Siesta de Fiesta

ハニエルデイズ、DIAMOND☆DOGS、ジャニ系などのレポブログ。隠しモードがありませんので、ネタバレにご注意!

Endless SHOCK 2/26 千秋楽レポ(カテコ編その2)

2008-02-29 04:06:23 | SHOCK
■Endless SHOCK 2/26 千秋楽レポ(カテコ編その2)

※全部ニュアンスです。記憶違いがあったらごめんなさい!
※1人ずつの挨拶の続きです。

次はMAD
生で彼らがトークしてるのも初めて聴きます。
(路上で彼らとすれ違ったときに実は声は聞いたことはあるのですが/笑)

MADは左右に2人ずつ立っているので、どちらから?とばかりに両側をキョロキョロ見る光一さん。(カワイー)
目が合ったのか分かりませんが、「じゃぁ越岡から」と指名。
当然のことなんだけど、思わず「名前知ってるんだ」と驚いちゃったり(笑)

コッシーの挨拶、キュートでした!
劇中、あまりにもタツミがヤラ好きになってしまってたので、ちょびっとコッシーチェックをするようになってた私
2ヶ月ですごーく演技力も上がっていて(踊りはまだバタバタしてるけど)好感度UP中なのです。
クセのない少年の声という感じで、真面目に語ってくれたんですが、間が面白くて時々笑いがおきてました。

「僕らはこのカンパニーの中では最年少なんですが、もうついていくだけで必死でした。光一くんのサポートを果たしてできていたのか…(客席から拍手)」などなど。
光一さんが「若干1名を除いて、大丈夫だよ」と返事してたのがおかしくて。
ちゃんとリプライがある~~。←そこ?
ちなみにその1名は松崎くんのことですよね。
光一くんの背中を見ながら色々学びましたと言ったのはコッシーだったかしら。

辰巳くんはすんごい素敵なことを言ってくれて。

「ここにいる出演者やスタッフも皆、SHOCKと光一さんが大好きです!」

と。
うるる~
全体的に彼は感動できること言ってた気が。
そうそう、「そんな僕達以上にSHOCKを愛する皆さん云々」ということも言ってたかな?
なかなかこの子は世渡り上手だぞ?

福ちゃんは、セリフもトークも口調が同じでした。
やや棒読みチックなのよね
それが硬く聞こえるみたいで、
「2008年のEndlessSHOCKはこれで終わりますが、僕のSHOCKはエンドレスに終わりません!」と言い切って、光一さんに「なんか校長先生みたいだな」とコメントされてました。
いや、むしろ長嶋監督みたいなのでは?

さくーっと「これでMADは終わり」みたいな空気を作りだす座長に、「オレオレ」とばかりに自分を指差す松崎くん。
美味しいね

つっかえつっかえに喋る松崎くんに客席はクスクス笑い。
いや、笑うところじゃないっす、と言ってたような。
「この舞台に立つの、俺でいいのかな?とか思ったり」と告白すると、「思ったんだ(笑)」とおかしそうに光一さんが笑ってました。
いい雰囲気だなー。

でね、気がついたことが1つ。

コシオカ ユウキ
タツミ ユウダイ
フクダ ユウタ
マツザキ ユウスケ

えええ!
揃いも揃って「ゆうちゃん」なのね!
いっそ「ゆうちゃんズ」というグループ名(4人で活動するとき限定)にしたらいいのに

さて、続いて「今回初参加で難しい役どころだった大倉」と光一さんが紹介。
確かに、あれは前任者のイメージで肉付けされた役だから、新しく開拓するのは難しかったでしょうね。
だからこそ光一さんが雑誌でいってたように、「(キャスティングとして)染まってない人がよかった」んでしょうね。

エイターからすると、ようやくたっちょんらしいトークが聞けた感じなんですが、劇中のセリフが標準語だったり、彼自身に関西人を思わせる雰囲気がない(らしい)ことから、光一さんファンの友人達からは、ここでの忠義さんの関西弁トークを聞いて「大倉くんが関西人だって初めて認識したよー」と言われました。
いつものおっとり口調です

「2ヶ月の間に僕の中で変わったことは色々ありますが、唯一変わらなかったことが体重です。そんな残念なこともありましたが、2回転ターンができるようになったことは大きかったです。ありがとうございました」

こう書くとターンができるようになったからありがとう、と受け取れますが、もっと間になにか言ってたんです
たぶん、いい経験ができたとかなんとか。

光ちゃんからの「RiRiKAさんも大倉も、短い準備期間で仕上げてくれたのでとても頼もしかったです」という言葉が嬉しかったり。
座長の期待に応えられたんだなーと思うと、さすがたっちょんと誇らしかったですね。

ラストはMA
本編の挨拶の順番は屋良ちゃん含むMAが先で、デビュー組の忠義さんがトリ前でしたが、光一さんの直の指名だとやはり先輩格のMAがラストになるようです。
うん、私的にはこれで納得。
本編は本編で納得ですが。
映画のクレジットと同じで順番はなかなか難しいものがありますよね。

まずはヨネから。
「光一くんを支えているつもりが、逆に支えられて」と言ってたかな。
あ、違うかも。
「お客さんにパワーを与えるつもりで、逆に作品からパワーをもらった」だったかな。
捏造してたらごめんなさい

町田さんのコメント「この舞台に立てたこと、本当に嬉しく思います」は、例年以上に重い意味を伴っている気がしましたね。
幸せでした的なことを言いながら光一さんの方をチラっと見るマチコ。
照れるとすぐ視線を外しちゃう座長でごめんねー>町田さん
「見られたよ~」と近くにいた人(誰だっけ。ヨネかな)に報告する光一さん。
それより町田さんににっこり笑い返してあげて下さいな

