「スタンドアップ」★★★★★
1月27日 ワーナーマイカル新百合18:30の回 定員175名入場者15名(女性8、男性7)
隣のスクリーンで10分後上映の「THE有頂天ホテル」はすでに満席。
女性監督ニキ・カーロの秀作で、アメリカ映画の娯楽と対象的に作られる良心作でもあり、映画の持っている存在力を魅せた。
性差別に戦った実在する女性を描くだけでなく炭鉱で働く母親が二人の子供を育てていく葛藤の姿と母 . . . 本文を読む
「THE有頂天ホテル」★★★★☆
1月18日新宿スカラ座①16時20分の回 定員620名入場者約90% 封切5日目
開場25分前に着いたがすでに100名ほどが並んでいる。レディースデイのせいか80%が20代~30代の女性。女高生の三人組み(割引利用か)と母娘も多くみられる。ロビーでは次回のお客で溢れており、混雑の中を誘導に従って外に出される。見終ったお客の顔には満足感が溢れていた。
大ヒットの理 . . . 本文を読む
盟友友澤晃一さんが『演技核心論』を書いた。2時間ドラマの脚本と初監督をプロデューサーとしてご一緒した友澤さんが5年前から始めたワークショップ「T1プロジェクト」をはじめてミュージカルや舞台を数多く発表してきた。
その演技指導から具体的な演技論を書き下ろしている。
すでに俳優をやっている方にとって「集中」「緊張」「リラックス」「才能」等、実践的に役に立つ本だと思う。プロデューサーの俳優に対する安易な . . . 本文を読む
1月13日夜に「映画興行の基礎知識」セミナーが映像産業振興機構事務局長の石川知春が講師で行われた。主催:映画専門大学院大学後援:「映画・アニメCMの全仕事」編集部。
9大都市(東京、横浜、川崎、名古屋、大阪、京都、神戸、福岡、札幌)とローカル(それ以外の都市)との興行収入シェアが1995年ごろまでは60%~70%対30%~40%であったのが現在は25%~30%対60%~75%となっている。
*シネ . . . 本文を読む
「キング・コング」★★★★★
1月12日ワーナーマイカル新百合⑥ 20時10分の回 定員170名入場者35名 封切27日目(ほとんどがカップル)
年が明けて時間が出来たので飛び込んだのが「ロード・オブ・ザ・リング」のピター・ジャクソン監督の作品「キング・コング」
3時間8分を十分に楽しませてくれるお値打ちな(作中で“映画入場料金”と言うセリフが再三出てくる)超娯楽作品に仕上がっている。さすがニュー . . . 本文を読む
1月11日付けサンケイスポーツ「集音マイク」の記事によると公開23日目の1月8日に興収25億円、動員数200万人を突破した。公開12日目にして100万人を突破していた。配給元の東映は興収60億円を目指すとのこと。
私は佐藤監督の作品への姿勢と角川春樹Pの「ヒットさせる」執念が観客に伝わった結果の表れと思う。 . . . 本文を読む
1月10日発表のキネマ旬報ベスト10で1位に2005年1月に公開された「パッチギ!」が選ばれた。監督賞は井筒和幸。
「ガキ帝国 悪たれ戦争」(1981)でデビューした井筒和幸監督と李プロデューサーに乾杯!!
私の公開時の評価は★★★☆☆でした。先輩の故・細越省吾プロデューサーが「ガキ帝国」の際に井筒監督と脚本の西岡琢也さんを初めて紹介されて一目ぼれして「(金)(ビ)の金魂巻」(1985、原作渡辺和 . . . 本文を読む
本日、雪が残る岐阜での94歳の父の介護から開放されて戻ってきました。
今年は新しいチャレンジに賭けるラストチャンスになりました。
これからも“どうしたら日本映画が面白くなって”観客の皆様に指示されるようになるかを映画人として検証と提案をブログで伝えて行きたいと考えます。
これからも宜しくお願いいたします。
皆様のご意見も是非お聞かせ下さい。
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