涙目筑前速報+

詰まるところは明日を知る。なだらかな日々につまずいて
向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

2013年ちくぜんアワード

2013-12-30 23:19:02 | チラシの裏
個人的に今年触れた作品を意味もなく表彰する「ちくぜんアワード」のお時間がやってまいりました。
つうか今年は小説全然読まなかった年だった。

今年何が一番自分の課題になったかって「買ったのに触れない」という事が爆発的に増えた。
仕事している弊害と言えば聞こえはいいが、結果としては自分の怠惰が生み出したものなんですね。
とは言え、買った物量を考えると「これもうできねえな」って感じだったので、来年は「手当たり次第買う」という事を控え、本当に今の自分に必要かどうかを選びつつやっていこうと思う。
金はいいんですけど、時間はどうしても有限なんでね、これは仕方ないと言えば仕方ないと思いながらやります。

ただ、触れる量を減らす分、1つ1つはじっくり味わっていきたいなと思っておる次第。

では、今年触れた作品の中で特に心に残った作品を下記に紹介していきます。
※あくまで自分が2013年に触れた作品なので、2013年より前に出た作品も含まれる。



■マンガ部門

3位:作・あまやゆうき 画・吉田史郎『マガツクニ風土記』

2位:高橋慶太郎「デストロ246」

1位:原作:岡本倫×作画:横槍メンゴ『君は淫らな僕の女王』


今年は小説呼んだと言えば読んだんですが、『境界線上のホライゾン』とか『はたらく魔王様』とかライトノベルしか読んでねえんです。
なので、来年は小説読もうと、そう思うわけです。
その為今年はマンガ部門のみなんですが、マガツクニ風土記なんかは古事記なんかの世界観を使っているなあといった感じなんですが、結構面白く読んでます。

デストロ246は『ヨルムンガンド』の人なので、その続きで読んでいるんですが、惰性感を与えないくらいスピード感と残酷感のあるマンガだと思います。

で、1位。
エロ漫画なんですよね。
あのーこれはね、基本的には男の子の為の読みもの。
でもこれは女の子にも読んでほしい。
男の子というかオスが弱いと感じるのはこの部分なんじゃねえかなと思う。
男の子はこういうギャップに弱いです。
ストーリーとしてはB級に近いものがあるんだけど、その辺のお気楽さも個人的には逆に良かったです。



■音楽部門

●アルバム部門

3位:小林太郎「tremolo」

2位:マキシマム ザ ホルモン「予襲復讐」

1位:Skrillex「Scary Monsters & Nice Sprites」


●楽曲単発部門

5位:サカナクション「ミュージック」

4位:amazarashi「風に流離い」

3位:Basement Jaxx「Raindrops」

2位:The Royal Concept「On Our Way」

1位:Skrillex & The Doors「Breakn' A Sweat」


今年の印象は去年や一昨年に比べると聞く曲が少なめになった気もする。
ライブもワンマンで今年行ったのって米米CLUBやB'Zくらいなもんで、あとはサマソニとかCDJくらいじゃなかろうか。
来年は久しぶりに小さいライブハウス行きたいなー的な。
つっても山賊みてーに暴れる輩がいるのはご勘弁願いたいので、比較的静かなミュージシャンのライブ行きたいです。
何が言いたいかっつうとKYTEはまた来日してくれよなー頼むよー。

アルバムや楽曲部門ではamazarashiや太郎くんが2年連続で受賞となりました。
僕に合ってるんだと思います。

単発部門ではトップ3に洋楽が入ってきましたな。
個人的にはThe Royal Concept「On Our Way」は、もう文句なしで入ると思ったね。




あと5位に入ったサカナクションの「ミュージック」も素晴らしい。
最後のパートのぐんぐん上がっていくような展開が好きです。




そして1位。
アルバム、楽曲単発部門同時でSkrillexがきた。



特にこれは今年一番聞いた。
ちくぜん君に新しい音楽のジャンルを見せてくれた。
ダブステップやブロステップというジャンルは今まで全然興味なかったけど、これを元にドカーンときましたね。

今年フジロックに出てたんですけども、サマソニとかにも来てほしいもんです。



■アニメ部門

3位:「みなみけ ただいま」

2位:「のんのんびより」

1位:「はたらく魔王様!」


まずは3位みなみけ。
ここは安定でしたね。

打率(薄い本のネタにされる率)が3割越えの長距離打者の肉率いるはがないや、大正義京アニが放つぽわぽわ鳥類虐殺アニメの「たまこまーけっと」を抑えて、見事2013年の1クール目を駆け抜けてくれました。

