あたりのキッチンが大好きで
毎回楽しく拝見しているのだけど、
今回は相手を慮るというのがテーマ？
ここからはネタバレありです。
↓
阿吽のおやっさんが風邪をひき
店は休業に。
あたりは何か力になれる事はないかと
ラインを打つのですが、
勇気がなくてなかなか送信できない。
やっとの思いで送信すると
「いいえ、結構です」
の一言。
あたりは自分の出過ぎた行為に
後悔するという内容。
あたりは自分に自信がなくて
行動を起こす前に何度も葛藤する子。
やっとの思いで振り絞った勇気は
いとも簡単に・・・
おやっさんが悪いわけでは
全然ないの。
あたりに風邪をうつさない為の配慮だし、
熱で相手を慮るどころではないし、
ましてや中年男がそっけないのは当然。
私もつい最近、
まったく同じ事が起きたの。
スーパーで
おやっさんと同じくらいの男性が
車椅子から車に乗ろうとしていたの。
しばらく陰から、
でっかい車椅子はどうやって乗せるの？
お店の車椅子だったら
又、戻しに行くの？
自分はどこまで踏み込めばいいの？
かを見極めていたんだ。
いよいよ車椅子を畳むときに
お声がけだけでもしてみようと思い、
「お手伝いしましょうか？」
と声をかけると
「結構です」とぴしゃり。
その後、ものすごく器用に畳み
車にひょいと。
その年代の男性は
他人から力を借りるのが
好きではないとか、
見くびるな、とか
いろいろな思いがあるのかもしれません。
その方に悪意がないのは
100％わかるのですが、
「結構です」という言葉は
けっこう心をへし折る言葉なんだよねぇ。
けっこうなだけに(^^;
せめてＮＯセンキューとか
ありがとうを付けて頂けると
ダメージは少ないです。
「大丈夫です。
ありがとうございます」
は完璧ですね。
すみません、えらそーで<(_ _)>
でもおばの私でさえ
へし折られるのだから
若い子はもっとダメージうけて
二度と席を譲ったり
荷物を持ったり
できなくなると思うのです。
声をかける人って
ほとんどの方が悩むと思うのですよ。
先の先まで考えて
一番相手を傷つけない方法で
さりげなく手助けしたいと。
それでも声をかけるまでには
ハードルがあって、
恐らく自分も車椅子に
一度も触ってなかったら、
車椅子の方や杖の方を見ても
全スルーだと思います。
余計な事をしない方が良いと思って。
何が言いたいかというと、
私はおばですから
たいしたダメージでもないし、
今後もお声がけしますよ。
でも若い子にとっては
勇気を出した一言の返しによって
次はなくなるかの
大事な一言なんですね。
で、あたりのキッチンはその後
どうなったかと言うと、
おやっさんが仲良しのハルさんに
叱られ反省し、
あたりに手伝って欲しいと
お願いするというおち。
中年男性諸君。
ありがとうの一言を忘れずに！
