NekoteniがNginxを〜♪嫌いなんじゃない〜♪
NginxがNekoteniを〜♪嫌ってるんだ〜♪
と思うくらい辛い学習でございました(涙)
涙は伝えねばならない!何故なら悔しいからだ!!Nginxに好かれたいじゃないか!!
プログラムビギナーのNekoteniが辿った軌跡が皆様のお役に立てば幸いです。
【前提】
・NekoteniはさくらのVPS上のDebianを使っている(自分のMacではない)。
・Nekoteniはお名前.comでドメインを取った。
・sslはVirtual Hostのサイトに適用した。
この前提、けっこう大事です。
ネットでわからないことを検索すると色んなサイトが見つかりますが、この前提が違っているがゆえに見つけたサイトが全然役に立たないことが多々あります。
でもわからないことを調べてる時は問題に頭がフォーカスしてしまっていて、前提には気が回らないものです。
Nekoteniはこの「前提」というやつで大変苦労しました。なので最初に書いておきます。
で、ビギナーであるがゆえに気をつけなければいけなかったポイントを【Beginner's Point】(青文字)として記載しておきます。
わかっている人にとっては当たり前のことなので、青い文字は飛ばして黒い文字と赤い文字だけ追って行って下さい。
【Nginxをインストールする】
【Beginner's Point】
sshでさくらのVPSに繋いだMacのターミナル画面でおこないます(さくらのVPSのリモートコンソール上でもいいんですけど、コピペできなくてすごーく大変です)。
ちゃんと考えれば当たり前のことなのですが、Debianが入っているのはさくらのVPSなので、さくらのVPSの中にNginxを入れなければいけません。
sshでさくらのVPSに繋いでいない、素のMacのターミナルでこの作業しても意味ないですよー!
・・・ええ、ここに書いてるということはNekoteniはやっちまったってことです。
DebianにNginxをインストールします。
※ターミナル画面またはリモートコンソール上の文字は赤文字で表示します(目立って見えるからという単純な理由)。
# apt-get install nginx
または
$ sudo apt-get install nginx
apt-get install : apt(Advanced Package Tool)から指定するパッケージを取って来て、インストールしろや。
【Beginner's Point】
一つ目のコマンドの最初の記号が「#」であることに注意です。
「#」マークは何でしたか?
そうです!rootです。rootじゃないと受け付けない作業という意味です。
なので、一般ユーザでDebianにログインしている場合は、「sudo」を使いましょう。
以後、この説明は省きます。
一応、Nginxのバージョンを見ておきます。
# nginx -v
nginx version: nginx/1.2.1
-v : バージョンは何じゃ?
NekoteniのDevianにはNginxのバージョン1.2.1がインストールされました。
次にnginxを起動します。
# /etc/init.d/nginx start
Stargint nginx: nginx.
はい、これでNginxが起動しました。
起動した、ということはNginxがDebian上でNginxのお仕事(Webサーバー)を開始したということです。
Webサーバーのお仕事を開始した、ということは、サーバーのアドレスを見に行くと、サイトが表示されるということです!
というわけで早速サイトを見に行きます。
NekoteniはさくらのVPSを使っているので、さくらのVPSから割り振られているIPアドレスか、ホスト名をChromeのアドレスバーに入れます。
すると、Chromeの画面にはこんな文字が表示されます。
「Welcome to Nginx!」この一文が表示されたらOKです!
【Beginner's Point】
さて、この「Welcome to Nginx!」。一体どこにいるんでしょうか?
Web上に表示される文書はhtml文書です。つまり、Nginxくんはどっかにあるhtml文書を見に行ってるということ。
それはどこにあるのか?
↓ここです(注意:DebianにNginxをインストールした場合の場所です)
/usr/share/nginx/index.html
開いてみましょう。
# vim /usr/share/nginx/inde.html
vim ファイルの場所/ファイル名 : vimでこのファイルを開いてたも
html文書が開けましたね。「Welcome to Nginx!」って書いてありましたね。
んじゃこのhtml文書に到達した記念に好きな文章に書き換えてみます。
「i」を押してINSERTモードにしてから文章編集。Nekoteniは自己満足に浸りたかったので、
Hello, My name is Nekoteni.
Welcome to Nginx!
