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七理GGニュースウオッチ6/3⑶:連合が共産外しの「野党統一」先導は野党分裂、岡田封じの策謀

2016-06-03 20:28:35 | 日記


【野党の比例統一名簿へ動く連合 民進・岡田代表は難色  朝日2016年6月3日01時55分
     野党各党の参院選比例区候補が同じ政治団体に結集して戦う「統一名簿方式」をめぐり、民進党の支持母体・連合が実現をめざす姿勢を鮮明にした。与党に対抗するため、野党が連携する1人区に加え、比例区でも「結集」が必要と考えるからだ。ただ、法の規定で団体名に「民進」を使えないため、民進執行部は慎重な姿勢だ。
 連合の神津里季生会長は2日、東京都内で民進の岡田克也代表と会談し、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの両党と統一名簿を作り、協力するよう求めた。会談後の会見で「受け皿はより強固な必要がある。壁を乗り越えてほしい」と期待感を示した。
 民進公認として組織内候補12人の擁立を決めた連合が統一名簿を求める背景には、民進の支持率低迷がある。朝日新聞が5月に行った世論調査では、民進の支持率は7%、参院選比例区投票先でも13%にとどまり、自民(37%、41%)に大差をつけられている。
 組織内では、約4万5千人を抱える全国化学労働組合総連合(化学総連)が5月末、1989年の連合結成以来、産業別組合として初めて離脱。組合員数も90年の800万人から今春には685万人に減少した。こうした中、民進の比例区得票が伸び悩めば、組織内候補が相次いで落選しかねず、野党票を結集できる統一名簿は連合にも利点があると考えたとみられる。】

●守旧利益にしがみつく連合は組員から見放され、財界支持のもとに自公に調和対抗勢力を創ろうと懸命
(GG:見出しが外れているのではなく、記事が的を外している。連合の神津里季生会長の狙いは「比例区での統一候補」ではなく、「共産党外しの野党統一を主導しよう」ということで、「参院比例区統一候補擁立に先手を打った」のだ。
 岡田は拒否したのは良いが、ますます動けなくなった。比例区での統一候補擁立提案した小林節教授の言を拒否し、逆方向からの神津提案を否定したのはいいが。一歩も踏み出せなくなった。つまり、動きを神津に封じられた。ここに記事の事態がある。 
 記事で「与党に対抗するため、野党が連携する1人区に加え、比例区でも『結集』が必要と考えるからだ。」とするのは狙いが分析できていない。おそらく神津里季生の言葉をそのまま垂れ流ししたのだろう。記者の感性を疑う記事だ。
 しかし、①民進党が7%しか支持されていない②化学総連が離脱し連合本体の存在意義が問われているーーことが明らかになった。連合中央の意図と裏腹に支部での中央批判、ないし中央無視は広がっているのではないか。労働貴族が守旧利益を脅かされ、縛りと新方針模索に慌てている姿だ。民進党の分裂は避けられないと見ているが、連合からも分裂を促進する動きだ。民進党の支持率7%の朝日世論調査は深刻な民進党の遅くない未来の姿の予兆だ。
 民進党が衰退することが深刻な事態ではない。深刻に受け止めなくてはならないのは、これまで民進党に代表されたフワフワした支持論拠が雲散霧消しつつあることだ。中間層の崩壊が直撃している。戦後の民主主義のフワフワした部分がガラガラと崩れている。GGにはおおさか維新のしぶとさはここに基盤があると見える) 


