修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

始末良く・・・

2008-02-11 | ひとりごと
母の兄のパートナーである人、伯母の訃報が届いた。

伯母が子宮ガンの末期で、入院中と知らされたのは一週間前のこと。
延命治療を一切拒否し、痛みのコントロールだけ受けていたらしい。
伯母は、看護師、看護教員として長いこと医療に携わってきた人だけに
最期のときの迎え方を自分できちんと決めてあったようだ。
自分の病状を僅かな人にしか知らせず、入院中の見舞いも断っていた。
そして子どものいない伯母は、最期のお別れの斎場とその形式を指定し、
最期は、パートナーである伯父と弟妹だけで見送って欲しいと言い、
用意してあった墓所も解約し散骨を希望した。
そうやって、徹底した後始末をつけて、今日、静かに旅立っていった。

昔から、少し近寄りがたい雰囲気を持つ少し変わった人だったが、
子どもの私をいつも一人前に扱ってくれた伯母が好きでもあり、
誇りであり、憧れでもあった。
最期までそれを裏切る事無く、
きれいに後始末して・・・逝っちゃった・・・。

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