に変えました(笑)
「ESCボタン」を押してノーマルモードに戻り、「:wq」と入力して、上書き(w)して終了(q)する。
コマンドラインに戻ります。
では早速サイトを見に行きましょう。ChromeのアドレスバーにIPアドレスかホスト名を入れます。
変更した文書が表示されましたね。よかたねー。
ビギナーのNekoteniはこんな小さなことでも嬉しかったです。
Nginxの情報がどこに入っているのか。これ、けっこう重要です。
特に今までWindowsユーザーでGUIにしか馴染みがない、CUIに全く慣れてないNekoteniのような人は、作業を進める時にはどこに何が入っているのか、図を書いておくといいと思います。
今回のhtml文書はここにありました。
/usr/share/nginx/index.html
実際どこに入ってるんでしょう?
Linux(Debian)のディレクトリ(ファイル)はこんな感じになっています。
/ ルートディレクトリ (Windowsで言うとCドライブ、みたいなもの)
|
├ /bin 一般ユーザー向けの基本コマンド
|
├ /boot 起動に必要なファイル
|
├ /dev デバイスファイル
|
├ /etc 設定ファイル
| ├ /init.d システム (PC)が起動した時に、自動的に実行するプログラムが置いてあるらしい。
| ├ nginx ←ここにNginxの実行ファイルがいます。Nginxを起動させる時、/etc/init.d/nginx startしましたね。
|
├ /home ユーザーのホームディレクトリ
|
├ /lib 共有ライブラリ
|
├ /mnt ファイルシステムの一時的なマウントポイント用ディレクトリ
|
├ /media CD-ROMなどのリムーバブル媒体(media)のマウントポイント
|
├ /opt 実行時に書き換えられないアプリケーションソフトウェアパッケージ
|
├ /proc カーネルやプロセスに関する情報をテキストで表示する仮想ファイルシステム
|
├ /root root用ホームディレクトリ
|
├ /sbin システム管理用コマンド
|
├ /tmp ファイルなどを一時的に保管するディレクトリ
|
├ /srv システムに提供されたサイト固有のデータ
|
├ /usr プログラムやカーネルソース
| ├ /share
| ├ /nginx - index.html ←Welcome to Nginx!が入ってたのはここ!
|
└ /var システムログなどの動的に変化するファイル
この後、Virtual Hostの設定をしたり、sslの設定をしたりしますが、上記のディレクトリ構造はとても大事になってくるのでちょくちょく出します。
次回は「NginxでVirtual Host」です。
NginxがNekoteniを〜♪嫌ってるんだ〜♪
と思うくらい辛い学習でございました(涙)
涙は伝えねばならない!何故なら悔しいからだ!!Nginxに好かれたいじゃないか!!
プログラムビギナーのNekoteniが辿った軌跡が皆様のお役に立てば幸いです。
【前提】
・NekoteniはさくらのVPS上のDebianを使っている(自分のMacではない)。
・Nekoteniはお名前.comでドメインを取った。
・sslはVirtual Hostのサイトに適用した。
この前提、けっこう大事です。
ネットでわからないことを検索すると色んなサイトが見つかりますが、この前提が違っているがゆえに見つけたサイトが全然役に立たないことが多々あります。
でもわからないことを調べてる時は問題に頭がフォーカスしてしまっていて、前提には気が回らないものです。
Nekoteniはこの「前提」というやつで大変苦労しました。なので最初に書いておきます。
で、ビギナーであるがゆえに気をつけなければいけなかったポイントを【Beginner's Point】(青文字)として記載しておきます。
わかっている人にとっては当たり前のことなので、青い文字は飛ばして黒い文字と赤い文字だけ追って行って下さい。
【Nginxをインストールする】
【Beginner's Point】
sshでさくらのVPSに繋いだMacのターミナル画面でおこないます(さくらのVPSのリモートコンソール上でもいいんですけど、コピペできなくてすごーく大変です)。
ちゃんと考えれば当たり前のことなのですが、Debianが入っているのはさくらのVPSなので、さくらのVPSの中にNginxを入れなければいけません。
sshでさくらのVPSに繋いでいない、素のMacのターミナルでこの作業しても意味ないですよー!
・・・ええ、ここに書いてるということはNekoteniはやっちまったってことです。
DebianにNginxをインストールします。
※ターミナル画面またはリモートコンソール上の文字は赤文字で表示します(目立って見えるからという単純な理由)。
# apt-get install nginx
または
$ sudo apt-get install nginx
apt-get install : apt(Advanced Package Tool)から指定するパッケージを取って来て、インストールしろや。
【Beginner's Point】
一つ目のコマンドの最初の記号が「#」であることに注意です。
「#」マークは何でしたか?
