東京大学の前総長、小宮山宏氏は、『課題先進国日本』という書物を著して、環境、エネルギー、資源、住宅、医療、教育など、日本が抱える課題はまもなく世界の課題になる、これを「大変だ」と考えるのではなく、課題の先進国と捉え直すことを提唱して、様々な課題を世界に先駆けて解決するビジョンを示しています。
私は、このように、日本を「課題先進国」という捉え方をすると、今回の東日本大震災は、強烈なインパクトを持 . . . 本文を読む
水木楊氏(作家、元日本経済新聞論説主幹)が、「大惨事の後 価値観が変わる」という記事の中で、都市文明のマイナス面を論じていますが、ではその解決策は何かと問われたこう答えるということが述べられています。
それは、「都市に住むことを止めるわけにはいかないが、田園や森のそばに人々が住んでいたころの知恵と精神をもう一度再評価してもいいのではないか」ということです。
まず第一に、自然は「想定外」のことが . . . 本文を読む
日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞によるニュースサイト「あらたにす」の4月13日に、水木楊氏(作家、元日本経済新聞論説主幹)が、「大惨事の後 価値観が変わる」という記事を書いていました。
水木氏は、「大惨事の後には、必ず価値観の大きな変化が起きます」と書き出します。
そして、日本の最大の惨事は、第二次世界大戦で、その後憲法が変わった。ベトナム戦争では、力の強い者が必ず勝つという物差しが通用しな . . . 本文を読む
明日から出版・広報部の被災地への直接的支援の第一次派遣を行います。宮城県の被災地の支援と取材を兼ねますが、支援が種になります。3.11の地震があったその日岩手県一関市で取材をしていて被災した小関隆史記者(課長)と、普及誌『いのちの環』の編集部に出向中の山本英輔記者です。
2人は同教区で、被災者の住宅の復旧に励んでいる「青年献労隊」に合流して活動する予定です。今でも現地入りするのは困難が多く、明 . . . 本文を読む