2011年04月のバックナンバー
春の星いつでも夢を歌ひつつ
道後から奥道後まで春眠し
其処にゐぬ人の噂や花の冷
箒もて何と戦ふ花の闇
花曇り坂のうへには雲ばかり
陽炎の石段下りて町へ入る
行く春や金よりほかに悩みなし
花くずに足を休めてをられけり
出稼ぎの人もどりくる春田かな
田起しののちの雨なら存分に
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