トリは屋良ちゃん。
光ちゃんの「限界ぎりぎりでやってくれました」というコメントに心の中で涙。
超人である光一さんのライバル役って、本当に限界を試されますよね。
だってある程度並び立てないと説得力がないんですもん。
MAの舞台とかだと噛み噛みになりやすい屋良ちゃんですが、SHOCKは背筋を正すような雰囲気があるのかな。
皆比較的スムースにコメントしていきます。
出だしが「ヤラ役の屋良です」だったのには笑いましたが。
ヨネか誰かが「分かってるよ」とツッコミを入れてくれてました。
自分なりの色を出せたと思う、というようなことと、今後もよろしくお願いします的なことを。

「これで全員ですよね?」と〆に入ろうとする光ちゃんに、「あれ?誰か花束持ってきたりしないの?胴上げは?」とやきもき。
無情にも幕が下りかけ…
ここで小さなハプニング。
幕が下ろされかけているのに気づかなかった座長が、「皆、もう一度前へ」みたいに舞台の前に全員で進み出たんですね。
あの幕って機械制御だし、防音も兼ねてて結構がっしりしてるものだから下敷きになったら大変だと思うんですが。それとも普通に柔らかいのかしら。
とにかく一瞬客席からも小さく悲鳴が上がってました。
たんに「閉めちゃわないでー」ってことかもしれませんけど。

・もちろんまだまだ拍手は鳴り止みません。
だって胴上げ見てないもん!(笑)

再び幕が上がると、そこには座長1人のお姿が。

「さっきもいいましたが…」
この時点で客席から笑いが。
そうなんです、基本挨拶は同じことの繰り返しなのよね、座長は。
でも昔はソロ1曲全力やると頭の中真っ白になってた人だから、3時間全力で走った後なら当然まっちろ状態なんでしょうね。
とにかく終わった気がしない、と。
ただ、気持ちと身体は矛盾した状態にあるとも言ってました。
まだやりたいという気持ちと、既に限界にきている体と。

ずっとずっと光一さんを見ていたいけど、そろそろ休んで欲しいとも思います。
2ヶ月間ありがとう

他には、公演中止という初めてのトラブルが、自分たちにとってはとても大きな出来事だったとも。
show must go onというテーマ自体に説得力がなくなってしまうのでは、とまで思ったそう。
あまり思い詰めないで、と言ってあげたくなりました。
しかしその後光一さんにしては珍しく断言したことがあって。

「ケガをしたこともあったけど、575回1度も手を抜いたことはないということだけははっきり言えます」

カッコいい~

そうだね。
調子が悪そうなときはなかったわけじゃないけども、その中で光一さんはいつでも全力でやっていたと思います。

いつもの決まり文句的挨拶を終えて光一さんが一礼。

そのときに、「おー!」という鬨の声を上げるような感じで、上手と下手から出演者がわらわら走り込んできます。
胴上げされると悟った座長は身を縮こめて怯えてました。

「うわぁぁぁ」←いやがってる感じ(笑)

そんなの関係ねぇ!ってことで、胴上げ開始ー

「もーいー!」「あ゛あ゛あ゛ぁ゛~~~」「怖っ」とぎゃーぎゃーわめく座長さん。
私は光一さんに釘付けで忠義さんの位置を確認してなかったのですが、別の席で見ていた友人によると、いまいち中心には入っていけてなかったようです(笑)
背高くて力持ちなら胴上げ実戦部隊要員でしょうに。

「何回やるんだよー」と必死に訴え、ようやく下ろして貰う光ちゃん。
両膝に両手をついてがっくりうなだれます。
「今年はないと思って油断してました。」
ないと思った理由はやっぱり先導的役割を果たしていたと思われる彼がいないからかな。
そうだ、お姫様抱っこがなかったじゃん
たっちょんが、頑張るべきだったのよ~~
想像するとちょいと恐ろしいけどね(笑)

「高いとこからバク宙したりフライングしたりしてますが、これが一番怖いんです…」とヘロヘロ。
でもきちんと最後には皆に向かって「ありがとね」と言っていたのが印象的。

あまりに胴上げが恐ろしかったからか、その後の一言で「SHOCK」を「しゃっく」と言ってらっさいました。
きゃわゆい。

あと「僕は嫌われているんでしょうかね、僕の回りに誰もいないんですが」と寂しそうに呟いてたり。
確かに座長の周り半径1mほどぽっかり空間が空いてました。
そこはもちろん町田さんの出番
こっそり1歩光一さんに近寄ってました。
他メンバーは相変わらず譲り合ってあまり光ちゃんに寄ってくれませんでした
光一さんに寂しい思いをさせないでよう。
後ろでさりげなくダンサーの藤森さんが「俺が行こうか?」という風な素振りをダンサー仲間に向けてやってましたが、そういうわけにもいかず。

「こんな楽しいカンパニーです」という光一さんから、カンパニーに対する愛情が見えてほっこり

またお会いできたら嬉しいです的な〆でご挨拶終了。

・緞帳が下りてからもしばらく拍手を続けていたら、タタタっと緞帳前に座長が走り出てきてくれて。

「なんどもいいますが、終わった気がしません。このまま夜公演もやりたいくらいで。でもこの(緞帳の)後ろでは、早く撤収作業がしたいとうずうずして待っているスタッフがいるので」と現実的なことを言ってくれちゃって。
そんなところも光ちゃんらしいのです。

「また会えると信じてます」といってハケていく光ちゃん。
私も信じてるよ~~

上手席だったので、下手で一度立ち止まってあらためて手を振ってくれたときに、目が合いそうな角度だったのが幸せでした


以上、長々と書き連ねましたが、
カーテンコールの雰囲気だけでも伝わるといいなと思ってます。



Endless SHOCK 2/26 千秋楽レポ(カテコ編その1)

2008-02-28 23:25:51 | SHOCK
■Endless SHOCK 2/26 千秋楽レポ(カテコ編その1)

※後半はスタンディングオベーションのまま挨拶を聞いてたので、オペラグラスを使える雰囲気ではなかったため(そうでなくてもカテコでは使わない主義ですが)出演者の表情がいまいちはっきり分からない部分もあります。
特に涙もろい忠義さんは、終始すっきりした表情だったとは思いますが、途中涙ぐんでたとしても私からは見えなかったと思いますので、ご想像にお任せします。

