ねこテニ

猫とテニス。

知らずの癖 VS 矯正の意識

2010年04月28日 | テニス
寒かったり寒かったり暑かったり…ガットのテンションの指定をどうしたらいいかわかりません!!
もう5月になるんだぞー!!
…まぁ、これからあったかくなるだろう、ということでテンションを若干上げました。

現在使用しているガットはポリファイバーの「TCS」。
「どむ」っとした打球感で、あんまり肘に来ないのが良くて気に入ってます。

さて、知らずの癖。
この前コーチに指摘されました。

「ストロークの時にね、スプリット踏むじゃない。そのスプリットの足がさ、だんだん右足が後ろに下がって行ってんの。知ってた?」

知らねーっす(T▽T)ナニソレ

右足が無意識の癖でだんだん左足よりも下がっていくんだって。
そうするとストロークのテイクバック取った時点で左肩をボールに向けるとすごいクローズドスタンスになっちゃって、当然のことながら打ちにくい。

1回目のスプリットの時は両足並行。2回目、3回目になるにつれてどんどん右足を引いていくらしい。
2回目が靴の大きさ半分くらい、3回目が靴1足分くらい(T▽T)
で、そのうち後ろから前への体重移動が上手く行かなくなってストロークをミスする。
こんなところに盲点があったんですねぇ…。
周囲の目、すごく大事。

で、どうしたか。
右足を後ろに引いている状態なのに足は並行って体が認識しちゃってる⇒並行にするためには右足を前に出す。
引いてるんだったら前に出せばいーじゃん?
靴1足分だぜ?たかだか20センチ。
簡単よね。…理屈では。

大変なのはこっから先。

ボールがフォアに来た~!
 ↓
右足出せー!!
 ↓
出す?!えーと右足出す?!左足は?!

無意識を矯正するのは大変!!
体が勝手にやってしまうことに抵抗して、違うことをしなくちゃならない。
しかもボールは待ったなしに来るし!

あ、バックも同じ症状でした。
左足を引いちゃうの。
だからボールがバックに来たら左足をあえて前に出す。

変な感じと戦いつつしばらく打っていると、慣れてくるのね。
もちろんちょっとでも気を抜くと元に戻っちゃうんだけど。
まぁそれは練習すればモノにできるレベルのことなので心配はしてない。

足のセット位置を変えたことで得られたメリットはなかなかに大きなものでした。
①ストローク前のラケットセットが早くなった。
⇒フォア時の右足出しのおかげで左肩を入れる動作が楽にできるようになった。
どうやら今までは、左足を引く⇒ラケットを引く、という2段動作だったみたい。
右足を前に出すことでワンモーションでテイクバックまで完了できるので、ボールを打つ時に余裕ができた。

②体の軸が安定した。
⇒フォア時に右足を出すと自動的に右骨盤に乗れて、きれいに体の軸で回転できる。
きれいに回転できるから体勢が崩れずに次のボールが打てる。

③差し込まれたボールやサーブの早いボールに対応ができる。
⇒①と②の複合技。セットが早いから振り遅れない。
体の軸が安定してるから左足を踏み出す時間がなくてもなんとか体の回転でボールを返せる。

絶対にモノにする!
メリットデカすぎ!!
リターンが格段に安定して、かなり早い男性のサーブもジャストミートで返せる!(スライスじゃなくてフラットドライブで)
ストロークも、どんどんボールがショートして浅いボールになっていたのが、ガンガン深いボールが返せる。
しかも体勢が崩れないから何度でもいける!!

・ストロークが3回続かない。
・早いボールに振り遅れる。
上記2症状のある方は1回やってみるといいかも。
引いてしまう足を前に出す幅は人それぞれだと思うけど、それは自分でボール打ってるうちにわかるから!

テニス合宿

2010年04月25日 | テニス
前日までさっむーい雨。
週末は晴れるって~!やったー!!

というわけで山中湖。
富士山のふもとです。テニスコートがいっぱいのテニスリゾート。
確か大きな大会とかもやってるんだよね。
ペンションが契約テニスコート持ってるから、のびのびプレイ~!!


