないのは自明だ。原発稼働勢力は原発利権に目がくらんだ利権政治の仕掛け人だ。選択肢はない!アアダコウダ言うより常識で判断できる。東電をはじめ原発の利権が巨大なのと原発を初めて薦めたアメリカ原発会社の支配の今なお継続していることがわかる。安倍内閣を退陣させる以外ない)


七里GGニュースウオッチ6/26⑸:ロンドンで混迷深まるが議論の排除=民主主義否定論の台頭は自殺行為

2016-06-27 01:34:00 | 日記


【英投票、やり直し請願250万人 ロンドン独立署名も   共同通信2016年6月26日 09:44
 【ロンドン共同】英国民投票で欧州連合(EU)離脱の結論が出たことを受け、英下院の請願サイトで26日未明までに、投票のやり直しを求める署名が250万人を超えた。インターネット上ではロンドンの独立とEU加盟を求める署名活動も展開され、約15万人の署名が集まった。
 いずれも実現可能性はほとんどないが、僅差の結果だったことで、EU残留派の反発が強まっている。
 請願は投票前から出され、投票率が75%未満で、多数だった方の得票率が60%未満だった場合、やり直しを求めるとの内容。実際の投票率は約72%、離脱支持は約52%だった。】
【英投票やり直し請願180万人超 EU離脱受け、下院サイト   共同通信2016年6月26日 01:11
 【ロンドン共同】英国民投票で欧州連合(EU)離脱が決まったことを受け、英下院の請願サイトで25日までに、投票やり直しを求める署名が180万人を超えた。離脱が決定した後、請願サイトはつながりにくい不安定な状態が続いた。英メディアによるとアクセスが集中し一時、ダウンしたという。
 請願は国民投票前から出されており、国民投票の投票率が75%未満で、多数だった方の得票率が60%未満だった場合、やり直しを求めるとの内容。実際の投票率は約72%、多数だった離脱支持は約52%だった。】

●この事態を前に民主主義を否定してはならない、時間をかけることこそ知恵
(GG:8時間で180万人が250万人に膨れ上がる?ロンドンがイギリスから独立しEU加盟??!!混迷が深まっている。政治参加が混迷を呼んでいると言うより、時間がかかるということ。必ず打開策は見つかるだろう。
 一部地域の政治性が先行していると言うのに過ぎない。この事態を前にして民主主義を否定してはならない!!EU参加各国でも日本でも起こりうる現象だ。
 早とちりかもしれないが、すでに日本でも「民主主義は死んだ」ようなことをノタマウ佐藤勝氏などが思想家ぶってセンセーショナルなご託宣を披露しているが、マスコミが取り上げやすい、自著が売れやすい売名発言にGGには見える。民主主義を否定して独裁国家を望むのか?!そこはさすがに佐藤勝氏は言及しない。幻想であっても民主主義や平和は現在生命力があるのだ。
 GGはテロを必ずしも否定するのもではないが民主主義の不十分を知りつつ比較最良のものが選挙だと認識しており、この点は揺るぎない。時間をじっくりかけて分裂するをがやむを得ない判断結果ならそれに従うまでで、必ず妥協策が見いだせるはずだ。結論を急いだら大きいか小さいかはともかく失敗は免れないだろう)


