日本も夏休みが近づいてきて、訪タイする人も多くなります。新たに留意する事項が増えました。
タイ民間航空局は各空港に対して、機内に持ち込む液体物の規則の より厳格化を要請しています。
これまでも航空機には、規定により液体物は100ミリリットル以下の容器に入れたものしか持ち
込みが出来ませんでした。が、今後はこれまでの規定を厳密に液体物をチェックするとのことです。
これからは食料、飲料、化粧品など多くのものが禁止リストに含まれるようになったのでご注意を。
禁止リストには、シロップ･ジャム･カレー･ナムプリック（タイのつけダレ）･練り歯磨き・口紅・
シャンプー･スプレー･マスカラやリップクリームなどが含まれています。女性は要注意ですネ。
機内持ち込は、歯磨き粉やカレーも100ミリリットル以下ですヨ。なお 同規則は、タイ民間
航空局の権限下にある28のタイ国内 空港すべてで、すでに６月23日より適用されています。
まだ よく告知されていませんが、７月８月と段々 厳しくなっていくと思われます ・・・
そう言えば、もう一つ 昨年９月頃から厳しくチェックしていることがあります。
近年、タイ人の海外旅行が増えるに伴い、海外から未申告で高額な商品を持ち込み、
オンラインなどで転売している旅行者が多くなっています。タイ入国管理局は、“これら
旅行者は申告と輸入関税の支払いの義務がある” と昨年８月に警告を出しています。
それ以来、タイ入国管理局はタイ関税局との協力の下で、未申告の高額商品の持ち込みの
チェック体制を強化。我々 外国人も同様ですので、高額商品の持ち込みに留意して下さい。
それと、高額でなくとも多くのみやげ物を持って入国すると、“タイ国内で販売するのでは” と、
物によっては、没収もされる時もありますので、多くの持ち込みにも注意が必要ですネ。
未申告での高額商品の持ち込みは、スワンナプーム空港とドンムアン空港に多く、彼らは頻繁に
シンガポール、香港、欧州を訪れては商品を購入し、関税を支払わずに持ち込んでいるようです。
ところで昨日、英国の航空業界専門の調査会社・スカイトラックス社発表の航空会社ベストテンの
ことを書きましたが、世界の空港を評価する「空港ランキング」の2019年度版もまとめています。
＜シンガポールのチャンギ空港＞
＜空港ランキング ベスト10＞
１． チャンギ空港（シンガポール）
２． 羽田国際空港（日本）
３． 仁川空港（韓国）
４． ハマド空港（ドーハ）
５． 香港空港（中国）
６． 中部国際空港（日本）
７． ミュンヘン空港（ドイツ）
８． ヒースロー空港（英国）
９． 成田国際空港（日本）
10．チューリッヒ（スイス）
空港利用者の評価をまとめたランングだそうですが、チャンギ空港は７年連続１位ですって。
タイのスワンナプーム国際空港は47位でした。関西国際空港が惜しくも11位に入っています。
＜羽田空港はチリ一つ落ちていません＞
他に部門賞もありチャンギ空港は「世界一の空港ホテル」「世界一の空港内の娯楽施設」を受賞。
羽田空港は「世界一の国内線空港」「世界一清潔な空港」「世界一バリアフリーな空港」も受賞。
成田空港が「世界一の空港職員」、中部空港が「世界一の地方空港」、関西国際空港が「世界一の
荷物受取サービス」など受賞し評価されてます。 さすが日本の空港はやりますネ。鼻高々です。
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