タイもＤＶなどが社会問題になっている ・・・

　　
　タイの三面記事を 聞いていると、タイ人男性の身勝手な事件が多いと思っていましたら
やはり ドメスティック・バイオレンス （ＤＶ） も急増しているようで、社会問題化していますネ。　

タイ保健省が全国253カ所の病院のデータを 基に作成した統計によると、婦女子に対する暴力は
2003年の1,825件から2012年には１万8,000件前後と、約10年で10倍に増えているようです。
その全体の約40％がＤＶによるものと見られており、その被害者は女性・女児・男児が中心です。

　

タイ政府は2008年でしたか、ＤＶ被害者保護法を 既に施行していますが、今後は さらに この法律を
土台にした問題解決の為の体制作りを 強化するとか …　社会問題が日本と同じようになってきました。

　ある病院では、虐待を 受けて手当てにくる女性が、毎日50人以上にのぼっており、原因については、
両親の愛情不足、結婚生活の失敗など複数の要因が複雑に絡み合っている、との報告もあります。

意外とドメスティックバイオレンスは、富裕層にも広まっており、使用人を 性的虐待するなどの被害も
増えていると聞きます。　国立マヒドン大学の付属病院では、以前から医師らが中心になって組織した

　

「ＤＶ認識管理センター」　を 作り、全国各地にも県レベルのＤＶ問題解決センターを
設置するよう政府に呼びかけていましたが、どうなりましたかねぇ～ ？？
　　
　また 同じく国立マヒドン大学の４千人を 対象とした 「家族幸福指標」 という調査によりますと、
離婚率は過去４年間で３倍増、家庭内暴力も全家庭の３割で、発生していることが分かったそうです。

同調査では、少なくとも家族の一人が飲酒問題を 抱えている家庭は61％、ギャンブル依存者も宝くじ、
その他の賭博に病みつきになる割合が、それぞれ59％、40％に増加しているそうですヨ ・・・・

　

この調査での家庭内暴力は、昨年31％となったようですが、虐待を 通報した多くの家庭には、
少なくとも一人のギャンブルやアルコールの依存者が居るとういう報告もありましたネ。

不倫も横行し離婚率も、2009年の11％から2012年では33％に急増し、毎年伸びているようですヨ。
政府は、「飲酒・賭け事などの不道徳な行動で家庭環境は危うくなっていると警鐘を 鳴らしています。

　

　同大学では、啓蒙活動の一環として 「悪徳行為を 止める」 「借金を 止める」 「家庭内暴力を 止める」
「浮気を 止める」 等々のキャンペーンを 展開し、家庭の絆を　強めるよう呼び掛けるとか ・・・
日本でも こんなキャンペーンを やったら良いにねぇ～　　　　


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