・まずは本編からそのまま継続しての出演者挨拶(一礼or三方礼のみ)があり、全員揃ったところで一度幕。
これ以降がカーテンコールとなります。

・再び幕が開くと、ステージには座長が立っておられます。
背後のLEDスクリーンにはEndlessSHOCK千穐楽」の文字。(他に文字があったかどうかは忘れました…下の方に「またお会いしましょう」とはあったようですね、友人曰く。)
正直言うとここの挨拶はあまり覚えてないですねー
あっという間に2ヶ月が過ぎた、というようなことを言ってたと思います。
「時間が早く過ぎていく、そんな気がします」という言い回しをしてて、これが劇中のセリフ「ついこの間まで舞台に立っていた、そんな気がする」にそっくりで、ちょっと笑えたのは覚えてます(笑)
言葉が舞台調になってる

「今日で575回…もしまた次があればすぐに600回を越えてしまいます」

え、次があるんですか?
新作もそろそろ、と思っている私はつい複雑な気分に
ただ、その後の挨拶などで「毎年やっているから来年もあるという風に思っている人もいるかもしれませんが、僕はそうは思ってません」と言ったりで、「どっちなの!?」と翻弄されたり。
といってもこの言葉の意味は「僕は毎年帝劇の舞台に立てるのが当たり前とは思ってません」ということだったようですが。
「皆さんの声があれば、また会えるかもしれません」と括っていたかな?
最後は出演者全員が再びステージ上に揃い、スタンディングオベーションとなって幕がおりました。

そしてここからが千穐楽バージョンのカテコになります。

・終わらない拍手に再び幕が上がります。
ステージ上は先ほどの全員集合のまま。
座長の口調も少しだけ砕けたものに。

「えー、いつも言ってますが、まだ終わった気がしません(笑)」

基本的に千穐楽における光一さんのお言葉というのは大抵同じようなものなので、何回か千穐楽に参加させていただいている身としては、逆に私の頭の中にある記憶が今年のものなのか以前のものなのか曖昧です。
とりあえず似たようなことを毎年言っているのだと思ってくださいませ
他出演者の言葉は初聞きなのでそこそこ記憶に残っているんですけども。

「このままいつも通り夜公演もできそう」と言ってたのは一番最後のカテコだったかなぁ。

「ちょっと硬くなってきたので、ここは大倉くん!」といきなり近くにいたピンクスーツを振り返る座長。
なにか面白いこと言ってくれるよね?みたいな光一さんの表情にめっちゃキョドるシャケ野郎(コウイチ命名)。

「え?オレですか?

おたおたする忠義さんを尻目に、いきなり「大倉さ~~ん!」と叫び出す光一さん。
なにかと思ったら、劇中の「シャンパンいただきまーす!」のシーンを再現してたのでした。

すぐさまカンパニー全員それに呼応して「いただきまーす!」と大倉さんに向かって手を差し伸べてました。(グラスを持っているテイでね。)

「千秋楽に…」←光一さんのみで
「「「カンパーーーイ!」」」←出演者&観客

そうなんです。
これが恒例の会場一体になっての「千秋楽に乾杯」の儀式なんです。
でも今日初めてSHOCKの千秋楽を観劇された方なんかは、一瞬なにごとか分からなかったんじゃないでしょうか。
だって座長、ほとんど前置きなく実行しちゃうんですもの。
昔は「皆で一緒に乾杯しましょう」とか言ってたような気がするんですが。

とにもかくにも、出演者との心の距離が近くなるこの瞬間がとても幸せで
間髪入れずに劇中と同じく「My Pleasure」の曲が流れ出し、全員でsinging&clappingです。
楽しい~~~

歌いながら屋良ちゃんは1人で踊っていて(ちょっとストリートっぽい感じ)、それに気づいたRiRiKAさんや光一さんが笑ってみてる空気感がなんだかすごく温かかったです。
カンパニーのやんちゃ少年を見守ってる感じ。

キャノン砲から発射されたのは銀紙ではなくて赤銅色っぽい紙。
綺麗だったな~

曲が終わると、光一さんが腰を回しながら「本当ならここで俺は腰を振ってるとこだよな」と。←劇中のこのシーンでのコウイチははしゃいで腰回してるので
このまま続けてもう一度1幕からやり直してもいい、と話す光一さんからは、やはりそれなりの名残惜しさが感じられてキュンとなりました。
あの激しい舞台を今すぐにでもリプレイしたいと言うなんて、よっぽどですもの。
光一さんも自分で言ってからその事実に思い当たったのか、「出演者皆どこかしらは身体を痛めながらステージに立ってましたが、こうやって無事終えられたことを嬉しく思います」的なことを言ってました。

ここで座長による出演者の紹介が。

まず女性ダンサーズ
紹介された人以外はひざまずいて拍手を送るんですが、座長も当然ひざまずくわけで。
なんか王族が地面に膝をついているみたいで、うっかりドキドキしちゃいました。
堂本兄弟で地面に座ってる光ちゃんみてもなんとも思わないんだけど(笑)
このときばかりは出演者に敬意を表してるので、光一さんも客席に背を向けてます。
女性ダンサーのときは、「この中に(自分の他に)もう1人だけ、575回全てに出ている人がいます」と赤坂さんを紹介。
といっても名前は出してませんでしたが。
それでも、「この中に…」と言っただけで客席から笑いが起きてたので、やはりリピーターさんは赤坂さんのこと分かってるよねーと思ったり。
多くの場面で光一さんの相手役を務めてらっしゃいますからね。
しかーし。
光一さんは余計なこともおっしゃります。
曰く、
「結婚もできずに575回、出演してくれました。」
とな。

