なみへい☆ブログ

青春時代アタマが固すぎてはじけられなかった後悔から、今頃はじけようとあがくちょっと見苦しい日々の記録

守れ定時制

2009-01-26 01:36:04 | 日記・雑感
25日

朝、二度寝してしまい、家事もそこそこにおおあわてででかけた。
「阪神間の定時制高校の存続を求める会」結成総会に。



いま、兵庫県では、「多部制高校」1校を設置するのと引き換えに阪神間の定時制高校(現在6校)を募集停止(=統廃合)しようという計画が進んでいる。
近年、定時制高校への入学希望は増えていて、阪神間の定時制高校は満杯に近いというのに。

「県は経済的理由で定時制を選ぶ子は少ないというがそんなことはない。働きながら学んでいる子は、正規雇用の子はいない。学費の免除を受けている子が4割、それ以外に生活保護を受けている子もいる。母子家庭が圧倒的」
「不登校の経験者も多いが、規模の小さな学校のなかで、いまは1日も休まずに来ているこどもが何人もいる」
「新設校は、非常に交通の不便なところに予定されている。働きながら学ぶ子が通えなくなる」
「高等特別支援学校を併置するとしているが、職業訓練校であり、すべての障害をもつこどもたちを対象としたものでない。小・中・高すべての課程をもった学校の新設こそ必要」

これだけ貧困と格差が問題になっているのに、弱い立場にあるこどもたちをますます排除することになる。
こんな計画は許せない。
住んでいる地域の高校入試制度改変に反対する運動、地域に根ざしどの子にも豊かな教育を保障する運動にかかわってきたひとりとして、いっしょにがんばりたい。

終了後。
ここからだと、十三のナナゲイが近い。
散らかったままの家の中が頭をよぎったが、毒を食らわば皿までじゃ~。
映画を見に行った。「いのちの作法」

昭和30年代に老人医療費を無料化し、乳幼児死亡率をゼロにした有名な「沢内村」のいまについての記録映画である。

ご覧になっていない方のために、詳しくは書きませんが、「学校と地域」を考えた集会のあとに、「地域で生きる」ことを描いたこの映画。
涙でた。後期高齢者医療制度とか、障害者「自立支援」法をつくった政治家とか官僚とか、こどもイジメの行革をすすめる自治体の長などの方々にも、ぜひ見ていただきたい。

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