チャ～ちゃんが10歳さんになってもう1週間・・・。
人間もうさぎさんも
年取ってくると時間の流れがどんどん加速してきてるような錯覚に陥る。
若い頃は、10分でも長く感じてたのに・・・。
ここ数年は、いろんな事をしてると
気づくと2-3時間はあっと言う間に経っている。
((￣ェ￣；) >ポリポリ・・・)
チャ～ちゃんの毎日のお目目やお尻のケアをしてても
感覚的には１時間そこらと思っていたら
時計の針は軽く3時間は先に進んでしまっている事がよくある。(*_*)
お尻やお腹にべったりこびり付いた
ガビガビになった軟便や食糞の塊、
両目の目頭にガチコチに凝り固まった涙と目やにの塊と
毎回格闘し始めると
集中するあまりにいつも2-3時間は経ってしまっているのです・・・。(汗)
それだけ
毎日頑固な汚れと格闘している訳なんだけど
巨体のチャ～ちゃんを抱え
(現在軽く
3㎏超～)
無理な体勢を2-3時間もキープしてれば
そりゃ、腰も痛くなるってもんですよね・・・。
チャ～ちゃんは、その間嫌々することなく
お利口さんに
・・・・(・ω・。)＼ ジーッ・・・っとしてくれてますけど。(笑)
なので
ケアに集中してしまいつい時間の流れを忘れてしまう・・
・・という繰り返しなんですけどね。
(´ヘ｀;)ハァ
★
長い前置きは置いといて・・・
そんな過酷なケアに追われるクタクタな毎日ですが
今日は、そんな疲れも吹っ飛んじゃう位の
ちょっと嬉しい出来事が・・・♪ 
若かりし頃は
とても好奇心旺盛で活発だった
チャ～ちゃん。
お家でも、お外でも・・・
いつも元気一杯
あっちゃこっちゃ走り回っては悪戯してました。
9歳さん手前位までは・・・。
やはり
９才過ぎた辺りからでしょうか・・・。
行動範囲がめっきり狭くなり
最近では、定位置であるコタツ下の「チャ～ちゃんスペース」で
一日中ほとんど動く事もなくボーッ・・っと寝ている日々になってしまってました。
チャ～ちゃんが
動かなくなったキッカケは・・・
やはり心臓肥大の影響で動くとすぐ呼吸が息が上がっていた事も1つではありましたが
やはり一番の要因は
『白内障による視力障害の影響』が一番大きかったのでは・・
・・・と感じています。
ここ1年で急速に白内障が進行し
両目共ほとんど見えなくなってしまった事が一番の
原因だったんじゃないかと思うのです。
我が家の
『お外大好き、悪戯大王』だったチャ～ちゃんが、
一日中ケージに引きこもり
何ににも興味を示さなくなり、ほとんど動かなくなってしまった姿を目にする度に
(食べ物は別ですが・・・)
「もう、昔のように楽しそうにしてる姿は見れないのかもな・・・」
・・・って
無性に寂しい気持ちに襲われてしまってました。
やはりうさぎさんも、目が見えなくなってしまうと
物への関心もなくしてしまうんだな・・って改めて痛感させられました。
チャ～ちゃんだけかもしれませんが・・・。
うさぎさんの好奇心って
やはり触感や臭いなんかもあるとは思いますが
やはり目から入る情報が一番の好奇心の素だったのだと今更ながら痛感させられました。
ちゃんと見て・聞いて
ウキウキしたりワクワクしながら感情表現してくれてたのねっ・・・って。(T.T)
あれだけ
ワイヤーネットやコード類・すのこ・・・いろんな物をすぐカミカミしては
ボロボロに破壊してくれてたチャ～ちゃんでしたが・・・。
両目が見えなくなってから、物をまったく齧らなくなりました。
悪戯もパタッ・・と止みました。
昔は、電化製品のコードも隠し忘れた一瞬のうちに目ざとく見つけられては
即効ダメにされていたのにな・・・。
今はついつい忘れてしまっても慌てなくても大丈夫(^_-)vブイ。
カミカミされる心配がなくなったのはいいんですが