七里GGニュースウオッチ6/26⑷:条件出さぬ鳩山のヤワさとアヤウさのAIIB諮問委要請への受諾意向 AIIB参加を

2016-06-27 00:34:46 | 日記


【鳩山元首相が中国主導のアジアインフラ銀諮問委に 金総裁が昨秋打診、快諾の意向 「世界は日本が加わらないことに不安感」    産経新聞 - 2016年6月26日
 鳩山由紀夫元首相は26日、北京市内で記者団の取材に応じ、中国主導の国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群総裁から「国際諮問委員会」の委員就任を打診されていたことを明らかにした。まだ正式な要請は受けていないが、鳩山氏は快諾する意向だという。
 一問一答は以下の通り。
 --総裁からどのような依頼があったか
 「まだ正式に話はいただいていない。昨年11月に北京を訪れたときに、金立群総裁にお会いした。私はもともとAIIBに日本は参加したほうがいいと、こういうときに日中が協力する姿を見せることがアジアの国々にどんなに安心を与えるだろうかということを申し上げていた。そのことをご存じだったんだと思う」
 「お会いしたときにAIIBのスタート後、引き受けていただけないかというお話はあった。自分としては時間のある限り、ありがたい話であると。このことで日中がより仲良くなるということであれば、ありがたい話だ。前向きに話を進めたいと思っていたが、それ以降、金総裁からは最終的な話はいただいていない」
 --会ったのは昨年11月だけか。それ以降、書面などでの要請は?
 「そのときだけだ。書面の要請はまだないが、就任の要請があったことは事実だ」
 --今後の具体的なスケジュールなどは?
 「うかがっていない」
 --今回の訪中で金総裁と会う予定は?
 「ない」
 --金総裁から、どれぐらい会議に参加するかや、報酬などの条件面の話は?
 「そういう話も一切ない」
 --総理経験者としての立場でどういった助言をしてほしいなどの話は?
 「私が日中友好のために努力をしている姿をみておられたと思う。私は、日本政府が必ずしも私をAIIBの諮問委員にすることを望んでいないのではないかという話は申し上げた」
 「しかし、そのときに(金総裁は)日本から選ぶというのではなく、あなたを選びたいのだとおっしゃった。そういう意味で、友好にそれなりに努力をしてきていることが金総裁の頭にあるのではないかと推察する」
 --今後は正式に書面で正式な打診があるのか
 「最後は何らかの署名が必要なのではないか。来たらお受けしようと思う」
 --なぜ金総裁は鳩山さんに打診したのか
 「おそらく日本や米国など参加していない国があるけども、そうした国を除外するつもりはないと。従って諮問委員に日本人を入れる気持ちは持っており、それはあなたが一番適任ではないかと。そういう理由だろう」
 --正式に就任後は、AIIBへのアドバイスとともに、日本政府にも改めてAIIBに参加するように呼びかけていくのか
 「私は日本が参加するのが望ましいと今でも思っている。それとアジアのインフラを各地に整備するときに一番何が求められているのかを自分なりに判断したいと思う。日本の企業も大変な技術力を持っているから、そういったものに対する助言などもできればと思っている」
   --元総理という肩書で就任することになれば、日本にとってどのようなメリットが生まれるのか
 「私は日本にとってという以上に、世界はAIIBに日本が加わらないといことに対する不安感を持っている可能性がある。それに対して少しでもそういう不安を払拭することが望ましいと思っているし、また、できれば早く、日本がAIIBに加わるような環境がつくれないかと思っている」
 --諮問委員会の全容についての説明はあったか
 「若干あったとは思う。参加していない国から、米国からも入れたいという考えは持っておられた。(鳩山氏以外の候補として)政治に関わっている方の名前があったように思う」
 --今回の訪中はAIIBの年次総会と関係あるのか
 「まったく関係ない。本日これから、私の持論である『友愛』に関して講演をするのがメーンだ。(出席者は)民間の方だ」】

【AIIB加盟81か国に…ADB上回る見通し   読売新聞 - 2016年6月25日
【北京=鎌田秀男】中国主導の国際金融機関「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」(金立群総裁)は25日、初の年次総会を北京で開き、少なくとも24か国が新たに参加の意向を示していることを明らかにした。
加盟国は、日米が主導するアジア開発銀行(ADB)を上回る見通しだが、運営の透明性などに課題を残したままだ。
AIIBの加盟国は57か国から81か国以上に増える見通しだ。数ではADB(67か国・地域)を上回るものの、AIIBの事務局は39人しかおらず、当面はADBなどとの協調融資に力を入れざるを得ない。それでも融資の開始を急いだ背景には中国の政治的な事情がある。習近平(シージンピン)国家主席の構想から生まれた組織だけに、関係者は「なるべく早く実績を残す必要があった」としている。】

●現状ではFRBの軍門に下らないで、二股を掛ける以外いずれ襲う金融危機回避策なし
(GG:中国がまた各個撃破策。オメオメとその手に乗る鳩山が危なくてしようがない。なぜ鳩山には駆け引きが出来ないのか!相手が望んだら高く売る駆け引きが。「諮問委員会の全容についての説明はあったか」との質問に
 「若干あったとは思う」と条件面の話が「若干でも」OKする脇の甘さというかアホらしさ。「日本の企業も大変な技術力を持っているから、そういったものに対する助言などもできればと思っている」と、日本企業は技術を盗まれないように懸命なのはどこ吹く風だ。中国は鳩山の足元を見ている、無用になれば使い捨てるだけだ。民進党政権の可能性を見た一手だ。
 GGもAIIBへの日本の参加を期待しているが無条件では有り得ない。議論の透明性と決定参加の平等性、投資の債務保証の確かさの確保が条件は最低条件になる。AIIBは現状ではADB(アジア投資銀行)やBIS(国際決済銀行)と互いに補完的に同等の権利で参加するのが望ましいのではないか?
 今後の金融危機は避けがたく、FRBの軍門に下るのではなく同等の権利を保持しながらヘッジは多いほど良いと考える。投資額もその中で自ずから決まるだろう。長期的には円経済圏を積極的に大胆に志向すべきだ)