やっぱりねたまこちゃんもそうなんですけど、戦犯キャラはダメですね。
もうネットペニスがどうのとか言ってる場合じゃない。
フユキ君の系譜は聖書で言うところの原罪みたいなもんなんですよ(至言)

続いて「のんのんびより」
あのオギ君ですら雰囲気や掛け合いに陥落してしまった魔性のアニメ。
なおオギに至っては原作を買い込んでダメ人間街道に突き進んでおる模様。

いやー良いですね。
れんちょんのキャラや駄菓子屋といい、キャラの掛け合いが好きです。
なにより僕はほたるんが好きです。
あのこまちゃんを狙う野獣の視線、クレイジーサイコレズほたるん。
年末に突如として現れた伏兵アニメでした。

あと、のんのんびよりの淫夢MAD「のんのんけびより」には大いに笑わせてもらいました。

そして1位。
もうこればっかりは他の追随を許しませんでしたね。
個人的にはちーちゃんのおっぱいと顔芸で十分1位だったんですが、テレアポ勇者も良いスパイスになっており、文句なしのちくぜんアワードアニメ部門「2013年最優秀アニメ賞」です。



■ゲーム部門

5位:スマートフォン「Clash of Clans」

4位:PS3「龍が如く5 夢、叶えし者」

3位:スマートフォン「パズル&ドラゴンズ」

2位:PSP「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」

1位:3DS「真・女神転生IV」


5位は最近ガンホーさんとソフバンに買収されたスーパーセルが贈るクラクラ。
エイジオブエンパイアのような雰囲気の設備強化&侵略要素のあるゲームで、エイジの様なややこしさは皆無で、とにかくあっさり分かりやすい戦略ゲームとしてできている感じ。
RTS関連のゲームは比較的入りづらいところがあるんだけど、クラクラなら結構入りやすいのではないかなと思います。

4位は2012年暮れに発売された龍が如く5ですね。
相変わらずべたべたな展開だったんだけどむしろそれがいい。
キャラも完全に安定感が出ており、大吾もやっぱりへたれで安心しました。
次回は幕末が舞台の「龍が如く 維新!」ですが、こちらも楽しみにしております。

3位は現在のスマホゲーム界を爆進するパズドラ。
これ合わないって奴も結構いるんだけど、僕は結構面白くやってます。
あのコンボ決めるパズルの手触り感と、モンスター組み合わせてダンジョンクリアしていく戦略性は結構好きです。
ゲームバランスがインフレ気味になってきたかという印象もあるけど、それでもあの手触り感とお手軽感ってのは、結構気軽にできるという点では、ゲームが持つ娯楽感をしっかりつかんでいるんじゃないかと思います。

2位は今更ですが初代ダンガンロンパ。
いつかやろうやろうと思ってここまで来てしまい、アニメがちょうど契機になったわけなんですけども。
アニメを1、2話見てガツーンってきて、VITAでやろうと思ってたけど我慢できず、PSP版を取り急ぎやっちゃったというくらい熱かった。
あの学級裁判のスピード感の良さや、事件の演出やヒントを解いていく時のワクワク感は本当に良かったです。
もちろんリロードは買ったので、早く2遊びたいです。

そして、今年1位に輝いたのはやっぱりこれ、女神転生Ⅳ。
まあ偽アトラス信者のちくぜん君には、もうこのシリーズは約束されたシリーズでしょう。
もうネットでは方々でDLCゲーだの消化不良だのPS系列でやってたらだの散々で、おまえらという人種に今度という今度は見切り付けました。
いや元々つけてましたけども。

個人的には結構お手軽になったんだなという印象はあったけど、逆にそれは良かったです。
僕としては遊びやすいなって部分の方が勝ったんだろうね。
あと、中にはどこでもセーブできるのが嫌だって言う奴もいたんだけど、もうこの辺は時代に乖離してんだなあって感じもしました。
このご時世にセーブポイント式でやってる方が嫌ですよ僕は。
思うのはいつでも中断できる選択肢を持たせたゲーム作りの方が助かるという事です。
PS時代の初代ペルソナやドラゴンクォーターみたいな作りのセーブポイントは、多分もう好まれないというか求められてないレベルだと思う。
それはそれでやりごたえがあるんだけど、それは時間がある程度確保できるという前提の元成り立っているわけで。

