人間賛歌・もっちゃん4649

米寿のお祝いに (追憶の日々)


台風は毎回 大分の竹田を通り道だと決めているようです

今年は特にそう思いました


今回は介護期間の真ん中でしたから 飛行機の欠航も気にならず

心穏やかなものでした


不思議なもので 気にならないとテレビも何も見ないし

母と雨戸を閉め切った屋内で 音楽三昧の日を過ごしました


竹田に来て10日以上になりますが カラオケは

まだ1度も今月はしていません


能動的に楽しむ気分ではなかったからでしょうねえ


音楽療法は脳の活性化に良いと思ってと 10月に来た妹が

三橋美智也全集と 歌謡浪曲全集のCDを 土産に持って帰ってありました


詩吟を織り交ぜて入れているから とても喜び 何回も聞きたがります

母が歌っていた歌ばかりなので 私が聞いても心が安らぎました


二葉百合子さんの岸壁の母や 村田英雄さんの無法松の一生などは

二人で聞いて泣いていました


何度も 繰り返しの毎日を過ごしていました


オシャレな母は散髪を特に喜びます

そして外出したくなるようです


買い物に行ってくるねというと

「私も横にすわって行っていい?」と 車で行くのだと思っているようです


「車はエイコさんの時でしょ?  今度車を持って奈良から帰るからね~」


きれいになったら心が華やぎ お出かけしたくなる気持ちは

まだまだ母に残っています


残っている感覚を大事にしてあげたいなあと 思っているのです


耳がかなり遠くなっていて テレビでも何でも

音量を最高にしないとダメみたい・・・


11月20日の米寿のお祝いに 補聴器をプレゼントしようと

妹に呼びかけているところです


来月の20日が米寿なのです

カタログの説明を受けて 注文して 昨日 品物が届きました


お試し期間ということで 取り扱いの方法を教えてもらったのです


いざ 母に装着してみようとすると

「貴方の話し声も良く聞こえるし 耳が遠いなどとは自分では

思っていませんので 結構でございます!」

と 頑なに断るのです


「お試し期間ですから~」と 恐縮しながら 眼鏡屋さんは長さをあわせたり

音の高さを調べたり 母をなだめ賺せながらの作業たるや 大変なものでした


取り扱いの説明を受けて

「品物はお祝いの時に子供みんなからの贈り物ということにして手渡します。」

と いうことで帰っていただきました


そこから 母のお試しを始めます


たしかに聞こえにくいという自覚は 出来ていないようです


一人暮らしだから 好きな音量でテレビは見えるし 声も周りが大きな声で

母に合わせて話してくれるし 本人は何も不自由していないのです


押し売りお断りという剣幕で 断るのですもの・・

わが母ながら驚いてしまいました


無駄なお金を使いたくないと 思ってのことではないようです

自分の老いを認めたくないということでもなさそうです


本当に自覚していないのです


私も27日には奈良に帰るので ゆっくりと装着の練習は 

来月の米寿の時からと思っています


母が使えれば安い買い物ですから


腰をすえて取り組んで見ますね~♪



チューリップタイムです




PS

置手紙のことづて欄が不具合中ですので、

コメントの設定を開始したいと思います。


皆様のお声を楽しみにお待ちしています(*^_^*)





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