旅
2014-09-27 | 詩
わたしは恥ずかしながらこれまで
一人で生きられる、
自分一人でも努力すればなんでもできると
思ってきた節があります。
最近になって少しずつ、
自分一人では限界があること、
一人でやり遂げたと思っていたことも
これまでたくさんの人に支えられていたことを
理解できるようになってきました。
家族や友人
そしてまだ見たことのないたくさんの人々に
お世話になってきたこと。
あたりまえだとおもっていた
周りのやさしさに
遅ばせながら気づく事ができたことを
しあわせに感じます。
私の好きなアイスクリームに使われる原料は
海外の工場からの輸入で、そこで低賃金で働く農家の人達、
学校に行っていない子供もそこで働いているかもしれません。
その子供には親がいるでしょうし、
彼らが食べる食事もまたどこかの家族が収穫したものでしょう。
その農家の人々は、もしかしたら土地を誰かに借りているかもしれませんし、
国が安く貸しているかもしれません。
もしかしたら
その国は今貧しくて
他の国に援助してもらっているかもしれません。
日本に限って言えば、
国立大学の授業料は
全国民の税金から払われています。
わたしが病院にかかるたび、
全国民の払ってくれた健康保険が
ほとんどの金額を支払ってくれています。
そう考えれば、
逆にわたしがお世話になっていない人はいるのでしょうか?
車に乗るとき、
ガソリンがどのように
私の元にアラブの人達から運ばれてきているのかを考えたり、
そのアラブの人達が
ケバブを食べたり、お祈りをしたり、
家族と笑ったり泣いたりしながら日々を暮らし、
仕事をする様を想像したり、
私の好きな本を読みながら、
どのような出版社と作家とのやりとりの上でゲラができ、
文章の間違いを見つける人がいて、
装幀を考える人、本屋さんにおくディストリビューター、
本屋さんのバイトの子、図書館の司書さん、カフェの店員さん、、、
たくさんの人を経ていま、
私のてもとにとどいたその旅を想像する事が
わたしのマイブームです。
食事一つをとっても、
なにかを食べる時、
それに関わっている人達に少しでも思いを馳せることができたら。
テレビをみるとき、
スケボーをするとき、
自分の家で夜景を見ながらねむりにつくとき。
私はいままであまりこういうことを考えずにきたせいか、
こんなことを想像することを
とても楽しく感じます。
周りの人々に感謝しながら生きることができたら、
どんなに世界が小さく、
そして
どんなにか愛おしく感じられるでしょう。
一人で生きられる、
自分一人でも努力すればなんでもできると
思ってきた節があります。
最近になって少しずつ、
自分一人では限界があること、
一人でやり遂げたと思っていたことも
これまでたくさんの人に支えられていたことを
理解できるようになってきました。
家族や友人
そしてまだ見たことのないたくさんの人々に
お世話になってきたこと。
あたりまえだとおもっていた
周りのやさしさに
遅ばせながら気づく事ができたことを
しあわせに感じます。
私の好きなアイスクリームに使われる原料は
海外の工場からの輸入で、そこで低賃金で働く農家の人達、
学校に行っていない子供もそこで働いているかもしれません。
その子供には親がいるでしょうし、
彼らが食べる食事もまたどこかの家族が収穫したものでしょう。
その農家の人々は、もしかしたら土地を誰かに借りているかもしれませんし、
国が安く貸しているかもしれません。
もしかしたら
その国は今貧しくて
他の国に援助してもらっているかもしれません。
日本に限って言えば、
国立大学の授業料は
全国民の税金から払われています。
わたしが病院にかかるたび、
全国民の払ってくれた健康保険が
ほとんどの金額を支払ってくれています。
そう考えれば、
逆にわたしがお世話になっていない人はいるのでしょうか?
車に乗るとき、
ガソリンがどのように
私の元にアラブの人達から運ばれてきているのかを考えたり、
そのアラブの人達が
ケバブを食べたり、お祈りをしたり、
家族と笑ったり泣いたりしながら日々を暮らし、
仕事をする様を想像したり、
私の好きな本を読みながら、
どのような出版社と作家とのやりとりの上でゲラができ、
文章の間違いを見つける人がいて、
装幀を考える人、本屋さんにおくディストリビューター、
本屋さんのバイトの子、図書館の司書さん、カフェの店員さん、、、
たくさんの人を経ていま、
私のてもとにとどいたその旅を想像する事が
わたしのマイブームです。
食事一つをとっても、
なにかを食べる時、
それに関わっている人達に少しでも思いを馳せることができたら。
テレビをみるとき、
スケボーをするとき、
自分の家で夜景を見ながらねむりにつくとき。
私はいままであまりこういうことを考えずにきたせいか、
こんなことを想像することを
とても楽しく感じます。
周りの人々に感謝しながら生きることができたら、
どんなに世界が小さく、
そして
どんなにか愛おしく感じられるでしょう。