かえってそれがちょっと物足りなくも寂しくも思えたりして・・・。
★
元気な頃のチャ～ちゃんは
狭いお家ですが、あちこち探検するのが大好きでした。
隙あらば、玄関・洗面所・浴室・・・と
放牧中、毎回必ず１回は勝手に家中パトロールしてくれてました。
誰もいない暗がりの玄関に行って
立ち上がってクンクンしてみたり、ちょっとそこら辺の物の角っこを齧って悪さしてみたり・・・。
探検をとても楽しんでいたようです。
それに
お台所に立っていると必ず
おやつ(お野菜か果物)を貰えると勘違いし
カシャ・・カシャ・・・爪の音を立てながらフローリングを走ってきては
「わ～い♪ヾ／(*＾～＾*）ノわーい♪ おやつなんでしょ～♪」
・・・って
勝手にくるくる回って大喜びしてました。
その姿がもうたまらなく可愛くて大好きでした。
でも、
そんな姿ももうお目にかかれる事はないんだろうな・・って
勝手に思い込んでしまってました。
ところがどっこい！！
今日、お尻のケア後、チャ～ちゃんをケージの外に放牧し
台所でお野菜を準備していた時の事・・・。
いつもなら
コタツ下の低位置で寝ているはずのチャ～ちゃんだったのですが・・・。
チャ～ちゃんのこれまでの行動可能範囲といえば
ケージからコタツ下までの約1.5mほどの「チャ～ちゃんロード」か
よく動けてもコタツ近辺。
目が見えてる時に把握していたであろう物の位置を
鼻先で確認しつつ慎重に物に沿って移動しているようです。
しかし最近では
いつもの定位置(コタツ下)からケージ入口までの帰還のルートである
「チャ～ちゃんロード」周辺であれば多少コースから外れても
以前よりはウロウロできるようになった気がします。
喉が渇いた時には、わざわざ誘導してあげなくても
自分でちゃんとケージへ戻ってお水を飲んでまた出て来れるようにもなれました。
(前は、一度ケージに誘導してあげると後自ら出こようとはしませんでした。)
ちょっと自身がついてきたのかも知れません。
よかった～・・・。ヽ(´ｖ｀)ノ フッ
(寝てばかりだと足腰の筋力衰えてしまいますからね・・。)
・・・で
今日、また少し進歩あり!!
台所でチャ～ちゃんのお野菜を準備していた時の事・・・。
なんと・・・なんと・・・
突然、背後からカシャ・・・カシャ・・・とフローリングを歩く音がっ!!!
そうです!!!
勇気を振り絞ったチャ～ちゃんが、台所までやって来てくれたのです!!!
今までなら
スタタタッ・・・っと走ってきては、シュタタッ・・・っと一瞬で姿をくらましていましたが
今日は
ゆっくり・・ゆっくり・・・慎重に過去の記憶をたどるように
鼻先で進行方向の障害物を確かめながら
ちょっと臆病そうなへっぴり腰姿で
一生懸命、台所の私のところへ一歩一歩近づいてきてくれました。
(TωT) ウルウル
もうこんな風に
後を追ってきたりしてくれる事もないんだろう・・・って
勝手に思い込んでいたので・・・
感動してしまい、(T∇T*) ウルウル・・っときてしまいました。
★
今まで当たり前だった事が
老いと共に1つずつ・・・
少しずつ・・・いつの間にか出来なくなっていく中で・・・
1つまた出来る様になれた時の喜びといったら・・・。
ただの日常の１コマなのに・・・
ほんの些細な事だったのに・・・
なんでこんなに感動してしまうんだろう・・・。
きっとこの感動って・・・
今だからこそ湧き出てくる感情なのだと改めて思わされました。
チャ～ちゃん・・・
今日は、た～くさん勇気出して来てくれたんだよね?
ママ、すご～く感動したよ・・。
今日の事、絶対・・絶対・・忘れないと思う・・・。
思わぬプレゼント嬉しかったよ・・
ありがとね。
チャ～ちゃん、大～好きっ♪
(*￣Θ￣*)chu‥☆
= END =
