ねこテニ

猫とテニス。

ナチュラルスピンサーブ

2009年11月11日 | テニス
サーブがどうにも安定しなくて、「テニス丸ごと一冊サービス」を買ったんですが、これが思っていた以上の情報が入っていてウハウハ。
テニス丸ごと一冊サービス―テニスなるほどレッスン (Tennis Magazine extra)
堀内 昌一,テニスマガジン
ベースボールマガジン社

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たとえば、
「1つの打法で十数種類のサーブを打つ」
フラット、スライス、スピン。少なくとも3つの種類があるわけですが、この本を読むまでとのぽんは「トスの位置」と「ボールを捕らえる位置」で打ち分けをするもんだと思っていました。
実際、テニススクールでもそうやって教えているし。

でもこの本によると、打法は1つ。
プロと同じ打ち方なんですが、それだけに難しいのかなー?と思ったのだけど意外と難しくない。
もちろん練習は必要ですが、以前よりもいいサーブが入る確率が上がりました。
トスの位置で球種が決まってしまうと、目の良い相手には読まれてしまうわけで。
そういう意味でも「読まれにくい良いサーブ」を打つことができます。

それからサーブに対する考え方。
テニスのゲームはサーブから始まるにもかかわらず、スクールでのサーブ練習の時間はほとんどないと言っても過言じゃない。

サーブは余り時間に練習するものではなく、サーブだけを練習する時間を持つことが重要。
確かにサーブだけを練習する時間の割合と、サーブの上達は正比例していると思う。

とのぽんは区営のコートを時々取って、その時その時の苦手な部分、スクールで打ち足りない部分を練習するんだけど、やっぱりサーブの練習をする時間が多い。
サーブオンリー、もしくはサーブ&リターンの練習ね。

多分ね、スクールだけに通って、サークルでゲームを楽しむっていう形でテニスを楽しんでいる場合、サーブが自分のプレイのネックになると思う。
サーブへの苦手意識持ってる人、本当に多いけど、だって練習してないもん。
ストローク練習の量と頭の中で比較するだけでわかると思うよ。

「テニス丸ごと一冊サービス」に載っている「ナチュラルスピンサーブ」はポイントが3つ。
・コンチネンタルグリップ
・クローズドスタンス(=体の正面はコート右方向に向いた状態)
・動作方向は右斜め上(=ボールの方向と逆)

コンチネンタルグリップは、グリップエンドのマークを真正面に見て、8角形の上の辺から1~8の番号を振った、8番目の辺に親指と人差し指の谷の部分が当たる握り方。
手を前にした状態でラケットを見ると、ラケット面が左斜め上を向いている状態。
なかなかに薄い状態です。

ラケットをどう振ろうと、ボールはラケットの面が向いている方向に飛んでいくのがお約束。
だから、コンチネンタルグリップのラケットが相手コートのサービスエリアを向くためには、クローズドスタンスでラケットを右斜め上に振り上げるしかない。
必然的に体は横を向いたまま(クローズドのまま)。

こんなんで前に飛んで行くのかなー?って思ったんだけど、意外や意外。
ちゃんと飛んでいくんだよね。
まぁ、トスの位置がラケットの振り出しの位置よりも前にあるからなんだけどさ。
でも、こんな打ち方して相手コートに入るのかな、って最初心配したもん。

大人になってからのテニスって、子供みたいに打って打って打ちまくれ!なことがなかなかできない分、理論から入ることが多い。
でもそれは時間のなさを理論とイメージで補っているんだと思う。
実際、本を読んでも練習する時間なんかなくて、こうかな?こうかな?ってラケットを持って居間で周りのものに当たらないようにゆっくりとスイングしてみるだけ。
駅で傘をクラブに見立てて素振りをしているゴルフなおじさま方と同じ。
1日に30分でも打てればきっと違うんだろうけど、そんな時間ないしねー!

テニスはサーブから始まる。
サーブが入らなきゃゲームが始まんない。
散々練習したストロークも、サーブが入らなきゃ打つことすらできない。

さて。練習しますか。



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