本村太朗の三つ眼の巨人

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(2004年8月19日より)

プレ金も時差ビズも考え方は良いがシンプルにすべき

2017年07月23日 | ビジネス
次の金曜日はプレミアムフライデー(プレ金)である。2月から始まったので今回で6回目である。また、小池都知事の旗振りで、都内の通勤混雑を緩和するための取り組みとして時差通勤を推進する時差ビズも今夏は行われている。この両方の取り組みが目論見通りに機能すれば、おそらく7月28日の夕方のラッシュは起きないと考えられる。

一方で、プレ金に関しては、新聞社の調査などを一部抽出すると、午後3時までに実際は退社できないとか、そもそも私企業は忙しくてそんなことは無理だとか、やることの意義を感じないとか、散々の叩かれようである。ただ、個人的にはこれらの政府主導の取り組み自体は意味を成していると考える。その理由は、実際にできる出来ないはともかく、労働者が個々の働き方を再考するきっかけを与えているからである。また、雇用者側も自社の成長と従業員の雇い方について、立ち位置を確認することができているはずである。

一方で、前述のような反対・消極的意見が出ている以上は、改善の余地があると思われる。そもそもプレ金は何のために行っているのか。働き方改革の一環なのか、金曜午後の余暇需要の喚起なのか、よくわからないが、少なくとも両方に配慮した結果、受け手である労働者の行動が中途半端になっていると思われる。本来、働き方改革であるとすれば、同時にやるべきことがある。それは、個々の労働者の職責と職務範囲を明確にして、それに対応する労働時間を算出すべきである。これが出来ていないために、他の労働日にしわ寄せがくるとか、取引先の都合で帰れないとか問題が起きる。結局、課題と取り組み目標がシンプルでないがゆえに、受け入れ側に抵抗が生じているのである。
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