そうです!rootです。rootじゃないと受け付けない作業という意味です。
なので、一般ユーザでDebianにログインしている場合は、「sudo」を使いましょう。
以後、この説明は省きます。
一応、Nginxのバージョンを見ておきます。
# nginx -v
nginx version: nginx/1.2.1
-v : バージョンは何じゃ?
NekoteniのDevianにはNginxのバージョン1.2.1がインストールされました。
次にnginxを起動します。
# /etc/init.d/nginx start
Stargint nginx: nginx.
はい、これでNginxが起動しました。
起動した、ということはNginxがDebian上でNginxのお仕事(Webサーバー)を開始したということです。
Webサーバーのお仕事を開始した、ということは、サーバーのアドレスを見に行くと、サイトが表示されるということです!
というわけで早速サイトを見に行きます。
NekoteniはさくらのVPSを使っているので、さくらのVPSから割り振られているIPアドレスか、ホスト名をChromeのアドレスバーに入れます。
すると、Chromeの画面にはこんな文字が表示されます。
「Welcome to Nginx!」この一文が表示されたらOKです!
【Beginner's Point】
さて、この「Welcome to Nginx!」。一体どこにいるんでしょうか?
Web上に表示される文書はhtml文書です。つまり、Nginxくんはどっかにあるhtml文書を見に行ってるということ。
それはどこにあるのか?
↓ここです(注意:DebianにNginxをインストールした場合の場所です)
/usr/share/nginx/index.html
開いてみましょう。
# vim /usr/share/nginx/inde.html
vim ファイルの場所/ファイル名 : vimでこのファイルを開いてたも
html文書が開けましたね。「Welcome to Nginx!」って書いてありましたね。
んじゃこのhtml文書に到達した記念に好きな文章に書き換えてみます。
「i」を押してINSERTモードにしてから文章編集。Nekoteniは自己満足に浸りたかったので、
Hello, My name is Nekoteni.
Welcome to Nginx!
に変えました(笑)
「ESCボタン」を押してノーマルモードに戻り、「:wq」と入力して、上書き(w)して終了(q)する。
コマンドラインに戻ります。
では早速サイトを見に行きましょう。ChromeのアドレスバーにIPアドレスかホスト名を入れます。
変更した文書が表示されましたね。よかたねー。
ビギナーのNekoteniはこんな小さなことでも嬉しかったです。
Nginxの情報がどこに入っているのか。これ、けっこう重要です。
特に今までWindowsユーザーでGUIにしか馴染みがない、CUIに全く慣れてないNekoteniのような人は、作業を進める時にはどこに何が入っているのか、図を書いておくといいと思います。
今回のhtml文書はここにありました。
/usr/share/nginx/index.html
実際どこに入ってるんでしょう?
Linux(Debian)のディレクトリ(ファイル)はこんな感じになっています。
/ ルートディレクトリ (Windowsで言うとCドライブ、みたいなもの)
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├ /bin 一般ユーザー向けの基本コマンド
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├ /boot 起動に必要なファイル
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├ /dev デバイスファイル
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├ /etc 設定ファイル
| ├ /init.d システム (PC)が起動した時に、自動的に実行するプログラムが置いてあるらしい。
| ├ nginx ←ここにNginxの実行ファイルがいます。Nginxを起動させる時、/etc/init.d/nginx startしましたね。
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├ /home ユーザーのホームディレクトリ
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├ /lib 共有ライブラリ
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├ /mnt ファイルシステムの一時的なマウントポイント用ディレクトリ
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├ /media CD-ROMなどのリムーバブル媒体(media)のマウントポイント
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├ /opt 実行時に書き換えられないアプリケーションソフトウェアパッケージ
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├ /proc カーネルやプロセスに関する情報をテキストで表示する仮想ファイルシステム
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├ /root root用ホームディレクトリ
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├ /sbin システム管理用コマンド
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├ /tmp ファイルなどを一時的に保管するディレクトリ
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├ /srv システムに提供されたサイト固有のデータ
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├ /usr プログラムやカーネルソース
| ├ /share
| ├ /nginx - index.html ←Welcome to Nginx!が入ってたのはここ!
|
└ /var システムログなどの動的に変化するファイル
この後、Virtual Hostの設定をしたり、sslの設定をしたりしますが、上記のディレクトリ構造はとても大事になってくるのでちょくちょく出します。
次回は「NginxでVirtual Host」です。
良い記事をありがとうございます。