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アンチエイジングの提案―4

2013年09月23日 | Weblog
『酸化』によって私達の体は老化する


老化は、よく『体のサビ』と言われますが、これは酸化を意味しています。この老化の原因となる酸化に対抗して、抗酸化物質をとることによって、アンチエイジングを目指すのが一般的な考えになっていますが、では、そもそもその酸化を引き起こす犯人は何でしょうか?
それは、 活性酸素(フリーラジカル)です。
フリーラジカルは、紫外線を浴びたり、体内で炎症が起きたり、過剰な運動によって体内の筋肉が破壊された時、酸化した物質や防腐剤が入ったものを食べた時、そして、精神的・物理的なストレスを感じた時に発生します。
このフリーラジカルは、細胞の中にあるのですが、困ったことに私たちの遺伝子情報がしまわれている『核』という場所も攻撃します。つまり、活性酸素(フリーラジカル)によって私達の遺伝子を攻撃されることを意味します。
 遺伝子には、細胞が傷つき異常を察知すると自爆する機能があります。これをアポトーシスと言いますが、万が一、細胞の大切な部分が傷つくとアポトーシスをおこし、細胞を意図的に脱落させます。もちろん、細胞は再生しますが、この再生より脱落が多いほど老化を促進することになります。
 また、時には脱落できずに傷ついた遺伝子が残されてしまう場合がありますが、これが『がん』の引き金になることもあるのです。
こうした観点から活性酸素(フリーラジカル)は、老化や病気の元として扱われますが、人間は生きている限り酸化は、避けて通れません。しかし、
『避けられる酸化を避けることが老化や病気を防ぐ秘訣になる』と強く意識することが大切です


免疫力を上げて老化を防ぐ


免疫力を上げると、病気になりにくくなります。病気にならないこと、つまり健康であることは老化を防ぐ最も効果的な方法ですから、免疫力を上げて維持することはとても大切なことです。
 免疫力が高いと、菌やウイルスにも感染しにくくなり、風邪、キズ、肺炎、腸炎などにも強くなります。反対に、免疫力が弱くなると、菌やウイルスの感染により、身体に炎症が起きてしまいます。炎症が起きると老化の最大の原因であるフリーラジカルが発生します。それによって細胞が傷つき、そのかたまりの組織や臓器、最終的には身体が傷ついてしまいます、もし、遺伝子が傷つくと、『がん化』につながる恐れもあります。このようなことから、
『免疫力を上げて、予防につとめることが、老化や病気を防ぐ最善の策』と言えるでしょう。


食生活から免疫力を上げる

栄養は口からしか摂取できません。免疫力を上げるには、免疫細胞の数を増やすことが大切です。それには、バランスのいい食事をすることがとても大事です。細胞は、主にたんぱく質や脂質からつくられますが、その合成には、ビタミンやミネラルも必要になってきます。
特にフィトケミカルという機能成分をもった、キノコ、納豆、オクラなどは 特に免疫力を上げる作用があります。
また抗酸化という面では、赤や紫色した食物、クコの実やブルーベリー、ラズベリーなどは非常に抗酸化の作用が強く、アンチエイジングの強い味方になってくれます。


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