もー
いっそ光一さん、責任をとられては?(笑)
とかいっても、赤坂さんの性格とか知らないのでファンとして歓迎できることかどうかは分かりませんが
ダンスは華美過ぎることもなく、堅実で嫌味がないので私は好きなんですけど。
せっかくだから赤坂さんには反撃して欲しかったなー。
無駄に「結婚できずに」というところでヒューヒュー言うカンパニーの軽い感じがおかしかったです。

次は男性ダンサーズ

続いてJACさん。
現在は社名が変わって「JAE」となっているようで、光一さんも「今はJAEでしたね」と言いなおしてたんですけど、それが私には「ジャイアン」って聞こえて。
そんなはずはないと思ってwebで調べたらJAEでした(笑)

そしてG-Rocetsさん。

黒人さん達はどう紹介されるのかなと思ってたら「チームUSA」でした。
そのジュニアと変わらぬネーミングセンスは社長さんでしょうか…

さて。
後の主要メンバーからは一言ずつ挨拶もありました。

直(ナオキ)さんを紹介するとき、「直さんの声はなかなか聞けないですよ」みたいに光一さんが言ったのを受けて「なにげに気合で“はっ”とか言ってるんだけどね」と返す直さんがお茶目でした。
TVでは特集番組で直さんが話しているのを見たこともありますが、こうやって生で聞くの初めて
落ち着いた低めの声でした。
お顔もそうなんだけど、私には声も藤井尚之に似てる気がするんだけどなー
(共にチェッカーズのファンでもある相棒Y嬢の同意は得られず)
この舞台に出られて嬉しいというようなことと、「光一くんがどんどん上手くなっていくので、僕も油断できないです」といったことを話されました。
いえいえ、とんでもない、と横で俯き加減に首を振っている座長が可愛い
照れ屋さんなんだから。

お次はRiRiKAさん
なかなか話し出さないのでどうしたのかな、と思ってたら。
「もう胸がいっぱいで…」と涙をぽろぽろ。
一生懸命、一言一言を噛み締めるように言葉を紡ぎだすRiRiKAさんが可愛いのなんの!
最初の涙声で思わず貰い泣きしそうになりましたよ。
出演者の皆さんもひそかに涙ぐんだ人もいるのでは?
声がセリフを言うときと全然違った!
ああ、若いなーとしみじみ(笑)
泣きの雰囲気になると茶々を入れる座長(爆)

「さっき袖では“私、泣きませんから”って言ってたのに」とからかいます。
でもすっかりセンチメンタルモードになってるRiRiKAさん、涙声のまま小さく「すみません…」とか謝っちゃったり。
そんなところも可愛らしかったです。

「出演者の皆さん、観に来てくださる皆さん、温かく見守って下さってありがとうございました」という言葉にこちらもじーん


…また長くなってしまいました。
字数制限にひっかかるといけないので分けます。

Endless SHOCK 2/26 千秋楽レポ

2008-02-27 23:18:06 | SHOCK

■Endless SHOCK 2/26 13時~(千秋楽公演)

※セリフなど全てニュアンスですので、ご了承ください。

<1幕>

・指揮者で登場の光一さん。
「ついに千秋楽を迎えました」とご挨拶。

・オーナーのオオクラさんが「今日はどこからいらっしゃいましたか?」とお客さんにマイクを向けるのですが、2月中盤頃からは色んな席の人に聞いてました。
それが優しさゆえかどうかは分かりませんが、小さなサプライズとして私は見ていてほっこりしました。
「もしかしたら来てくれるかも」とわくわくできることも大切ですもん。
もしくは「絶対来ないだろう」と思ってたらきちゃった!っていう驚きとかね。

千秋楽ではB列(たぶん)の一番上手の方に。
仕込みかと思うくらい、東京近県と答える人がいなくて(私が見た回に限りますが)本当に皆さん遠方からいらしてるんだなーと、私まで感動。

・ヤラがリカのために用意した指輪をケースごと奪いとり、まるでラウンド嬢のようにそれを高く掲げながらステージを右に左に歩くマチダ。
しまいには1人でせっせと撤収作業を続けるオオクラに差し出してました。
プロポーズかよ
それを「いやいや」と手を振ってお断りするオーナー(笑)

・一度引っ込んだオーナーが再び登場するとき、本来は「そこ、片付けておいて!」的なことを袖に向かって叫びながら出てくるんですが、ここもいつからか日替わりアドリブのコーナーになってました。
ヨネの日記にもありましたが、別に変えなくてもいいのに変えてくるチャレンジャー大倉。
こんなところでエイト魂炸裂
ヨコヒナのペースでむちゃブリされると咄嗟に反応できないこともあるけど、基本的に自分のペースでなら面白いこと言える人ですから
(それはヤスもしかり)

話がそれました。
ということでこの日は「泣くな!別れははじまりだ!」と言いながら登場。
本来「邪魔!」とそんなオオクラを怒鳴りつけて、入れ違いに去っていくヤラですが、大倉さんのアドリブにうまく反応できるときは屋良ちゃんも怒鳴る言葉を変えてきているそうです。
このときは確か「うるさい!」ってオオクラをはたいてたかな?

・屋上で主要メンバーがわいわいとブロードウェイ散策を計画しているシーン。
色んなミュージカルを見ようと盛り上がっているわけですが、ハケ際にいつもオオクラに「俺の席、コウイチの隣りにしてくれよな!」と無茶な注文をつけていくマチコ…もとい、マチダ。
この回は

「俺の席、コウイチの膝の上にしてくれ!」

でした(笑)

・公園での待ち合わせ時間を勘違いしてたコウイチ。
「じゃぁさんじ」は「じゃぁさんじだろ!」と押し通したパターン。
このムキになってる表情が可愛いのです。
スーツを着て「一応オーナーだからビシっとな」というオオクラのポーズがなんかオリジナルでした。
斜めに立って左足の爪先だけ立てる感じ…って説明しづらい

