宗恵の「一期一会」

茶道教室の様子を中心に日々感じたことなどあれこれ綴ります。

10月 2回目のお稽古

2013-10-29 16:47:22 | 宗恵の茶道教室 Part2
10月二回目のお稽古

23日のお稽古は五行棚の薄茶と濃茶。 お二人お出でになりましたので、拝見もばっちり。
10月はこれでお稽古はおしまい。中置のお稽古はまた一年後。
次回は炉ですね。準備しなくては!
五行棚は玄々斎のお好みで中置のお点前に使います。
茶の湯と陰陽五行思想とは深いかかわりがあります。
棚の中に、天板と地板の木、風炉中の火、土風炉の土、釜の金、釜中の水、というように木火土金水の五行を納めるところからの名称です。
10月二回目のお稽古

お菓子は京都・老松の「老松」


十三夜

2013-10-18 14:30:25 | あれこれ
十三夜
昨夜は十三夜でした。 雨が強く降ったり晴れたりと不安定なお天気で、夜になり雨はあがりましたが、曇り空で今年は見えないなぁ、とあきらめておりました。 7時になりお店を閉める時にふと空を見上げましたら…。

旧暦の9月13日、2013年は10月17日。
十五夜を中秋の名月と呼ぶのに対し、十三夜は「後の月(のちのつき)」「豆名月」「栗名月」ともいいます。
旧暦の毎月13日の夜を「十三夜」といっていましたが、9月13日の夜は、十五夜についで美しい月とされ、宮中では、古くから宴を催すなど月を鑑賞する風習がありました。十五夜は中国から伝わったものですが、十三夜は日本固有の風習で、秋の収穫祭の意味もあるのでは、と言われています。
十五夜に月見をしたら、必ず同じ場所で十三夜にも月見をするのだそうです。これは十五夜だけ観賞するのは「片月見」といって縁起が悪いとか。

今年は両方見ることができました!


毎月8日はお茶の日

2013-10-09 15:54:31 | 今日の一服
毎月8日はお茶の日
Facebookに「毎月8日はお茶の日」というイベントがあります。
好きな場所で思い思いの写真をアップするバーチャル茶会。
わたしが以前ヤフーブログでもやっていたので懐かしいです。
今回は出雲焼のお茶碗で一服。
お菓子は福井県あわら市の浅野耕月堂製「松乃露」。





10月 1回目のお稽古

2013-10-03 13:09:31 | 宗恵の茶道教室 Part2
10月一回目のお稽古
10月になりましたので中置(なかおき)のお稽古。
中置とは点前畳の中央に風炉を置くことを言います。
10月初旬から開炉までの時期に行い、日ごとに寒くなり暖かい炭火が恋しくなる時節に、客のほうへ少しでも火を近づけ、水を遠ざけるという心遣いの表れた点前です(『裏千家茶道 点前教則⑦』中置から)。
お菓子は夫の福島土産
三万石製「ままどおる」

10月一回目のお稽古

10月一回目のお稽古
中置は侘びた風情で行うことが多いので、淡々斎好の苫屋棗を取り合わせてみました。
これは棗扱いで半月に持ち、甲拭きがあるのかしら?とお稽古中に気がついた困った先生です。ご教示ください。
浦のとまやの苫屋棗は、昭和11年(1936)の圓能斎13回忌に際して好まれました。
本歌は駒澤利斎作で箱書に「元伯愛樹 庭前ノ銀杏ヲ以テ好ム」とあり、宗旦遺愛の銀杏が材に用いられています。