白馬はいま新緑真っ盛りのとってもいい季節です。一年を通して、この梅雨前の新緑は本当にすがすがしく、素晴らしい。
しかも暑くもなく、寒くもない。山野草が咲き、小鳥がさえずり、至福の毎日です。白馬に住み込んでよかった、と実感してます。
ところがです。このところ、白馬に観光客の姿がパタッと見えなくなった。5月の大型連休のあとということもあるが、ことしは不景気に加え、新型インフルの影響が少なからずあるようです。
一般客の減少のほかに、この季節に多い修学旅行の生徒の姿が、今年は極端に少ない。とくに関西方面からの修学旅行が止まり、旅館やペンションは軒並みたくさんのキャンセルがあって大変のようです。
白馬のようなところは、名所旧跡を訪ねて、歩き回るところではありません。まだ残雪がどっさりある３０００メートルの山々を眺め、緑に浸りながらゆったりと過ごす。喧噪を離れ、リフレッシュするところです。
でもどうも最近は何かがないと観光地に行ったような気がしないようです。それもわかるような気がします。雪があれば、人は黙っていても来る、時代ではなくなった。四季折々に素晴らしい、この大自然を活かして、退屈しない観光地にするには・・・村人がもっともっとアイデアを出し合わねばならない時が来たようですね。難しい課題だけど。
どなたか、いいアイデアのご提案はありませんか？、