・ウェストサイドストーリーオマージュなシーンでは、オオクラとフクダが向かい合ってなにやら髪を整えてあげたり礼をしたり。
乱闘のどさくさで色々やっているのでした。
ここは、光一さんも以前は「ガオー」というポーズをとったりしてたんですけど、めっきりお遊びしなくなりましたねぇ

・新聞にコウイチカンパニーが大きく取り上げられて、皆が喜びの歌を歌うシーン。
いつからかマチダ、タツミ…あともう1人は誰?ヨネハナかMADの誰か?…がステップを踏みながら円になってくるくる回るようになって。
ある日それに気づいた座長は、ダッシュで自分も参加
けど、タイミングが合わないとやらないのか、毎回ではない様子。
千秋楽はさすがにうまくタイミング合わせて皆と一緒にぐるぐる回ってました(笑)
円になって回りつつ、さらにその場で自転してる光一さんが可愛い

・コウイチがヤラに「ライバルが増えるのが怖いんですか~?」とからかいながら抱き着くシーン。←そもそもなんでこのセリフで抱きつくのかわからん(笑)
どうも最近光一さんががっつり正面から飛びついてる気がするのですが。
チュ、チューしちゃう!
屋良ちゃんと身長近いから余計ね。

・ワールドアドベンチャーのアイルランド。
大倉さんと米花さんでなにか示し合わせているらしく、お互い上手と下手から踊りながら歩み寄るとき、両手の人差し指を上に向ける仕草をしてました。
(他の日は自分の肩を抱いたり。内輪ネタでしょうね
最後、全員で決めポーズを取るところで、普段は町田さん(かな?)だけが声を出してたんですが、千秋楽では全員が「はっ!」と気合の声を発してました。
カッコよかった~~~

・ジャパネスクの殺陣。
コウイチとヤラの一騎討ちで、屋良ちゃんの刀が折れてしまい。
本当はコウイチ武将に叩き落された刀を拾い上げて階段を上っていくんですが、折れた刀だとコウイチ武将に対して優位に立てないわけで。
そこで屋良さんがとった行動は…

銃で撃たれてのたうち回っているヨネハナの手を踏んづけ、彼が手にしていた刀を奪い取る

というものでした。
す、すごすぎる!!
いきなり踏まれたヨネハナの絶叫も迫真の演技でした。

・それにしても楽にかけての2,3日の光一さんの(ジャパネスクでの)疲労具合が半端なくて。
この場面を見慣れているはずの光一さんファンの私達も思わず「だ、大丈夫かしら」と心拍数上がってしまうほど、階段上るときもなかなか上れなかったり咳き込んじゃったり、本当に限界ギリギリでやっている感じでした。
もちろん常から瀕死の重傷を負った武将として咳き込むような演技もしてますが、25日とかはムセたのか分かりませんが発作のような咳をしてました。
たぶん、演技的に問題ないので我慢せず大っぴらにヨロヨロしているというのもあるでしょう。
そんなリアルな切迫感に手に汗握るシーンでした。

<2幕>

・忠義さんのソロ、感情が昂ぶって泣きが強すぎたのか、ちょっと歌声はかすれ気味。

・退院して(と本人は思っている)古巣に戻ってきたコウイチ。
マリオ似の清掃員のおじさんがハケるときにぼそっと「土管入ったら地下行くよ~」と呟くコウイチが可愛いのです。

・怪しげな置物を見つけて触ってみると「ショーマストゴーオン!」と喋るコウイチさんの銅像。

「…週末は合コン?」

コウイチさん、空耳アワーのコーナーではございませんよ?

・銅像で遊んでたら急にリカが走りこんできたのでびっくりするあまりでんぐり返ってしまうコウイチ。
慌てて立ち上がるものの、なんか様子が変。
一生懸命ジーンズを引っ張りながら「ちょっと待って、なんか食い込んだ…」。
一瞬笑い出しそうになるものの、RiRiKAさん、今日は耐えました!
でもペンタントを改めてコウイチに渡すときに、「大丈夫だよ、もう食い込んでないから」と追い討ちをかけられて苦しそうでした。
座長ってばSなんだから。

・リカに背後から抱き着かれている言い訳は「さっそく新しい技を考えようとして」といって「とうっ」と横飛びしようとするパターン。
そんなコウイチを必死に支えようとしてくれているリカ。
毎度ご苦労さまです

・ビリーではヨネハナに負けたくないと、上着を脱ぎ捨ててはりきるマチダさん。
それを見て負けじと上着を脱ぐヨネハナさん。
なんか可愛い2人だなぁ。
それ見て「よ~し、俺も!」ってズボンのベルトを外しだすコウイチさんを、唖然としつつも止めてくれるヨネハナが頼もしいです。
なんか久しぶりに光ちゃんの下ネタ見た気が(笑)

・そして相変わらずヘロヘロになっているオオクラですが、実は回転自体はむっちゃ早くなってます。
もちろん逆回しのままですが(笑)
2ヶ月という時はすごいですね。
たったこれだけの簡単なことでも成長が見えますよ
つまり、いつも本気でヘタレているってことなんだけど。

腕がパンパンになってしまったらしきオオクラ。
「腕が痛いのか?」とコウイチに聞かれ、「折れたかも…」とベソかくオーナー。
おバカちゃん!
もちろん座長はちゃんと「折れねーよ!」とツッコんで下さいます。
「ほら、もう一度!カモン、サークル!」とコウイチ隊長。
「え~~」と嫌がるそぶりのオオクラさんに「“いや”じゃないの!ほら!」と促すコウイチさんの声が優しくてね。
なんか幼稚園児と体操のお兄さんみたい。
ヒーヒー言いながらちょびっとやって、結局腕が絡まって撃沈。
終わった後になぜか首筋とかをさすってるので、「そこは痛まないだろ?」と座長に呆れられてました。
この師弟関係が好きです。

「体力無くなっちゃったのか、情けねーなぁ」と言われて、「そうなんだよ…」とオオクラが息も絶え絶えに話しかけた相手は銅像さん。
座長さん、慌てて「誰に話しかけてんだ?」と。

