風の気配

台風が近づいているので　実家に電話を入れたら・・・
夏から断続的に続いていたリフォーム工事が終わり　台風が来ても何の問題も無いという。

リフォームは　敷地周りのフェンスとキッチンにとどまらず　
家の外壁の塗装　屋根の塗装と修繕にまで及んだ。
それらが全て終わっているので　どんなに大きな台風が来ても心配がないのだろう。
リフォームに併せて　家中の片付けもしたそうで　スッキリシンプルに
母好みの仕様になって満足だという話を訊いていたら　突然・・・

　　　じっさまが　うちにいるのよ。
　　　時々　リビングにいると　「 あっ！二階から下りてきたな。 」 ってわかるの。
　　　
母に云わせれば　生前父は　外壁や屋根の塗装　フェンスの工事等を気にかけていたので
おそらく　リフォーム結果が気になり　家中を見て周り　安心しているだろうとのこと。

そうか　そうか・・・父が　母を見守ってくれているのね　よかった　よかった。
あついものが込み上げてきて　喉が詰まったような感じになり　声がうわずっていたら・・・
またもや　突然・・・

　　　今　龍馬の再放送見てんの！
　　　忙しいから　切るよ！　ピッ！

コチラの反応も確かめずに　あっという間に切られてしまった
まっ　うつうつと過ごしているより良いか・・・
じっさまと　上手くやっとくれぃ

うらしまたろう

　　　　　


森の館展示更新の打ち合わせで向かった先が　かつて勤めていた職場の最寄り駅。
勤務 （ 児童養護施設 ） を終えた夜な夜な　同期の仲間とチャリでフラフラした界隈のハズだが・・・
あらっ・・・・ココはどこ？？？
２●年ぶりに訪れたＪＲ駅の変貌ぶりにはビックリ！！
ごちゃごちゃしていた駅前には　ビルが建ち並び　あの頃にはなかったモノレールの駅。


　　　　　


記憶の糸をたぐり寄せながら駅周辺を歩いてみれば・・・
あった！！！ 『 いな○や 』 というスーパーは　昔もあったけれど
こんな大通りに面していたかしら？？？

そんな中　かつて確かに　この街に暮らした証拠を見つけた！！！！
それが　ココ↓　歯医者さん。


　　　　　


当時　もの凄くこわいけれど　腕の良い歯科医がいると　職場で評判になり　通った歯科。
勤務していた施設の職員が　次々と虫歯治療に通うものだから
「 施設の子どもたちの歯が心配だ！！ 」 と叱られたものだ。


　　　　　　


歩き回って疲れた足を休めていた目の前を　モノレールが静かに行き来するのを見ていたら
モノレールに乗りたくなって・・・・ほんの少しの待ち時間に　ココ↓を往復して来ちゃった♪


　

お宝？

仕事で東京に向かう途中のサービスエリアに・・・

マツボックリや どんぐりの雑多な袋詰め
自然にドライになった紫陽花のパッケージや
使い捨て弁当箱にパック詰めされた苔
アヤメや月見草のドライになった穗等が　120円～300円前後で売られている。

えーっ！
どれも 普段 いくらでも簡単に手に入るものばかり。

それを　東京方面に帰る人たちが あれこれ見繕って買って行く。

ありゃぁ 魔女山は宝の山ってことじゃん！
稼ぎ方を 間違えたか・・・

なんて とらぬ狸の皮算用してないで さぁ 出発じゃ！

湖 霧

　　　　　


朝から　冷たい雨がシトシト・・・・・
気温が　昨日より更にグッと下がったせいか　川霧ならぬ湖霧が発生している魔女湖。
ぐるりと湖畔が　もみじの紅で彩られるまであと少しだが　その前に
今日辺りふゆのうまが　標高の高い山を飛び回るかもしれないなぁ。　

森の館では　ストーブを焚き　膝掛けをしてパソコンに向かっている。
まだ　ワークショップが続くので　その準備もあるのだが・・・
　モチットナ　モゥチット　ヌクトクナッタラ　ウゴクトスベ

爽 籟 （そうらい）

　　　　　


グッと冷え込んだ今朝　半年ぶりに箒の暖房を入れ　北に向かった。
窓の外では　木に残った葉を吹き飛ばすように　冷たい風が音をたてて吹いている。
（ このさわやかな音をたてて吹く秋風の響きを　そうらいと云う ）

向かった先は　広い谷を挟んで向かい側に　↑この景色が　どこからも大きく見える小学校。
小学校で行う出前ワークショップは　今年はココが最後。
最後の締めが　こんなに素晴らしいロケーションの小学校だなんて最高♪
小学校のある町全体の標高が高いこともあり　谷を挟んで3000m近い名峰が
こんなに手の届きそうな近くに望めるなんて凄い！！
・・・と　ひとりでニンマリ♪　
子どもたちは　山を眺めてニンマリする当方を不思議な面持ちで眺めていたっけ・・・。

さて　今年依頼を受けた草木染めワークショップは　
高齢者デイサービスをいくつか残すのみとなった。
やたらテンションの高い子どもたちと違って　
ゆったりまったり　作業が進む　人生の先輩方とのワークショップも捨てがたいものだ。