修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

今どき ないぞぉ!

2008-05-22 | ひとりごと
4月には、ふたりの子どもの学費をそれぞれ払い込んでヤレヤレ。
で、娘からメールがくるまで、すっかり忘れていたのが、
娘の今年度の寮費の払い込み。

ところが、娘から催促の連絡ではなく、
      『今年度の寮費168,000円納入しました』
                        ・・・という、メール。

ひと月分の寮費ではなく、この金額で一年分である。
自炊ではあるが、光熱水費込みの料金なのだから、今時ないよ。
っていうか、寮費が安いには、安いだけのことはある。

一応、鉄筋コンクリート4階建てなのだが、もの凄く古くてボロい。
元同僚の星降る郷に住む人が学生の頃には既にあったいう。
(因みに、娘は、星降る郷の人の後輩にあたるのです

ウナギの寝床風壁穴ベットの二人部屋で天然冷暖房(?)付き。
各室の電気使用量エコ(?)設定。
シェアの精神実地体験付き。

寮生でシェアするのは、トイレ・風呂・キッチンだけではない。
冷蔵庫内には、日付を記し、規定の日数を過ぎた食品は捨てられるし、
それ以前に入れられる品数が決められている。
炊飯器は順番に使用日が回ってきて、その日に多めに炊き、
一回分ずつラップでくるんで冷凍しておく。
もちろん電子レンジも共同だし、テレビも寮に1台しかない。

学生による自治寮なので、数日おきに日直業務が回ってくる。
日直の日は、戸締まり、火の始末等の確認や宅急便、
郵便の受け取り管理、寮生の外出外泊チェック等、仕事が多い。
また、当然のこと寮内の清掃は全て、寮生の手で毎朝行われる。
ということは、平日は起床時間が決められているし、
門限はしかり、外泊届けも必須、規則は多い。

共同生活が苦手な人には、かなり厳しい。
いやその前に、そういう人は入寮を希望しないか・・・。
これだけある意味厳しい寮だけど、毎年入寮希望者が多く、
抽選になるらしい。
(寮費の安さに親が勧めて入寮し、この実態を知ることになる)

しかし、こうやって書きだしてみると、ヒャー!私だったらパス
でも、娘を入れておくには、これほど安心なところはないかも・・・。
こんな学生寮、今時どこを探してもないぞぉ!
娘にとっても貴重な体験だと思う。
我が家にとっては、ふたりも県外の大学に進学させたのだから、
他に選択肢は無かったんだけどね。
この寮は2年という期限付きなので、来年は出なければならない。
さて・・・どうしたものか・・・
息子が就職して実家を出たら、魔女ババの監視下に・・・のつもり。
(息子は、浪人時代からジジババの家に居候中。)

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冒頭の娘のメール・・・よくお金があったものだと感心してしまった。
我が家は、学費は払い込んでやるが、仕送りは一切していない。
ふたりとも、日本学生支援機構(旧日本育英会)から借りている
第一種(無利息)奨学金とバイトで生活費他全てをまかなっている。
当然、就職したら本人が返済する約束なので、
受け取った奨学金を、何にどう使おうが関知しないのだが・・・

寮費分を送金しようとしたら、足りているから大丈夫だって・・・
        ちゃんと食べているのだろうか・・・ちょっと心配

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