・オオクラに「怪我はもう大丈夫なのか?」と聞かれて、例のズボン(パンツ?)食い込みをネタにしてた気がしますが、忘れました

・ヨネハナ、マチダ、オオクラ、コウイチの4人で踊るステッキ&ハットを使ったナンバー。
途中で輪になって、全員が内側を向き、反動をつけて今度は外側を向くといった振り付けがあるのですが、そこでヨネかな?誰かがなにかを言ってるのか目線で笑わせてるのか不明ですが(ここも内輪ネタですね)外側を向いたとき、皆素で笑ってるのが微笑ましいのです。
楽しそう

・踊り終わってから?
それともビリーの前?
場面は忘れましたが、オオクラがコウイチに話しかけたら、ネックレスがヘッドセットに引っ掛かっちゃってて、「ちょっと待って。なんか引っ掛かった」と素直に申告するコウイチさん。
思わず忠義さんも素で吹き出しながら「コウイチ~」と脱力してました。
なんか半分素なのにコウイチ呼びですこ~しトキメいたのはここだけの話

・自分が既にこの世に存在していないと知ったコウイチ。
今日は女優泣きされてました。
光ちゃんって目が赤くならないし、滂沱(ぼうだ)の涙を流すわけじゃないから分かりづらいのよね。
うっすら目元から鼻先にかけて涙の跡が残るくらい。
(ということは、俯いたときに涙を流してるのね)
美すぃ泣き方をされるのです。

・コウイチの復帰記者会見。
「詳しいことはコイツから(聞いてください)」と記者の前に押し出されるオーナー。
ここはなぜか忠義さんの一発芸コーナーになってます。
色々試練があるな(笑)
元ネタがあるのかどうか分かりませんが、本日はがむしゃらに踊って最後に「ガオー」ポーズでした。

・コウイチ最後のショー。
大太鼓はリズムキープも良くて、好調な出だし♪
あとも全てアクシデントもなく、素敵なショーでした。
“Continue”では忠義さんが結構だーっと涙流してましたね。
ヤラはわりとすっきりした表情で「コウイチの遺志を継いで前に進んでいくぞ」と決意を新たにしている風なのに比べ、オオクラは「コウイチ、消えないで」と縋ってる感じで、キャラの違いが出てます。
コウイチ(光一)ファン的には縋ってもらえるとやっぱり嬉しい。
リカも綺麗な涙を流しつつも、結構輝いた表情してるのよね(笑)
もちろん役的にそれでいいんだと思いますが。


えーと。
長くなっちゃいました。
なのでカーテンコール編と分けます。
まずは本編分UP

Endless SHOCK ストーリーレポ 【7】

2008-02-09 04:44:17 | SHOCK
※ネタバレ満載です
※【1】から順にお読みください



“Love and Loneliness”
一気にボルテージが上がったステージにポロロンとスパニッシュギターの音が響き、スッ空気が落ち着きます。(このナンバーは基本的に光一さんのソロです。)
ステージ中央に掲げられた数本の大旗がさっと退けられると、後ろから黒に金糸の縫い取りの入った衣装に身を包んだ座長と、露出多めのセクシー衣装を着た女性ダンサーズが登場。
座長はボルサリーノを目深にかぶっているので目元は見えず。
光一さんのタップオンステージから、女性ダンサーズも加わり、激しい足踏みを経て曲のイントロに。
何度か書いたことがあるのですが、あれだけアクションにしてもなんにしても「吹き替えなし」にこだわる光一さんが、どうしてこのタップを許容しているのかは謎で、私個人としては坂本くんなど数人を除いてはジャニーズ舞台におけるタップはどうしても受け入れられません。
何を言わんとしているかは、深読みで察して下さい(笑)。
といっても別に光一さんに苦言を呈しているわけではなく、ここは彼のこだわりには入らないんだなと意外なだけです(^^;;
見ている人が感動しているならそれでいいのかもしれませんし。

さて、話がそれましたが、スパニッシュナンバーです。
言ってみれば王子の本領発揮の一曲です。
まず最初にチェックするのは、タップが終わってステージ奥に用意された椅子に座る光一さん。
タップシューズからダンスシューズに履き替える様はまさに王族。
なにがおかしいって、男性ダンサーズが光一さんのお手伝いをするんですが、靴一足一足を別々の人が両手でしずしず持っていくんですよ。
シンデレラのガラスの靴じゃないんだから(^◇^;)
他にも鏡を掲げている係とか椅子を運ぶ係とか、いたれりつくせりなコウイチキングダム。
それをナチュラルに享受している光一さんが素敵すぎます。

ダンスはめくるめく「ルージュ・エ・ノワール(赤と黒)」の世界。
情熱と闇。
愛と孤独。
元々フラメンコとか、そんなイメージですけどもね。
光一さんがまずは男性ダンサーズの輪の中で歌い、次に黒人ダンサーズの輪の中、最後に女性ダンサーズに囲まれていたリカをお迎え、という流れが好きです。
最初に男性ダンサーズの輪を見たときは、「ここはどこのホストクラブですか?」と思ったものですが。
今年は妙にホストチックなダンサーが多いような気がするんですが。
パンフ見たら、どうやら兄弟ダンサーもいる模様?
もちろん光一さんがナンバーワン(年齢的にはOBの経営者の方かも)ですけどね。
このナンバーにおけるリカは、RiRiKAさんが一番私的にはしっくりきているかもしれません。
やや挑発的な振り付けとか好きです♪
そして、本来ならヤラが登場すべきシーンで、彼が出てこないことを不審に思い、左右を確認するコウイチ。
その直後にヤラが着替えながら奥のセットに駆け込んできますが、もう間に合わないと悟ったのか、また慌てた感じでハケてゆきます。
ここでも、それに気づいたコウイチさんがちょっとだけそちらを見てみたり。
最初の頃は、全くそ知らぬ顔で踊り続けるという演出だったのが、2年くらい前からこのように変わって、ライバル役がなにかのアクシデントで出られなかったらしいことが伝わりやすくはなったのですが。
後のバックステージでコウイチがヤラに「あの時、誰もが客に気づかれないようにフォローした!」と言い聞かせるシーンで、つい「いやいや、あなた結構キョロキョロしてたし。あれじゃぁバレバレよ?」と心の中で突っ込みをいれてしまいます(笑)
セリフだけ前のままだから微妙に矛盾が出たりするんですよね。
大したことじゃないですけど。