合宿メンバーは平均50歳後半…くらいかな?
でもテニス歴の長い人が多いので、ゲームで勝てないんだよねぇ(T▽T)。
なんつーの、どこに打てばいいか知ってるっつーの?
自分にはない「経験」とか「定石」ってやつですね。

ま、いーけど。
これから覚えていくし。

11チームに分かれて4ゲーム先取のノーアド1セットマッチ。

去年も参加したんで、どれくらい自分が変わったか実感したかったんだけど、「下手なもんは下手」を改めて認識しただけだったような気がする…。

それでもあえて挙げるとすれば、
・サーブの速度が速くなった。
・ボレーのミスが減った(特にバックボレー)。
こんな感じ。

サーブの速度は脱力サーブのおかげ。
ヘッドスピードがもしかしたら倍は違うかもしれない。
脱力してるから疲れないので何本でもオッケー!って思えるのがすごくいい。

ボレーのミスが減った感じを持てたのが嬉しかった。
去年はバックのボレーをとにかくフレームにひっかけることが多くて、ペンションで凹んだことを思い出したっす。

結果は負け越し!
でも楽しかった!!
テニスの醍醐味は勝った負けたじゃなくて、「自分がやろうと思ったことがどれだけプレイの中でできたか」。
前は負け惜しみのように言っていたこの言葉が、最近は実感を持って言えるようになってきました。
少しは成長したのかな?

脱力リターンをするには

2010年04月17日 | テニス
脱力リターン、上手く行ってなかったんですよ。

でも何で上手く行かないのかわかった!
スプリット踏んだ場所から動かない(ステイしたまま)でリターンしてたから。

そもそもリターンってあんまりラケット振らないんですよ。
自分の体の横でテイクバック完了。
でもそこからボールにラケット当てても当然威力なんかないのでぐるん!ってラケットを横に振るわけです。
そうすると当然打点が落ち着かなくて、フレームショットや振り急ぎ、振り遅れの量産…。

どうしたらいいんだろう…ずっと考えてたんですけど。

リターンとボレーは似ている。
ボレーは足でボールにアプローチ。ラケットはほとんど振らない。
ボレーとリターンは似ている。
ってことはリターンも足でボールにアプローチ?

やってみたらどんぴしゃ。
サーバーのラケットにボールが当たるか当たらないかの瞬間にスプリット。そこから「前」へ1歩出ながらリターン。
前に出ながらなのでラケットを大きくテイクバックしたりしない(つーかできない)。
自分の体自体で前への推進力を持ってるので、脱力した状態でも充分なラケットパワーが取れる。
おまけにラケットを大振りしないので打点が落ち着く。

ずーっとダメだったバックハンドのリターンがきれいに返ってねぇ(T▽T)感涙
むしろフォアの方がラケットを自由に動かせてしまう分、打点を落ち着かせるのが難しいんだけど、それでも以前よりはずっとラケットが暴れなくなった。

そうかぁ。そういうことかぁ。

わかるとさ、「そーだよね。当たり前だよね」とか思うんだけど、わからない時はずーっとぐるぐるぐるぐる考えるしかなくてかなり辛い。
でもわかった時の嬉しさはひとしお。

このリターンの仕方だと男性の早いサーブでも対応できていいね(w
あとは力のない女性のゆるいサーブにも対応できるようになると完璧だな(w


<今日の反省点>
サーブ打った後、体が棒立ち。
せっかくいいサーブ打っても足が止まってるせいでストロークがちゃんと打てなくて、ポイントをいっぱい落とした。
サーブ⇒スプリット⇒ストローク、がきちんとできるようになろう。
スプリットステップは大事だ。直前までどんな姿勢しててもスプリット踏むと体がニュートラルポジションに戻って何でもできるようになる。
でも忘れるんだよなぁ。
だから意識してやらなくちゃ。

立ち向かえるメンタル

2010年04月09日 | テニス
相方が仕事だったんで、一人でLCT。
土曜日夜のLCTは上手い人が多いって聞いてたんだけど、金曜日夜は?

スパーン!!
バシーン!!
パカーン!!!

上手いっす。。。
がんばれ自分。学べ自分。

女性が6人いたんで、「女ダブできるかなー」なんて逃げた考えを持ってたのが甘かった!
6名のうち4名はお友達同士だったらしく、さくさくっと女ダブやりに行ってしまい、残された自分。
もう一人は?って思ったら、えれー上手い人で。

そういやストローク練習の時にえらく速くて重いボールを打ってくる人でした。
女性でそういうボール打ってくる人、初めてでさ。
ある意味感動!
すげぇ!すげぇ!!すげぇ!!!
いい!!自分もそーなりたい!!!って思ったわけですよ。

結局男性3名女性1名で変則ダブルスを組んでのゲームで、やっぱり男性には力負けしてしまうのがちと悔し…。
いや!テニスは力じゃねぇ!!脱力だ!骨だ!!
ちびりと沈みかかったメンタルを立て直して自分のテニスに専心。

まぁね、技術がまだまだなんでゲームは取られっぱなしだったけど、善戦はしましたよ。
LCTは男性の割合がとても高いので、メンタルを鍛えるにはもってこい。

やっぱりね、テニスってメンタルスポーツなわけですよ。
メンタルは誰が何言ったって自分との戦いなわけです。
いかに自分のメンタルを穏やかに静かにしておくか。
どの場面でどんな風に考えるように自分を仕向けられるか。
もうずーっとそれですよ。うん。

