そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

今年も寒風の中で・・・

2017年12月11日 | 12~2月の草木
以前にも写真を載せたことがありますが、近くの公園の背の高い木に宿っているヤドリギがあります。

ここへ引っ越してきた時に、バスの窓から見つけました。
名前は知っていましたが、初めて実物を発見、さっそくそばまで行って見た記憶があります。

あれから2年になります。

どうなってるかしら?と再び見に行ってきました。

遠目にはそうでもありませんでしたが、近づいてみるとかなり大きくなっていて貫禄(?)があります。

ヤドリギはなんとビャクダンの仲間のようで(良い香りがするのでしょうか?)、宿主の木が茂っている間は目立ちませんが、冬になって葉っぱが落ちてしまうと存在感があります。
この木そのものは常緑なので、真冬でもこの姿のままです。

実がなって、小鳥がそれを食べてフンをすると、粘りけのあるタネがどこかで木の枝にくっついて、またこんな姿を見せます。
ヒレンジャクやキレンジャクが好むそうですが、渡りの途中に立ち寄るだけの小鳥ですから、なかなか姿は見ることができません。

以前に友達にもらった実をつぶしてタネを取り出し、近くのケヤキの木に取り付けたことがありましたが、うまく発芽させる事ができませんでした、、、

夏は葉陰に暮しているので枯れることはなく、冬も木枯らしに吹き飛ばされることもなく成長する、なかなか楽しい植物です!!
どれくらいまで成長するのでしょう?
どなたか、よほど大きいのをご覧になったことあります?

くっつかれている木を枯らすこともなく、自身は成長していくって、なかなかよくできていますよね。



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コメント (4)
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