このスパニッシュナンバー、途中でリカがハケた後は、バックダンサー達は皆ペアで踊っているんですが、コウイチは相手がいないので1人で皆と同じ振りで踊ります。
エアーペアダンス?
ヤラが出トチリをしたため人数が合わなかったと考えるべきなのかもしれませんが、だとしたら女性が1人余るはずで…
まさかコウイチとヤラがペアダンスするはずだったんじゃないでしょうねΣ( ̄ロ ̄lll)
さすがにちょっと、それは萌えというよりは寒い…

ラストはコウイチを乗せたセリが上がっていき、そこからの台宙でフィニッシュ。
こんなところでまでアクロバティックなことしなくてもよいのに、と毎年やきもきさせられます。
いえ、カッコいいんですけども。

“Shrine(神殿)”
SHOCKの凄いところは、これだけの場面転換がありながら、暗転が非常に少ないこと。
一瞬暗くなったりはしますが、その時には既に次のセットは準備されていて、後はそれがセリで上がってきたり、後ろから押されて出てきたり、左右から移動してきたりするだけなのです。
無音の中でガサゴソと黒子さんがセットを運んでくる、という暗転の仕方はほとんどなくて(人の手で運べるような大きさのセットがほとんどないという話も…)とてもスムーズ。
それだけにセリなどの機械の故障は致命的なんですけどね。

この最後のギリシャをテーマにしたナンバーへの移行もとても効果的。
台宙を決めた光一さんがハケた後舞台が暗くなり、ドライアイスの煙がステージ上を満たす中、舞台奥に神殿のセットがせり上がってきます。
暗闇の中、そこだけにライトが当てられて輝かんばかり。
そこにたたずむ白に銀ラインのスーツを着たライバル役。
神々しくてカッコいいですよね~
ヤラさんのソロダンスにも気迫が込められています。
先ほどまでの赤と黒のダークな雰囲気から一転して、白が基調のこのナンバー。
うう、眩しくて目がつぶれそう… ←オーバーな。

上手壁側から米花さんが、天井から垂れ下がるぶっといロープを引っ張りながらステージ中央へ。
ちょっとなにかの儀式みたい。
そう思うと、光一さんが登場するまで踊っているMADや町田さんが露払いのように見えてきます。
男性ダンサーさんの後ろに隠れるように、でも全然隠れていない光一さんがたたっと走り出てきて、ロープに掴まり、するすると上に引き上げられてゆきます。
このあたり本当にあっという間なので、なにかに気を取られていたりすると、気がついたら座長はもう天高く昇っていかれた後ということもあったり。
しかしトップアイドルが逆さづりでロープぐるぐるの大技やっちゃうんですからえらいこっちゃです。
そして、そんなにウェイトがないのに、ロープ回しという大役を任されてしまう米花くんも大変!
もっとウェイトのあるダンサーさんやJACさんではなくあえてヨネを任命したのは、やっぱり信頼関係というのもあるんでしょうか。
光一さんを下ろすときに、遠心力で自分まで吹っ飛んでいってしまいそうなところを、必死に踏ん張ってロープを手繰り寄せる米花さんを見ていると目頭が熱くなります。
ストーリー的なことで涙することはあまりないんですけど、こういう情熱や真剣さに胸を打たれます。

光一さんが上空でぐるぐる回っている間に大倉さんもようやく登場。
ロープから下りるところの目隠しとして、ステージセンターにででんと立ちはだかって下さいます。
(その割に後ろが丸見えだけど)
ここもSHOCKマニアとしてはチェックポイントで、大倉さんを先頭に、MADと町田さんがV字型に立っているのですが(越岡くんはヨネのお手伝いでロープに飛びつくようにして引っ張ってます)、光一さんがロープの足輪を外しスタンバイOKになると、「はい」とかなんとか、(光一さんが)声を発するんですよね。
と、光一さんに近い人が前にいる人に軽くタッチして知らせ、ザッと全員が左右に避けて光一さんに道を譲るのです。
もう、この連携プレーがたまらなくカッコいいんですね。
誰が、ではなくて、皆が。
気を抜くことなく、神経を研ぎ澄ませて待っている彼らが好きですし、王者の威厳でもって一声でそんな彼らを動かせる座長も好きなんです。

ラストは圧倒される全員でのピルエット。
それだけにぐらつくと目立っちゃうんですけども。
忠義さんは軸がぶれるというよりは、勢いで回っているので止まるときに跳ねちゃうのが少し気になるかな?
でもダンサーさんでもピルエットは苦手な方も見受けられるので、これは仕方ないですよね。
練習あるのみ、なのでしょう。
光一さんの場合、ロープでぐるぐる回った後なのになんで平気でピルエットができるのかが不思議。
フィギュアスケーター並の脅威の三半規管ですね。
「ジャンクスポーツ」のあの高速回転の機械に一度光一さんを乗せてみて欲しい…

あ、書き忘れてましたが、光一さんの衣装は黒のラメパンツに銀のノースリベスト、上腕に紐飾り。(ブレスレットならぬアームレットっていうの?)
例年通りです。

~つづく~

Endless SHOCK ストーリーレポ 【6】

2008-02-09 04:30:27 | SHOCK

※ネタバレ満載です
※【1】から順にお読みください




~コウイチカンパニーのSHOW 第1幕
『World Adventure』~


ここからは、コウイチカンパニーがブロードウェイに進出してから行っているショー(劇中劇)になります。
幕が開く前のオープニングでは黒人ダンサーさん4人が踊るのですが、今年はここで大倉さんに出番があります。
金糸の縫い取りのある、鮮やかなブルーの上下スーツに、さらに濃いブルーのボルサリーノをかぶって下手壁側より出現。
踊るというよりは要所要所でポーズを決める感じ。
もしかしたら「好きなようにやって」とフリーで踊らされてるのかな。
見栄えのする体躯ですし、ここはもうひたすらカッコいいです。

