大型の寒波にすっぽりと覆われてしまった日本列島は、なすすべもなく凍り付いてしまっている。ベランダのバケツの水も凍ってしまった。こんな事は初めてなのでびっくりした。指でちょんとつついてみると、プカプカと落し蓋のように動いた。二日間そのままで、三日目の今日もまだ凍ったままだ。1センチあまりの透明な丸い氷の板に、子供の頃を思い出した。登校途中の水たまりが凍っていて、そう~っと踏んでみた時のワクワク感・・・。氷を持ち上げて覗いてみたら、キルタンサスの葉がいつもよりも綺麗に見えた。
寒風の中、ベランダで咲く椿。椿は木偏に春と書く、まこと寒い日にそのことに思い至ると心がなごみます。
伊予つばき<伊予鋸葉椿> 白い花糸が爽やかな椿。
S子さんの<姫ワビスケ> 挿し木が咲きました。ありがとうございました
伊予つばき <神無月> たっぷりと大きな桃色椿。
つらつら椿 少し暗い赤色で葉にも赤が混じっています。
実生椿 この写真は咲いて間の無い頃の様子。15日を過ぎた今は次の写真のようになっています。
花びらは丸く固く反りかえって、別の花のようです。
先週、暖かい日が続いたので、そろそろメジロが来る頃と思っていたら、早速集団でやって来ました。色づき始めた椿のつぼみを守るために何とかしなければ・・・・・。ずっと以前散歩の折に、スイカ畑でキラキラ光るCD盤で鳥からスイカを守っていたのを思い出したので、真似をしてみました。物干し台に吊り下げた5枚のCDは、少しの風にもユラユラ揺れて、鋭い光線を放ちます。メジロはそれ以来、今のところ来ていないので効果はあったように思われるますが、鳥よけネットが良いと教えてもらったので来週購入予定です。
伊予つばき<伊予夢殿> 初めて接ぎ木をして付いた蕾なので、とっても大事です。後ろは<若菜>、早咲き小輪開ききらない椿です。
椿は種から育てると、親とは違った花を咲かせるのよと聞いてびっくりした頃を思い出すと、懐かしい。その頃から十数年・・今や毎年、実生の椿の花を咲かせて楽しめるようになりました。椿は観賞する楽しみもさりながら、育てる楽しみも一段と奥深く、椿を育てているつもりが椿に自分が育てられていると心底思うこの頃です。
肥後京錦の実生 深紅、碗咲きから平開咲きになり、筒芯がくっきりとしている。葉は先が尖って長く、波曲が美しい。大切に育てよう。命名の楽しみが残っています。
親株の肥後京錦
2018年が始まりました。オリンピックまであと2年です。世界の平和が続きますように、心から祈ります。
寒さの中、実生椿が咲きました。大風の日は抱きかかえて室内に取り込み、せっかく膨らんだ蕾を鳥がついばんでしまわないかと、窓際に椅子を寄せて見張っていたり、そうして5年後やっと花が開くのを見ることが出来ました。
何となく儚げな薄桃色です。
親株の椿です。