「探偵はBARにいる」
感想は、面白かったぁ。
平成と昭和を行ったり来たりしてる感じが、
とても不思議な感覚だった。
街や人の映り方とか、色とか
しないけど、匂いとか。
大泉洋は好きな役者さん。
大泉洋の鼻から下の間延びした顔が
素晴らしくキャラにあっていた。
いい役ついたね。
意外にも、松田龍平もよかった。(兄と弟の区別はついています)
まぁ、お父さんの影がちらつかないでもないけれど。
懐かしいものもたくさんあって、
BARも、最近は行かないので懐かしい、
喫茶店のナポリタンとか
ショートホープの缶とか
いろいろいろ・・・
黒電話なんて
実家で何年か前まで使っていたりして、
懐かしい。
全体を通して
「俺」がとってもススキノが大好きな感じが
見えて、ちょっと羨ましかった。
きっと、大泉洋も好きなんだろうな。
私は、どこよりも神戸が好きだけれど、
神戸は15年前の震災で一度リセットされていて、
特に私は、その年に子どもを産んで、
繁華街というか、
夜に外に出ることがめっきりなくなってしまった。
そうだったから、
私の遊んだってほどでもないけど、知ってる夜の神戸と、
今の夜の神戸は少しだけずれてることがあるんだ。
それは仕方のないことだけれど、
やっぱり羨ましいなぁ。
そうだ、
決めた、原作は読まないことにする。
私には映画の「俺」がすべてでいいや。