“AMERICA”
幕が開いて所定の位置にスタンバると、ボルサリーノを下手袖に投げる大倉さん。
帽子を投げられるとどうしても「おお、アンダルシア」って思っちゃうんですよね。
刷り込みです。
このナンバーは目がいくつあっても足りないっす!
下手に大倉さんとマチヨネ、上手に屋良さんとMAD、センターに座長と女性ダンサーズ。
それぞれ振りが違ったりするので、どれも見たい(>_<)
今回微妙に振り付けが変わってましたが、どこかしらコミカルな動きが入るのは例年通り、いや例年以上?
もうちょっとスマートな振り付け希望。
2階席からだと、3列に並んで互い違いの動きをする振り付けがとても綺麗に見れるのでおすすめです。基本的にフォーメーションは上からの方がよく見えますよね。
あとはもうひたすら女性ダンサーズのビューティホーな脚線に目を奪われてジャニ連中を見失う一曲でございます。
ここのダンスはとにかく大倉くんファンの方におすすめです。
なにせ、こんなタイプのダンスを踊っている彼を見るのはMAO時代を含めても初めてでしょうし、感動するくらい複雑な身体の動きもちゃんとマスターして踊れているのですから。

“Jungle”
会場中のスピーカーを効果的に使って、ジャングルの動物達の鳴き声が四方八方から聴こえてきます。
マニアとしては、ここは目隠し役の女性ダンサーズ(G-Rocketsの皆さんかも?)の後ろでお着替えしている光一さんをガン見。
うまい具合にキレイなお背中が拝見できたときは嬉しいものです。←すんません…
多くの振り付けがマイナーチェンジしている中、ここの振り付けが変わらないのはやっぱり屋良さんが振り付けたからじゃないのかなーと勝手に推測。
わりと最近、屋良さんがようやく雑誌でSHOCKでも振りをつけた曲があると告白してくれたので、どれかを振り付けたことは確かなんですが。
でも、多くの人が「アフリカは屋良ちゃん担当だよね」と言うように、私もここだと思うんですよねー。
だって屋良さんのクセとも言えるような振りがあるし。(あの、片腕をグルッと肩から1回転させる振り。SNAKEやFowardにもあります。)
もしそうだとしたら、光一さんの屋良さんに寄せている全幅の信頼が感じられるな、と。
途中、米花さんがリカを抱えて1回転するところがあるんですが、田畑亜弥ちゃんが一番軽々と抱えられてましたね。まりかちゃんはどうだったかなぁ。
RiRikaさんは、ごめんなさい、ちょっと抱えづらいみたいで、たまに最後まで米花さんが回り切れてません(^^;;
米花さん、華奢なのに力技求められることが多いね。気の毒に…
このナンバーでは大倉さんとMADの出番はありません。

“Step On The Earth”
ここのテーマは確か「イギリス」だったはず。
ということでロックナンバー
衣装も少しハードにロックテイストのロングジャケット。
MADはノースリのデニムベストで若々しく。
今までは実現することのなかった、夢の「MAのナンバー」なので、3人ですけど、私は嬉しかったり。
屋良さんのメインヴォーカルにマチヨネのラップ&コーラス。
マチヨネファンは複雑なのかなぁ。
この曲ではいつも町田さんがオラオラ系になるので、見慣れていない人はびっくりするんじゃないかと心配になります(笑)
シコ踏むのかと思うくらい足かっ広げて地面叩いたりしてますからね。
ヤラはマチダと絡んだりヨネハナに近寄っていったりと、元来のライバル役よりは「仲間」という雰囲気で仲良くやってます。

“題不明”
テーマはチャイナ。
下手からリカが、上手からオオクラが青に金模様のチャイナ服で登場。
後ろにそれぞれ2人ずつお供を連れてます。
もう、この忠義さんが登場のときからして可愛いのです!
むっちゃ笑顔vv
全編タップですけど、とてもキレのいい動きで見ていて気持ちいいです。
少林寺や太極拳を意識したような振りとタップがお似合い♪
最後にカメハメ波ポーズするんですけど、そこまで真剣な表情になってても、ここがかならず笑顔なんですよね。
心の中で「カメハメ波~」とか言ってるのかしら。

“題不明”
テーマはブラジル。
サンバな衣装の黒人ダンサーさん1人と屋良さんが向かい合ってのダンスバトル。
屋良さんの気合の入った、めちゃくちゃ細かいフリーダンスが素晴らしいです。
左右の袖からは、姿は見えなくとも、共演者達のはやし立てる声や指笛が聞こえてきて、ここがいかにテンションを上げて挑まなくてはいけないシーンなのかを痛感します。
カンパニーの絆がいいですね。
端席から見ていたときは袖でスタンバっているMADの姿が見えたのですが、主に彼らが声出ししてたみたいです。いい弟分達や~
屋良さんの衣装はアーミー色のダボダボズボンにオレンジ系の染物生地っぽいノースリパーカーで、とてもよくお似合い。
肩からちらりと、後々に登場するときの刺青が見え隠れしてるのがセクシー。

“題不明”
ラストはMA&MAD&大倉さん中心に、ここまでのナンバーに出ていたメンバー総出演でタップ。
テーマはアイルランドでしたっけ。
以前のSHOCKパンフ見れば載ってるはず…
一列に並んでのタップはなかなかに壮観です。
ラストの決めポーズで「ハッ」と町田さんが気合の声を発してて、とにかくSHOCKという舞台は要所要所で皆声出ししながら士気を高めているのが印象的です。

~つづく~