扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記

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JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。

文具の魅力 その53 2008.04.19

2008-04-19 23:55:45 | Stationery & Supply
さまざまな事態に備えて予備弾倉を持っておくことは基本中の基本です...................

フルメタルパニックのDVDの中に「最期に弾倉が残っている方が勝ちだ」と言う言葉がありました。
おいらは戦争や闘いをしませんが、これは道具全般に当てはまる厳然たる事実でしょう。

コピー機に紙がなければ無用の長物と化しますし、PrinterにInkがなければ置物にしかなりません。
写真も銀塩時代ではフィルムが、Digitalでは空き容量のあるメディアがなければCameraには意味が無くなってしまいます。

予備弾倉は確かに必要不可欠ですが、確かなこととして道具そのモノのメンテナンスを怠るのであれば事態はより深刻になります。
コピー用紙があってもコピー機が動かなければコピーが出来ません。
まあ字などは自分で書き写すことが出来ますがね。
写真などはPrinterなどのようなカラーを再現することが非常に難しいでしょう。
また写真の場合はフィルム単体だけでは意味がありません。
Digital Cameraの記録メディアの用途は多岐にわたって使用できるモノですので使えますけどね。

モノというのは「必要となったとき」に動かなければ意味がありません。

これは逆説的なことを書くと「必要なときだけ動けばいい」という考えになるのですが、道具というのは往々にして使っていないと動かない事態になることが起こり得ます。
またその場しのぎの為に購入する道具に一生に渡って全幅の信頼を置ける気が全くしません。
というかモノというのは信頼できるとされていても、壊れにくいとされても、

「絶対的な理」
「厳然たる事実」
「すべてのモノが抗えない真実」

として使っていれば「壊れる」のです。
これはだからこそ余計にいつも使えるモノ並びにそのものをサブ的に兼ねるモノを手元に置いておきたい訳です。
メインのモノは主力として使いますので良いモノを使用することはおいらの見地からすると当然のことになります。
そして自ずと長く使えるモノを購入したいと考えています。
ここで重要なこととしてメインで使用するモノというのは極端なモノではない限り金額は関係ありません。

ついでに書く前提としては実用的で有用なモノであることは当然のことです。
またメインで使用すると言うことは「=ほぼ毎日使う」ということも考えられるでしょう。
人というのは常に快適な環境を求めて生活の中での改善したい点を見つける習性があります。
其れが改善されて生活が良くなることに金をかけるんですな。

でも「金がない」という理由で生活で必要なモノを買おうとしない人がいます。
客観的に見ても買うのに十分すぎる理由があるのに、というか当然買うべきモノだと解るものがありますよね。
では、そのものに割くお金がないということを主張するのはどう考えても間違いではないでしょうか?
生活の中に「馴染んでいくモノ」というのはある意味で他のものと一線を画する存在であるモノになり得ます。
欲しているモノの中には優先順位がありますが、その優先順位でも高い位置に属する他の人からすると贅沢品だと感じるモノでも価値観は人それぞれです。
それに毎日使用するモノであるならば、それは贅沢品ではなく「実用品」であり現実的で堅実な投資だと言えるのではないでしょうか?
良質のモノというのはどうしてもCostがかかってしまいます。
それは「材料」や「職人の技術」、「特殊な道具」、そしてそれらを反復することによって起こる「時間」が必要になるからです。
高いから良いモノなのではなくて

「良いモノだから高い」

んですな。
職人が丹誠込めて、手間暇を惜しまず作り込まれたモノだから値段に反映されてしまうトレードオフの関係に過ぎないのです。
職人の立場からすると絶対に「良いモノを可能な限り安く提供したい」という気持ちは抱いているでしょう。
その感情を汲もうとせずに職人の生活を考慮に入れずに「高いことは悪だ」とはおいらは口が裂けても言えません。

おいらが使いたいモノというのはこの種のモノなんですな。
おいらからすると使用頻度の高いもので生活の中で必須のモノに金を捻出する努力をしないというのは怠慢に他なりません。

まあ情状酌量の余地がある場合もありますけどね。
「ワーキングプア」の状態の方達の悲惨な状況を見たり、諸外国の食べることだけでも精一杯な人たちを見ていると何て贅沢なことを考えているのだろうか?という自責の念が湧いても来ます。

高価なモノを購入する理由であってはならないこととして

全てのことに満足することを求めること

があります。
Computerなどでは高価なモノほどハイスペックで最先端のモノが手にはいることは間違いありません。
しかしComputerの世界ほど日進月歩で飛躍的に技術が向上していきすぐに過去の産物に成り下がってしまうんですな。
これはFashionの世界でも当てはまりますし、時間のスパンを調整すると全てのモノで当てはまることになります。

先日も書きましたが、買ったモノというのは今まで生活の中には存在しなかったモノなのです。
よって

モノを買うことがゴールではない

というのは明白です。
家に来てから如何に馴染ませる努力を行なっていくのかが重要なんですよね。
先日も馴染ませていく方法に関して書きましたが、またいずれは書きたいモノです。

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