おみよ残日録

気ままに書きたい時に書きたいことを綴ります。

「おんな城主 直虎」第五回~その三 #直虎

2017-02-12 10:00:00 | 大河ドラマ「真田丸」
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第五回。

この回では次郎法師の言葉で印象に残ったものがあった。

危ない状態になった小野政直を見舞いに行った時の言葉だ。


旗が揺れている、風が揺れている

と言い争いになっていた。

そして、見ているものの心がゆれている、と。


ネットで調べたら、仏教のことばだった。

無門関第二十九関 非風非幡

見方によって、見え方によってそれぞれ違う。

一方から見たことが正解とは限らない。


なんか深いな。


若い時は自分の考えが正しいと思っていたことが多かった。

それを人に押し付けていた。

人の気持ちは考えなかった。


考えだけではなく、こうして欲しいという相手への願いも自分本位だったと思う。

そして、こう言われたことがある。

いろいろ人生経験つんで、本を読んだり、いろいろなことがわかってくると、、、、


あとになって、相手の気持ちがわかったこともある。

もちろん、私の願いも大切だったと思うけど。

気づかなかったこと、最近わかったこともある。

ある部分はお詫びしないといけないな、などと考えることも。


次郎法師はお坊さんだから、これからも仏教の言葉が出てくるのだろうか?

それも楽しみである。