平成20年から、毎年正月は歌舞伎見物です。昨年(平成24年)はスペイン旅行で、行けませんでしたが、今年は歌舞伎見物を復活しました。今回で5回目です。
写真は、演目解説書です。 初回の本が見つかりません。
今回は夜の部(4時開演)です。襲名披露公演は初めてです。
演目は、①操り三番叟 ②小栗栖の長兵衛 ③襲名披露口上 ④義経千本桜川連法眼館の場です。
①操り三番叟・・・地元の祭りの山車で三番叟を奉納します。3人一組で人形を踊らせ、爺はその腕(両手)を担当したこともあって、以前から本物の三番叟に興味を持ってました。祭の中で歌うのは「おおさいや おおさいや 喜びありや喜びありや 我が此所より 他へはやらじとぞ思う」という一節だけです。本来の能楽では長唄でもっともっと長い詞のようです。
②小栗栖の長兵衛・・・中車の襲名記念公演です。最も歌舞伎らしからぬ、歌舞伎でした。
③襲名披露口上・・・決まり切った口上を言うのかと思っていたら、初めと終わりは形式にのっとった言い回しでしたが、以外にも、内容は極めて現代的で個人的な裏話を披露してました。
④義経千本桜川連法眼館の場・・・今公演の中で最も見応えのある歌舞伎でした。四代目猿之助の「早変わり」「宙乗り」「細やかに表現された狐の表情」「軽快な動き」などは、さすが新猿之助だと言えますね。もう一度見てみたいですね。
中車の親友の福山雅治さんから送られた幕。
今年は特に、正月らしく、また、襲名披露公演らしく、華やいだ歌舞伎でした。
ホームページはこちらです → あと数日で新HPオープンです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます