28日のNY株式市場で主要株価3指数はまちまちで、NYダウは前日比6ドル26セント高の1万3365ドル87セント、S&P500は2.12ポイント高の1478.49だったのに対し、ナスダックは2.33ポイント安の2674.46で取引を終えた。
この日のNY市場は、前日の急反落を受けて買い戻しが先行して始まったが、昼前に発表された11月の新築住宅販売件数が市場予想を大きく下回った事で、住宅市場の一段の悪化による景気減速懸念や、金融機関の信用市場での損失拡大懸念が再燃し、住宅関連株や金融セクターに売り注文が広がり、昼過ぎにかけ株価が下げに転じる場面もあった。その後、取引終盤にかけては下げ渋るものの、前日終値を挟んで一進一退を繰り返し、総じて方向感に乏しい展開となった。
なお、シカゴ市場の日経平均先物3月物の清算値は1万5335円で、大証終値1万5250円を85円上回って終了した。
一方、NY外国為替市場で円は対ドルで大幅続伸し、前日比95銭円高・ドル安の1ドル=112円65-70銭で取引を終えた。
この日のNY市場は、パキスタンでの暗殺事件を背景に、地政学的リスクが高まっている事に加え、11月の新築住宅販売件数が市場予想を大幅に下回った事を受け、景気減速懸念と信用リスクへの警戒感が再燃した事から、ドルは主要通貨に対して売られる展開となった。
円は対ユーロで反発し、前日比50銭円高・ユーロ安の1ユーロ=165円80―85銭で取引を終えた。
米住宅関連指標の悪化を受け、欧米の株式市場が軟調に推移した事で、リスク回避による円の買い戻し圧力が強まったが、一方で対ドルでユーロが強含んで推移した事や、地政学的リスクによるユーロ買いなどが、円の上値を抑える展開となった。
この日のNY市場は、前日の急反落を受けて買い戻しが先行して始まったが、昼前に発表された11月の新築住宅販売件数が市場予想を大きく下回った事で、住宅市場の一段の悪化による景気減速懸念や、金融機関の信用市場での損失拡大懸念が再燃し、住宅関連株や金融セクターに売り注文が広がり、昼過ぎにかけ株価が下げに転じる場面もあった。その後、取引終盤にかけては下げ渋るものの、前日終値を挟んで一進一退を繰り返し、総じて方向感に乏しい展開となった。
なお、シカゴ市場の日経平均先物3月物の清算値は1万5335円で、大証終値1万5250円を85円上回って終了した。
一方、NY外国為替市場で円は対ドルで大幅続伸し、前日比95銭円高・ドル安の1ドル=112円65-70銭で取引を終えた。
この日のNY市場は、パキスタンでの暗殺事件を背景に、地政学的リスクが高まっている事に加え、11月の新築住宅販売件数が市場予想を大幅に下回った事を受け、景気減速懸念と信用リスクへの警戒感が再燃した事から、ドルは主要通貨に対して売られる展開となった。
円は対ユーロで反発し、前日比50銭円高・ユーロ安の1ユーロ=165円80―85銭で取引を終えた。
米住宅関連指標の悪化を受け、欧米の株式市場が軟調に推移した事で、リスク回避による円の買い戻し圧力が強まったが、一方で対ドルでユーロが強含んで推移した事や、地政学的リスクによるユーロ買いなどが、円の上値を抑える展開となった。