巨人族の逆襲 -13

ここで当然チャレンジモードによる氷雪平原での移動が開始されると思いきや、昔懐かしいマップ移動が始まった。しかし空っぽの外輪山を完全制覇したPLには迷いは無い。Diablo宜しく左手法により探索を開始する（尚、左(右)手法を採用するか、とにかく真っ直ぐ前進するかで意見は分かれたが、ディヴァイン・オラクルを有するPLの意見が尊重され左手法が採用された）。

アイギスは言う、「私には見える、我らが栄光の道程が」。そして由緒正しきワンダリングによりフロストジャイアントの兵士×1、略奪者×1、狩人×2、ウォー・ソーン・バトル・ブライア×1との遭遇を乗り越え、見張り台で雪合戦の準備をしていたフロストジャイアントの略奪者×3、狩人×2を倒し、再びワンダリングにてフロストジャイアントと動く樹木を撃破した。動く樹木こと、ウォー・ソーン・バトル・ブライアで盛大な焚き火を起こし、ルフ鳥の肉で鋭気を養う。正に伝説的な放浪譚。

巨人族の逆襲 -12

カシーム自慢の船、ペルシロン号は魔法の氷で出来た男らしい形をした船だ。これで氷結海を進み、自然界と元素の混沌界の境界を越え、鬼哭海からフロスト・スパイアへと至る。途中、襲い来るルフ鳥×2やクオトアの一団を撃退し、巨大渦巻きに飲み込まれるフロストジャイアントの船団を目撃しフロスト・スパイアへと到着した。

フロスト・スパイアは訳30マイル四方の島で海岸線はその名の通り鋭く切り立った断崖で囲まれている。中央には氷雪の平原が広がっているらしい。この島はフロストジャイアントの禁断の聖地であり、暁の戦いにおいてプライモーディアル、大洋と水の支配者スールカルを貫いた、コードが投げた槍の一部であると言われている。

断崖に開いた洞窟が接岸可能な唯一の場所のようで、その奥へと進む。突き当たりには整備された港があり、破壊された巨大な船が停泊している。慎重に上陸すると、潜んでいたフロストジャイアントの兵士×2、風守×1、ウィンター・アウル・ベア×1が襲いかかってきた。難なく撃退し、1人のフロストジャイアントを捕虜にして尋問した。しかし彼は既に気が狂れており、有用な情報を引き出すことは出来ない。しかし彼らに恐ろしい変化が生じたことは明らかだ。しかも港にはフロストジャイアントの遺体が山のように積み上げられていた。

地上への出口に続くトンネルを抜け、我々はフロストスパイアの氷原へ足を踏み入れた。