石川遼プロは 引退も考えていた、って本当かな？

　
　久々に 日本男子ツアーが盛り上がったようで、やはり石川・松山コンビが いると違いますネ。

そのうえ、今季国内３試合目の石川遼プロが、小田孔明プロとの３ホールにわたるプレー
オフを 制し、2012年11月の 「三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ」 以来となるツアー通算
11勝目を 挙げました。　ゴルフファンも 皆 嬉しかった、待っていた優勝でしたねぇ～

　

自身の名を 冠した大会で、遼クンが16歳の時から成長を 見守ってきた大会名誉会長を 務める
長嶋茂雄巨人軍名誉監督も、石川遼プロの逆転優勝には 大はしゃぎだった、と言いますヨ ・・・

　コースを 訪れていたお父さんの石川勝美氏も 「１年に１回は勝たないと自信が付かない」 と
言っていますが、その通りでしょうネ。　その勝美氏は、久々の優勝に目を 細めながらこんな秘話を …

石川遼プロは、４年ほど前から昨秋まで深刻な腰痛の影響で練習も控えざるを 得なかったようです。
苦しむ息子の姿に、勝美氏は 「遼が現役を 辞めてもいいと思っていた」 と明かしています。

　

本人も 「あの頃は腰が怪しい時期で 思い切り振れず、 練習は最小限しかできなく本当に大変だった。　
主治医と相談しながら、股関節に負担を かけないようなスイングに変えた」 と認めていましたネ。

現在はトレーニングや治療の甲斐もあって不安はなくなったようです。 勝美氏は　「練習すれば上手く
なるのは当たり前」 と体調面に太鼓判を 押しつつも、ライバルの松山英樹プロとの差については
「現状で１、２段は違う。　米ツアーで勝つには、まだまだ」　と辛口コメントも忘れなかったとか。

　

　ある論評で、こんな記事も読んだことがあります。　「松山英樹を 論ずる時には、必ず石川遼が
引き合いに出てくるが、両者のレベルが違いすぎる。　もう引き合いに出すのは止めよう」 「松山

英樹が3000CCのターボ付き大型車であるのに対し、石川遼は1500CCの小型車だ。　松山英樹は
数年以内に世界ランキングの１位になるプレーヤーで、格が違う。　石川遼には低迷する日本男子
ツアーに戻って盛り上げて貰うのがベターだろう」 と・・・

　

その時思ったものです。　「確かに一理あるけど、大リーガーのイチローだって、あんな小兵で世界
記録を 持った大選手に成っている。　石川遼だって世界で戦っていける道はいくらでもある」 と・・・

　皆さんは どう思いますか？　今回の石川遼プロの優勝は、米国で優勝したばかりの松山英樹プロも
出場しているツアーだけに価値がありますネ。　久々に “石川遼 健在なり！” と示してくれました。

記者会見で、“２年前の勝利では、涙の優勝だったが？” という質問に、

　

「現在、北海道で行なっている合宿で、毎日 世界で通用するショットを 練習しているが、それと
優勝を 両立することができた。 同時に課題も見つかったので、報われて泣くというよりは課題が
ある中で勝てた」 とコメントしています。　随分と大人になりましたねぇ～

　でも 今回の優勝は、来年の米国でのシード権を 決めているという余裕も後押ししているんでしょうネ。
石川プロの次戦は、８月７日から始まるメジャー最終戦・全米プロ選手権ですが、この優勝がきっかけに
なって上位に 入れたら 良いですが ・・・　見守りましょう。　　　



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