女の子の手遊びの一つ。
休み時間になると教室の窓側あたりで横一列になり、よくこの遊びをしていた。
最初に皆でじゃんけんをして、勝った者から順に王様、次からは家来として並んでいき、一番最後に残ったものは乞食と呼ばれる挑戦者になる。
乞食は一番下の家来とじゃんけんをして、べってべっての戦いが始まる。
「べって」はじゃんけんのパー、「くろ」はグー、「みっき」はチョキのことで、じゃんけんで勝った方が先手となり、出したのがグーであれば「くーろ、くーろ」と二回言い、次に出すものを言いながら手を出す。
出す手と違ったことを言ったら負け、相手が自分と同じものを出したら自分の勝ち、違ったものを出したら、じゃんけんの勝ち負けにしたがって強い方がもう一度先手になって繰り返す。
初めは「みっきみっき、べって」などと優雅にやっているが、そのうち熱が入ってくると「みきべって!」「べてくーろ!」などと素早い対戦になっていく。
スピードと迫力についていけないと、なかなか勝負に勝って上へはいけない。
勝負に勝った者は次の人と対戦し、負けた者はその位置に残る。順番に対戦していって最後に王様と対戦する際には一礼し、王様が勝てば次回からは二礼、さらに勝てば三礼…と、王座を守った数だけお辞儀をしてもらえることになる。
王様が負けると乞食になって一番下からもう一度対戦し、それが延々と続いていくという遊びだった。
先日六十才以上のメンバーで、久しぶりにこの遊びをやったが、皆子供のころに帰ってけっこう盛り上がった。
昔やったことのある人たちなら、ちょっとした老化防止の運動にもなって良いかもしれない。
休み時間になると教室の窓側あたりで横一列になり、よくこの遊びをしていた。
最初に皆でじゃんけんをして、勝った者から順に王様、次からは家来として並んでいき、一番最後に残ったものは乞食と呼ばれる挑戦者になる。
乞食は一番下の家来とじゃんけんをして、べってべっての戦いが始まる。
「べって」はじゃんけんのパー、「くろ」はグー、「みっき」はチョキのことで、じゃんけんで勝った方が先手となり、出したのがグーであれば「くーろ、くーろ」と二回言い、次に出すものを言いながら手を出す。
出す手と違ったことを言ったら負け、相手が自分と同じものを出したら自分の勝ち、違ったものを出したら、じゃんけんの勝ち負けにしたがって強い方がもう一度先手になって繰り返す。
初めは「みっきみっき、べって」などと優雅にやっているが、そのうち熱が入ってくると「みきべって!」「べてくーろ!」などと素早い対戦になっていく。
スピードと迫力についていけないと、なかなか勝負に勝って上へはいけない。
勝負に勝った者は次の人と対戦し、負けた者はその位置に残る。順番に対戦していって最後に王様と対戦する際には一礼し、王様が勝てば次回からは二礼、さらに勝てば三礼…と、王座を守った数だけお辞儀をしてもらえることになる。
王様が負けると乞食になって一番下からもう一度対戦し、それが延々と続いていくという遊びだった。
先日六十才以上のメンバーで、久しぶりにこの遊びをやったが、皆子供のころに帰ってけっこう盛り上がった。
昔やったことのある人たちなら、ちょっとした老化防止の運動にもなって良いかもしれない。