修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

ものいう胃袋

2007-12-12 | ひとりごと
夕食を終えたつれあいが、モグモグといつものように反芻開始。

「今日は何を反芻してるの?」
「あれっ、これなんだ?
      魚の鱗みたいに堅くて小さく透き通ってるぞ。」
「あらっ、魚の鱗じゃなくてコーン粒の皮だわ。」

口の中でサクランボについている茎を上手に結ぶ人がいるけれど、
胃でもろこしを一粒ずつ皮むきする人はそういないだろうなぁ。
3年前の冬、つれあいはわけあり胃の持ち主になり、
それ以来、たいそうなものい胃になったのである。

  * 茹で足りないぞ・・・・・・・もっと噛み砕け
  * 安い肉だな・・・・・・・・・こんなの食えねぇぞ
  * 小骨が混ざってたぞ・・・・・魚食べたのいつだっけ
  * ミカンはジューシーが一番・・袋だけおかえり
  * 急に冷たいもの入れるなよ・・アイスを温め直せ
  * 泡の出る麦酒はいらないけれど米の酒は大歓迎
  * プレーンヨーグルトはNGだけどフルーツヨーグルトはOK
  
      他にもイロイロ 注文の多いイだヨ

どうやら食材によって文句が出てくるのだが・・・
レストランで食べたお肉やアイスは戻ってこないのに、
我が家で時間と愛情をたっぷりかけたポトフの蕪の皮や、
サラダに小さく切って入れたトマトの薄い皮は反芻してる。
最初の頃は、調理方法にも気を遣い、反芻すれば何が悪かったか
調理方法と食材を見直していたけれど、
最近では、「あっそ、じゃ反芻しといて」って感じかな。

再生された新しいイは、実に敏感で賢く器用なんだと
つれあいは言うけれど・・・
確かに、人体の不思議は感じるけどさぁ、
単なるワガママ胃なんじゃないかい?えっ、どうなのサ

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