この辺は好みや言い方の問題でもあるんだけど、個人的にはセーブがいつでもできるって方が結構とっつきやすい感じではあるよね。
最近の僕としては。

で、ゲームとしても結構メガテンらしい「あの途中からの居心地の悪さ」もしっかりあって、ちゃんと求めていたことはしっかり入っていたという内容で満足です。
戦闘だってあれくらいカラッとしてた方が楽っちゃ楽です。
今のFFみたく映像美で攻めるのもアリなんだけど、何度もみてりゃ飽きますからね。

でも見せ方ってのはとても重要なもので、個人的には「勝ってる!強い!」という印象をしっかり出せるかどうかなんですね。
それが数字なのか映像なのはってのはその人の好みや見せ方がうまいかどうかにかかわってるって感じです。


で、ここまで見て気付くのは、今年は据え置きで遊んだ記憶があんまないですね。
やっぱりね、携帯機でゴロゴロ遊びまくってると面倒です。
PS3起動すんの。
なので、最近は専ら携帯ゲームばっか遊んでるんですが、来年大丈夫かなーという一抹の不安もあります。
別に映像美観たいわけじゃなくて、爽快であったりストーリーがはいってこれたりできればいいんですけど、それを長時間拘束というイメージが付きまとう据え置きゲームをやるモチベーションになるのかどうかってのもあったり。
いや勿論据え置きだからって絶対に長時間拘束ってわけじゃないんですけど、そもそもVITAなんかとマルチで出すんならVITAくらいのボリュームってわけでしょう。
なので、最近その手のマルチ買う時はVITAメインですね。

熱が冷めつつある時ってだいたいこんな感じなんですが、僕個人としては2014年は「選ぶ年」です。
真っ先にバッサリいかれるのは案外この据え置きゲーム系だろうなあっていう雰囲気はします。

要はね、今はゴロゴロやりたい気分なんですよ。
テレビ1つ占拠してガッツリやりてえって気分じゃねえんだ。
オープンワールドを隅から隅まで駆け巡る気分じゃないの。
rainみたいなのを夜にひっそりチョコっとやりたいんだよ今の俺は。
あ、でも龍が如く維新みたいなやりてえって感じのやつはやりますけども。
その「やりてえ」ってのが来年は今年よりも限られるんだろうなあって予感がする話です。

つってもアレですけどね。
ここまでやる気ねえやる気ねえ言うてますけど、「ダークソウル2」とかガンガンやりたいですね。
そして、自分の中で当たるゲームっていきなり来るからね。
来年の末は「いやー据え置きも今年楽しいのあったなあ」なんつって迎えたいもんですね。

そういう意味ではP5とか超期待してます。



■総括

今年は仕事仕事言ってましたが、ちゃんと遊べるところは遊べてよかった。
で、さっきも言ったけど来年は「選ぶ年」です。
どこに時間割いて、どこの部分をカットしていくか、ある意味シビアな年なんですけど、選んでる時が一番楽しかったりしますからね。


で、選ぶ年に当たって「これだけは徹底してやろう」ってのが「ネットコミュニケーション上の情報の優先度を下げる」です。

いや、ネットの情報自体は多分最大活用すると思うんです。
コンテンツの情報じゃなくて「コンテンツの話題」に関する情報。コレ。
これを徹底して目を向けないようにしていこうと。
やっぱりね、意識しないことを心掛けてはいても、やっぱりクソみたいなまとめブログの不毛なやり合いだったり、SNSや掲示板の不毛な話は嫌でも目に入ってきちゃうもんなんです。
中には有益な話題があるんだけど、それは大体他の媒体でも目にすることはできるっていうところと、その数割程度のメリットの為に大部分を占めるデメリットをこうむる必要はないわけです。

これまでは何とかして折り合いつけていくぞってのはあったけど、来年はもう思い切ってシャットアウトするくらいの勢いでやろうかと思います。
ここ数年やってきて、多分それくらいやらないと、その次の年に繋がらないと感じました。
勿論Twitterやブログはやるんだけども、ひとまず自分の中でモヤッとしたコンテンツに関しては躊躇なく行こうと。
バッサリいこうと。そう思った。そう思ったわけです。

ただでさえ怠惰な性格なので、来年はその辺は日ごろ意識しながら楽しくやっていこうかと思います。
来年も良い年だったと言えるようにしていきます。

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