タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイで 日本という同郷から 今は同県へと移行?

2018年01月17日 | タイのこぼれ話
 
 日本人の方ですか? 日本のどちらから? お仕事でこちらへ? こんな会話が懐かしい …

私が縁あってタイに初めて訪れたのは1970年代のことでした。その頃のバンコク市内は
今と較べると想像もつかない程 小さな寂れた都市でした。 確か一番高いビルは、今でも
存在感があるルンピニ公園の真ん前にあるデュシタニ・ホテルでしたネ。

 
 <デュシタニも来年は新開発で消滅とか>

そして、タイ国在中の日本人も5,000人前後だったと記憶しています。日本人に遇うことも
珍しく、よって 冒頭の挨拶となる次第です。当時は東京でも外国人を余り見かけない島国の

日本から出てきていますので、他国で日本人と出逢うだけで「そうか、そうか、あんたもか。
お互い異国の土地で頑張ろうや」となって、昔は 日本という同郷意識も強かったんですネ。 

その結果 “日本人は日本人同士で集まり易い” なんて批判もされてしまいました。話せない、
タイ人・外国人と付合いたくない という訳でもないんでしょうが、島国で異邦人との付合いの
経験がない業も そうさせていたのでしょう。 昔に駐在していた方、どうお思いでしょう?

 

 さて、2018年の今はどうでしょう。

外務省が出している「海外在留邦人数調査統計」によれば、タイの在留邦人数は史上最多の7万人を
超えました。でも この数字は、旅行法の「海外に3カ月以上滞在する日本人は、最寄りの在外公館に

在留届を提出しなければならない」というルールに則った人数です。在留届を提出していない日本人も
多いと聞きますし、日本とタイを行き来している人数を入れたら、10万人を超えると言われています。

 
 <ラムウォン盆踊りでは多くの日本人が集まります>

タイにバンコク市にこんなに多く住んでいる日本人ですから、街中で日本人を見かけても
「日本人かな?」と思うぐらいで、“日本人の方ですか? 日本のどちらから? お仕事で
こちらへ?” なんて会話は、ゴルフで初めて一緒する人以外、最近は聞かなくなりました。

いや、むしろ日本人同士で「随分と日本人が増えたなぁ~」という迷惑顔になっている感さえ
します。お正月などに初めて海外旅行をした日本人観光客がバンコク市に来て、日本人を多く

 

見かけると「日本人だらけだ」と嘆く人が多いんですが「あんたも日本人だよ」と突っ込みたく
なります。 こんなこと言うのは日本人だけだそうですから、これも面白い話ですよネ ・・・

昔は “日本” という同郷で親しくなりましたが、今はそれが小さくなって “ 同県” になったかな。
その証左に ○○県人会での交流が47都道府県、ほとんどあるでしょう。 同じ県出身と分かると、

 

「○○県のどちらから? お仕事でこちらへ? どちらにお住まいで“ 」と、すぐ親しくなれそうです。
“同郷のよしみ” で親しくなった、なんて話は よく聞きます。ゴルフの県人会対抗戦もありますねぇ~

 同郷意識の単位が小さくなって、日本から同県へ。 タイに20万人の日本人が住むようになったら
同県から同市になるんでしょうか。 それほど我々日本人は同郷に親しみを持つ人種ですネ。  


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