最近、父の散髪を2週間に一度にした。ちょっと前までは月一回だったけど父を置いたら
自宅に帰って2~3時間はゆっくり出来るから、月2回にした。
親戚がやっている美容室なので気は遣わないで済む。
この位の我儘は許されるだろう。父はデイサービスとかショートステイは一切嫌うので
利用できないから、せめて、美容室なら散髪を理由に行ってくれるので月2回のこの２～３時間
は有効に使おうと思ってはいるものの特に何もせず、寝てしまう。
でも唯一の楽しみかな？
人のブログは余り見る時間が無いけど見た事によって
励まされる時、同情する時、悔しい時と、色々あるけど
感情はその時だけで、すぐに忘れてしまう。
私は父に坊主頭にして貰いたいけどそれは駄目だった。高校の時、数学の先生が
カツラを被っててそれがよくずれていて笑いたくても笑えなくて何とも言えない複雑な
気持ちだった事を思い出し、その時私はカツラなんて被らずむしろ坊主頭の方が
清潔感が有って断然カッコイイのにと、思った。その思いは今も変わらないし
父の場合は毛が両サイドしか無いからやはり丸坊主の方が清潔感が有ると思う
ので言ってみた。私は禿かけの人の色々な細工が大嫌いだ！
後ろの毛をわざわざ前まで持って来ていかにも前の毛の様に見せている人や
毛の薄い部分に黒い粉を振り掛けていかにも沢山生えている様に見せる。
小細工をしても全てバレバレなのに。
禿は禿でカッコイイと思う。また、カツラを決して否定している訳ではない。
ただ、禿げる事が醜い事の様に思わせるカツラのコマーシヤルにも問題が有る。
父の頭はもう両サイドにしか毛が無いから、全部剃って坊主にした方が清潔感が
あるのでやってみたらと、聞いたら「嫌だ！」と、即答された。
月2回美容室に行ってヘッドマッサージを念入りにして貰っているのは
少し残っている毛に対する細やかな思いやりか？
去年の夏、父の食欲が落ちて色々対策を考えていた時に偶然見た長寿世界一の人の
毎日の食事内容を見て、それを参考にして作っている。少量で品数多くと、いう事なで
もう半年位一日の中でキッチンに居る時間が長い。長寿の要素は3つあって
遺伝が25パーセント、食事、生活習慣が大きく係わっているそうだ。
この事で思い出したことが有る。もう10年以上前に隣のお婆さんが100歳ぐらいで
亡くなったのだけれど、この人は肉、魚、野菜が嫌いで殆ど食べていないにも関わらず
長生き出来た事は、長寿の要素も当てにはならない。料理をしていて時々疑問に思う。
でも、品数多く量少な目は食べていて飽きないので、父は残さず食べてくれる。
