長野ふれあい村から

北九州市小倉南区長野から北九州市任意団体 長野ふれあい村実行委員会が発信します。

葉物野菜の種まきと植付け

2017年09月25日 | 野菜作り教室
9月24日の日曜日です。先週の台風の影響で植え付けが遅くなった分、今日は沢山の植付け作業がありました。苗ではキャベツ、ブロッコリー。白菜とセロリ、種まきは大根、人参、高菜にほうれん草等々。まっさらの長い畝に作業開始です。
植え方は葉の広がり具合や間引きなどにより微妙に違います。それぞれ成長したときのかたちを想像できるとおのずとそれぞれの植え方が理解できるのだそうです。皆さん手分けをして代表の指導の元に植えて下さいました。
それぞれにもみがらと肥料を被せの作業です。籾殻は野菜や花の培土に混入すると通気性や排水性が良くなり根の生長を促進します。
葉物を一気に植えたので昼近くまでかかりましたが、終わってみれば皆さん満足そうでした。お疲れさまでした。収穫が楽しみですね。次は10月8日です。是非ご参加ください。
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ジャガイモの植付けとセル種まき

2017年09月11日 | 野菜作り教室
9月10日の日曜日です。先週にひきつづきの教室です。天候は上々ですが、臨時の教室でしたので少数の有志の方々の参加となりましたが、十分な戦力で助かりました。臨時とはいえ作業は、ジャガイモの植付け、新しい畑に石灰撒き、種植えとサツマ芋のつる返し作業と目白押しです。
まずはジャガイモの植付け作業です。種芋を半分に割って畝に溝を掘り切り口を下にして植えていきます。約10日くらいで発芽します。伸びてきたら、強そうな勢いのある芽を1~2本だけ残して、後は抜き取る作業が待ってます。
1つの芽が1つの株となるので、1ヶ所にたくさんの株が密集していると大きなイモが採れなくなるからです。芽かき作業というやつです。この芽かき作業のおかげでひとつの株に良く日が当たり土の下の種芋から根が生えてジャガイモが大きく成長できるのです。その後は土寄せで種芋の深さを深くしていき、イモが丁度良い大きさで多く収穫できるように調節せていくのです。
その作業の後は、これから秋野菜を植える畑に石灰を撒く作業です。
生石灰を使います。養分の供給というよりも土壌の酸性度を矯正する目的
で生石灰はアルカリ分がとても強いので中和作用に良いからです。雨等で酸性化が進む土壌をアルカリ性へ近づけるための石灰撒きなのです。ちなみに野菜の生育には、土壌のPHが6.0~6.5(弱酸性)が良いとされています。
その後は、セルトレイに種を撒く作業です。テーブルの上での作業です。レタスとキャベツ、サニーレタスの種まきでレタスは発芽するのに光が当たらないと発芽しにくい性質があります。そのため覆土(種の上にかける土)は極力少なくし種が乾いて発芽しにくくなるのを防ぐため新聞をかけて日陰に保存します。種まき後セルトレイを室内においてまめに霧吹きなどで水をかけるか、浅い容器に水を入れ底から水が水上がるようにしておくのも一つの方法です。もちろん発芽したら速やかに明るいところに移動させて畑に移動するのを待ちます。
後はサツマイモ畑でのつる返し」作業です。サツマ芋は蔓を伸ばして四方へと広がります。伸びた蔓の節間から根が出て地中へ入り肥大して芋になりますが、収穫できるほどの大きさの芋にはなりません。この根のことを不定根と言います。不定根を放っておくと、蔓が成長して芋の数が多くなり、芋の肥大のために養分を多く吸収しようとします。
それによって、葉は過剰に茂り、芋が大きくならない蔓ボケの原因になります。そこで、蔓が四方へと伸びて茂ってきた頃、蔓を浮かせて不定根を切ります。これを「つる返し」と言います。「つる返し」を定期的に行うことは、芋を太らせるための大事な作業なのです。
全ての作業が終わった後はここで収穫したタイガーメロンの試食がありました。もちろん美味しかったですよ。臨時の教室でしたが集まって下さってありがとうございました。これからは秋野菜の植付けです。又よろしくお願いします。
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ゴボウの種まきと畑の水やり

2017年09月04日 | 野菜作り教室
9月3日の日曜日です。天気のいい日が続きますが、猛暑はゆるみ快適な気候になってきたようです。秋の気配が濃くなってきたようです。今日はゴボウの種まきと雨が少ないので畑がだいぶ干上がってきたのでポンプで川の水を吸い上げて各畝に給水作業です。
まずはゴボウの種まきです。青色にコーティングした種をあらかじめ作っておいた畝に蒔くための線を専用の道具でひき、線に沿って種を撒く作業です。間隔が2〜3㎝と短く二粒ずつ撒いていきます。結構密集させて撒くんですね。このあと成長し、たくさん芽が出たら間引きの作業がまってます。土を薄めにかけるだけにして、芽が出やすいようにしてあげます。種を蒔いたら、もみがらを薄く敷いてから水をやります。
ごぼうは栄養面から見ると、成分の8割が水分で、ビタミン類もあまり含まれていません。しかし、それを補って余りあるだけの食物繊維の効能があります。ちなみに食用として根は、日本の他、日本が統治していた朝鮮半島、台湾、中国東北部の一部以外では食材ではありませんでした。太平洋戦争中に英米人捕虜がゴボウを「木の根」だと思い、木の根を食べることを強要し虐待されたとして、戦後、日本人将兵が戦犯として裁かれたこともあったそうです。食べ物として与えたのに、文化の違いは時にこのような誤解を招くものですね。
気温は幾分しのぎやすくはなりましたが、まとまった雨の日が少ないので、ゴボウの種まきが終わると各畝に沿ってポンプでの水やり作業です。この先もあまりまとまった雨が望めないとの判断ですが天候の急変でどうなるかは分かりませんが、これでひとまず安心です。
夏野菜の収穫もそろそろ終わりに近づいて来た感がありますが、実のりある収穫量に皆さん満足そうでした。今日もご参加ありがとうございました。又よろしくお願いします。
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