最近中南米の反米化が注目されています。
ブッシュ大統領の強引なやり方や移民政策に対する反発と理解できますが、どうも国内の貧困層の不満を反米に誘導している感があります。
ベネズエラではブッシュ大統領を「悪魔」と呼んだチャベス大統領が有名です。
この人は徹底的にブッシュ大統領を小ばかにするモノマネが得意です。
反米の結束を高めるために、民族主義も煽り、国名も
ベネズエラ→ベネズエラ=ボリバリアーナ
と変更しています。
これは19世紀の独立運動で活躍したシモン=ボリバールに因んでいるそうです。
チャベス大統領は農地改革や石油国有化政策など、貧困層向けのポピュリズム政治の色合いが強いような気がします。
これはかつて来た道で、アルゼンチンのペロン大統領などが有名です。
しかし、そのペロン政権も結局、アメリカ資本の攻撃に晒されて崩壊していますね。
チャベス大統領は、以前クーデターに失敗して投獄された前歴があります。
国内で議会からの支持が高いのも、反対派が選挙をボイコットしたからだと言われています。
強引なやり方と言う意味ではブッシュ大統領とあまり変わらないような気がするのは
私だけでしょうか。
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