えーと、ここにきてちょっと心配なのが、いつも男性相手に練習しているせいで女性相手のメンタルは鍛えられてない、というところ。
火星人と金星人ってくらい性別違うと考えることが違うからなぁ。
男性相手よりも女性相手の方が実は怖いです。
自分があんまり女性女性していないので、わかんないこと多いし。

こっちはこっちで別のメンタルトレーニングが必要みたい。
何か機会を作ってみよう。どきどき…。

脱力+骨(2軸)

2010年04月08日 | テニス
ええと、以前。こんな本にはまっていました。

スウィングは骨を動かせ!!―独創的かつ斬新なテニス・スウィング理論 (よくわかるDVD BOOK)
黒岩 高徳
スキージャーナル

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要は、筋力で無理押しするんじゃなくて、骨格を使った、物理的に無理のない動きでテニスをするといいですよー、って本(だと思う)。

まだ脱力を知らなかった頃にはまったんですよ。
1ヶ月くらいこれやってたかなぁ。
ここだー!ってところで使うとほんとにいいストロークが打てたりして、楽しかったんですけど、その後脱力にはまっちゃったんで疎遠になってました。

で、今頃何?って話なんですが。

脱力テニスって、「骨以外の体の部分が水になったような感覚」が必要なんですね。
なんつーの、骨の入った水袋?
ほらあるじゃん。砂漠とかに行く時に腰に下げる皮の水袋。あれに骨格見本が入ってるイメージ。
頚椎のところが水袋の口でさ、きゅって締まってんの。

……至って変な例えなんですが、私の脱力時の体のイメージってそんなのなんですよ。

もうちょっと良さそうな例えにしてみようか。
バー○パパ!!
ス○イム!
んーとんーと…つまりそういう感じです。
例え的に良くなったのかどうかは置いといて。

水袋がどうやってサーブするのか。
イメージは「波」です。

起動箇所は腰。もっと細かく言うと仙骨。もっと小さく言うと尾てい骨。
そこからポン!と起動。
ずざざざざざ…と波紋が広がって波になって背骨伝って、肩伝って、肘伝って、手首伝って、サーブがドーン!

てなイメージなわけですよ。
でね。骨が水袋を支えてるわけで、「骨かぁ」とか思った時に前にはまった「骨テニス」を思い出したんですね。
前振り長かったですね…。

ちょっと気になってもう一度読み直してみたんですよ。
そしたらさ、「ラケットは握りません。ゆるゆるで」とか、「力は抜く」とか書いてあるわけですよ。
「脱力テニス?!」とか思っちゃいましたね。

2軸というのは右肩と右骨盤、左肩と左骨盤を結ぶ縦の2本のライン(軸)のこと。
一般的に上半身と下半身を違う方向に向けて体を捻る、というのが良くある体の使い方なんですが、この2軸の考え方の場合は体をあんまり捻りません。
(捻らない、というのもどっかで聞いた言葉だなぁ…)

脱力と2軸の考え方は同居できる!と思ったので早速チャレンジ。

をを…、前はガッチガチに力んで2軸をやってたから、ちょっとでも構えたポイントからボールがずれるとひどい当たりになってたけど、脱力してると微妙に合わせられるからその心配はない。
2軸を意識してストロークすると前への推進力が容易に得られるから強いストロークが打てるなぁ。

サーブはちょっと脱力+2軸の応用が思いつかなかったので今後の課題。
とにかくストロークが良かったです。大きな収穫!
ボレーは…シングルス練習会だとほとんどボレーしないんですよ。
シングルスってサーブ&ストロークがメインだし。
なのでボレーも今後の課題。

多分ね、いい体の使い方ってどこか共通してるんだと思う。
それをどこにフォーカスして説明するかで「脱力テニス」になったり「骨テニス」になったりするんだと思う。

というわけで脱力+骨テニスでより楽に強くテニスができるはず。
サーブとボレーの脱力+骨はおいおいと。。。

LCT

2010年04月04日 | テニス
テニスクラブの賛助会に入ったその日に練習会参加。
ええやんか。行ってみないとわからんのじゃ。

21:30から24:00まで。
インドアだからできるこの荒業。
全員漏れなく午前様。
担当コーチ、お疲れ様です…。

時間開始と共にショートラリー、ボレーボレー、ロングラリー、ボレスト、スマッシュを30分。
その後、ペアを作ってチャンピオンゲーム(チャンピオン側がリターン)。
最後に6ゲーム先取のダブルスゲーム。

曜日によって来る人のレベルが違うって言ってたけど…。
みんなね…すげー上手いの。
土曜の夜なんかに時間作って来るような人で、しかも今の寒い時期に来るような人たちだからなのかな。
全員が全員じゃないけど、スクール上級以上の人が8割くらいでした。

前だったら「あー、これはちょっと」とか言って来なくなっちゃうんですけどね。
今はそういうメンタルじゃないのだよ!!