七理GGニュースウオッチ6/3⑵:安倍は恐怖のど真ん中でも自公は易々と退陣せず 公明党の全貌を剥げ

2016-06-03 20:26:39 | 日記


【安倍自民に激震 参院選予想で現有割れ「48議席」の現実味  日刊ゲンダイ2016年6月3日
 弱気な勝敗ラインは自信のなさの表れか――。通常国会が閉幕し、参院選への号砲が鳴った。安倍首相は1日の会見で「連立与党で改選議席の過半数(61議席)」を勝敗ラインに設定。3年前の参院選(自民65、公明11)と比べるとかなり低い数字だが、実際、選挙情勢を分析すると確かにそう甘くない。政治評論家の野上忠興氏の現時点での予想では、自民は現有割れの48議席。公明の13と合わせてギリギリ61議席という結果になった。
■東北1人区は全敗の可能性も
 衆参ダブル選を視野にずっと強気だった安倍首相は、これまで改憲勢力の3分の2獲得や、27年ぶりの自民単独過半数を目指してきたはずだった。ところがここにきてトーンダウンである。
  参院選は今月22日公示、来月10日投開票に決まった。定数の半分の121議席が改選で争われる。
 勝敗を大きく左右するのは、やはり1人区だ。32ある1人区の全てで、民進、共産、社民、生活の野党4党が候補者を一本化したこともあり、野上氏は自民の18勝14敗と予想した。自民は新潟、長野、滋賀などで苦戦し、東北の6選挙区で全敗する可能性すらある。
 「1人区は農村地帯が多く、TPPに批判的。安倍政権に対する農業の現場で不満は根強い。東北では福島を除く5選挙区で、従来は自民党を支持してきたような農業団体が、自主投票を決めたそうです」(野上忠興氏)
  1人区の逆風は安倍首相も分かっていて、「18勝14敗」という自民党の調査結果を見て大慌てだったという。
  複数区でも、候補者を2人立てる北海道(改選数3)や神奈川(改選数4)で2人目の当選が苦しい。
■比例票に響きかねない女性たちの“嫌安倍”
 比例代表は15議席という予想だ。
 「自民党の参院選の比例は、過去5回のデータで平均16議席です。最低は2010年の12議席、大勝した3年前でも18議席でした。世論調査でも分かる通り、安倍政権に対する女性の支持は男性より10ポイント前後低い。女性たちの“嫌安倍”感情は比例票に響きかねません」(野上忠興氏)
  第2次政権になっての過去3回の選挙では、安倍首相は常に攻めのイケイケムードだった。しかし、「今回は官邸も『守りの選挙にならざるを得ない』とみているようです」(自民党関係者)という。安倍首相には第1次政権時の07年参院選で惨敗した“トラウマ”もある。
  野上氏の予想はあくまでも現時点でのものだが、マトモな有権者の厳しい判断と野党の頑張り次第で、安倍政権が追い込まれる可能性は十分あるということだ。】

●安倍を支える自公の公明党が曲者、侮っては上滑り負けも有るぞ!

(GG:評論家・野上忠興氏の予想に全面的に依拠した記事。野上氏がどれほど的確な選挙分析をする人物から知らないが、あまりにネタモトが薄弱。安倍は恐怖を振り払って威勢を装っているのかもしれないが、自公はそう簡単に退陣しない。それなりの”盤石”な基盤がある。安倍を倒してもダメなのヨ!まず安倍でいいけれども。日本の庶民をいじめ生活を破壊する戦争勢力は自民党より公明党かもしれないからだ。この根は深い!公明党の解析・究明がもっと必要だ。公明党・創価学会に関する著作は少なくないが全貌はまだ明らかになっていない)


七理GGニュースウオッチ6/3⑴:安倍おごり食事会にNHK島田解説副委員長同席は職掌に恥じないか?!

2016-06-03 20:21:23 | 日記


【安倍おごりの食事会にNHK島田解説委員も同席
孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru  6月3日9時16分前 
首相とメディア②、石川一郎・BSジャパン社長付、小田尚・読売新聞論説主幹、粕谷賢之・日本テレビメディア戦略局長、島田敏男・NHK解説副委員長、曽我豪・朝日新聞編集委員、田崎史郎・時事通信特別解説委員、山田孝男・毎日新聞特別編集委員と食事」朝日、毎日位,矜持を持って断ってよ。】
【首相動静6月2日:6時41分、東京・京橋の日本料理店「京都つゆしゃぶCHIRIRI」。石川一郎・BSジャパン社長付、小田尚・読売新聞論説主幹、粕谷賢之・日本テレビメディア戦略局長、島田敏男・NHK解説副委員長、曽我豪・朝日新聞編集委員、田崎史郎・時事通信特別解説委員、山田孝男・毎日新聞特別編集委員と食事。9時36分、東京・富ケ谷の自宅。】

●NHK島田解説副委員長がオソウバンは「公正・中立」を守れるか?!品位を疑う
(GG:メディアに身を置いたGGにはあまりに見慣れた光景だ。メディア各社の社長が列席しても奇異には感じない。ここに官僚が参加していないことが惜しまれるーーと言ってもいいか。選挙に突入したこの時点で安倍がメディアに御愛想を振る舞うのは安倍らしいが、ミエミエの安倍の接待に相好を崩すメディア論説・解説委員が情けないというかアホらしい。彼らほどポジション・トークに長けている人物は居ないだろう。国際大学学長の北岡伸一や元防衛相の森元敏もポジション・トークは臆面もないことで互角の面々だ。論調製造民間企業が安倍に御愛想談義をするのは批判を抑えるとしてもNHKの島田解説副委員長が雁首を並べるのは注目される。島田解説副委員長が日曜討論番組で中立・公平めかして議論をリードしているが正体はこの”下品な食事会”に参加する感性に現れている。言い逃れの口実はゴマンと用意してあるだろう。そんな言い逃れはもはや通用しない。「中立・公平」を旨とする立場の職掌が、職責を疑われるごく内輪のおごり?の食事会に出張ることがまだ公示日前とはいえ疑問を感じないか!NHKを、職掌を汚す仕業だ。夜を徹して真面目に働いているNHK職員に恥じないか?!)