グループの中で自分が一番下手なポジションで始めれられれば、絶対に上手くなる。

上手い人が山ほどいるんですよ。
どこ見ても見本のショットばっかり。
どんな風に打ってる?どこに打ってる?相方が打ってる時に何してる?
そういうのを山ほど見せてもらえる。

上手い人のプレイ見てると何でか良くわかんないんだけど、自分も上手くなれるんだよねぇ。
不思議だよねぇ。
なので、土曜日の夜は練習会に行きますっ!!

練習会参加は男性が多くってさ。9割くらい男性だったかな。
女性はとのぽん含めて4人。
少ないなぁ、って思ってたら「やっとこれで女ダブができる!!!」ってすごい喜んでた。
うおー、いつもそんなですか?今日だけじゃないんですか?!
んじゃ頑張って来なくちゃ。

女性の皆さんも上手いのなー(^^;
スピンサーブとかふつーに打ってくるし。
ボレーも上手し。
勉強になるわぁ。

あ、脱力サーブと脱力リターン、有効でした!
特に脱力サーブ。
これは男性にも効きましたよ。ふふふ。
疲れないから何本でも打てるしね(w

これでテニスの環境が整った!!
木:シングルス練習会
金:仕事が早く終わったら賛助会練習会
土:スクール、賛助会練習会
日:動く体力があったら市のコートで自主練

月~水は体力回復に努めます~。

体験レッスン

2010年04月03日 | テニス
やーっと新しいスクールの体験レッスンに行ってきました。
ここまで長かったぁ…。
引越してから2ヶ月空きましたよ。
環境が変わるって大変ね。

家の周辺にはいくつもテニススクールがあるんですが、一番広くて一番大きいところへGO。
インドア4面、アウトドア14面(驚)。
広い。広すぎる(スクールはインドア)。
全部ハードコート。フューチャーズの試合とかやってるんだってさ。
いいコートだよねぇ。

前のスクールでのクラスと、シングルス練習会でお世話になってるコーチの言葉をミックスして中上級クラスでの体験にしました。

準備体操10分、レッスン90分。
すげぇ、体操はレッスン時間外デスカ!!
お決まりの体操じゃなくて、必要なストレッチ、体の使い方のチェック、ボールを使った目と体のコンビネーション…。
こういうスクールもあるんだなぁ。すごいなぁ。あとはレッスン内容だなぁ。

ショートラリー&ボレーボレーから始まったレッスン。
今日はボレー+スマッシュがテーマのようでした。

ぼこぼこ繰り出されるボレー、適度に上げられるスマッシュボール。
休む暇なしっ!
コーチ上手いなぁ。
みんな楽しそうだなぁ。
このクラスは上手く行ってるんだなぁ。
今までいろんなクラスに行ってただけに、そういう鼻が利くようになってたりして(笑

コーチは全員が全員上手いわけじゃない。
教える上手さとコーチ自身の上手さは別。
クラスの雰囲気はレッスン生とコーチが作り上げるものだから、上手く行ってないと楽しい雰囲気にはならない。
スクールの難しさっていうのは、コーチだけじゃどうにもならない、スクール生だけでもどうにもならないってところですね。
ま、今回体験レッスンしたクラスはかなり上手く行ってるクラスでした。

楽しく10分+90分のレッスンが終了。
次のクラスまでの短い間でコーチとお話。
レベル的には中上級で問題ないとのこと。
ただ、残念なことに体験レッスンしたクラスはいっぱいで入れないそう…。

次の時間の中上級のクラスを体験レッスンさせて頂いたクラスのコーチがなさってるそうなのでそれを見学。
ふむ、静かだけどなかなか手ごわそう。でも楽しそう。
ってことで5月から見学したクラスに入ることにしました。
(4月は残りの週末のうち2週が先約で埋まってしまってるので)

あと、スクールを主宰しているテニスクラブの賛助会にも入りました。
賛助会に入ると練習会に参加できるそう。
このいいコートで練習会なんて、贅沢っ!!!
賛助会のお金はテニスクラブ所属選手の育成に使われるそうです。
がんばれジュニア!がんばれ車椅子プレイヤー!!

土曜日の夜に賛助会の練習会があるので行ってみまーす。