忘備録

デジタル家電・コンピュータなどの設定や実験などの個人的なメモ録
(※上記趣旨の内容につきコメントなどはできません)

スマートフォン 電池消費・充電 まさか落とし穴 手帳型・ポーチ型ケースの意外な欠点

2014-11-10 11:59:07 | 忘備録
スマートフォンで電話通話中は当然ながら本体を顔に寄せて
口と耳に受話部をあてることはイヤホン(マイク)を使わない限りでは
常識の使い方で使うのが普通です。

電話として通話するときに画面付近やボタンなどが顔にふれやすくなり
誤作動されやすいのですが、ほとんどのスマートフォンには接近センサーという
センサーが受話部付近にあって誤作動を防いでいます。

接近センサーとは名の通りに物体が画面付近に接近(近づく)したら
画面操作やボタン操作を停止して電話が誤作動で切れなくする機能のセンサーです。

一般的に多くのスマートフォンは電話中に本体を顔付近に近づけると画面が消灯状態
になって特に画面のタッチセンサーが機能しないように設計されています。


近年スマートフォンは画面が大きくなって便利になった反面、画面の破損が気になります。
故に手帳型のケースは誤って画面の傷や破損を防ぐには便利なグッズですが「接近センサー」
の正常な動作で困った事態が発生しています。

手帳型やポーチ型のケースは画面側(上部)を覆うので画面を消灯させないで閉じて収納を
すると接近センサーが誤作動してしまい画面が点灯した状態、つまりスリープ機能が正常に
動作されない状態でいるので「電池(バッテリー)消費が著しく激しくなる」わけです。

※設定された画面の光度にもよるが通常の光度でも場合によると30~50%以上電池を消費

※接近センサーの動作でスリープまでのタイマーが無効になる

解決策として

  ・必ず電源ボタンを一度軽く押して画面を消灯状態にする
  ・電源を完全にOFF(切る)
  ・接近センサー部分に覆いかぶさる個所に穴を空ける

いずれかを適用しないと朝市に100%フル充電状態でも下手をすると半日も電池残量が
もたなく、いざ使うときにはバッテリー切れとなる。

※画面点灯状態で画面側を下に伏せて置いた場合も同様です。
   この状態で充電しても放電量も多いので充電時間がかかるか、十分な充電ができない

一番現実的に有効な手段は「その都度、電源ボタンを一度押して画面消灯」なのだが
手帳型やポーチ型のケースを製造するメーカさんは接近センサー部分は確実にカメラ
レンズ部やスピーカー部などみたいに必要な穴を是非、空けてもらいたい。

またショップで販売されている(純正)製品も同様な仕様状態なので実際に使った
状態のテストやユーザの声をもっと真剣に聞いてほしい

いずれにしてもスマートフォン本体もバッテリー(電池)もケースも安価ではないのですから

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スマートフォン PCとの(USB)接続  USB接続によるデータ通信と充電

2014-11-01 20:08:25 | 忘備録
Windows PCとスマートフォンとのUSB接続でデータ通信(ファイルの読み書きなど)
をしたい場合、Windows7以降(Windows8、Windows8.1、Windows10)はほとんどの
機種では専用ドライバーは不要な場合が多く、必要な場合はキャリアやメーカHPなど
で掲載してあります。

USB接続ができない、充電はできるが通信ができない

これらの場合、PC設定やスマートフォン設定よりも問題の多くは接続するUSBケーブルです。

ケーブルにはUSB充電専用、USBデータ通信・充電兼用、USBデータ通信専用があります。
USB充電専用にもiPhoneやiPad適合専用ケーブルとandroid用途などに分かれます。

※android用充電ケーブルは充電電流が2A未満が多くUSBのケーブルで内部回路的に接点が
 相違してます。iPhoneやiPadは充電電流が基本的に2.1A以上が必須条件でUSBケーブルの
 内部的な回路(接点)の一部が意図的に短絡してあり、android仕様では短絡されている
 回路設計がなく、最大供給電流の違いもあって両社の互換性能が損なわれてます。

 外出先や借りた充電器でiPhoneやiPadを充電時にエラーなどで充電ができない理由(↑)

 iPhoneやiPadをandroid充電器で充電を可能にする方法
 ・供給充電器が最低でも2A以上(必須)
 ・そもそも端末への端子形状が異なるのだがUSB供給側に「専用の変換アダプター」を装着

  なんと最近では100円ショップでも見かけるがUSBメス→USBオス形式ののiPhone仕様へ
  変換できるUSBアダプターが販売されている。ネットショップなどでも送料込みで¥500円
  前後で購入が可能。上記記事にある内部回路的な短絡接点がUSBアダプタでできている。
  
  しかしアップル社純正の充電器は超小型でもかなりの技術的なノウハウがあって高品質
  な電源・電流を供給できるので基本的にはアップル社製品については純正の使用が良い。
  しかしandroid環境などが現実的に多いのでiPhoneなどの製品を使う方はUSB変換アダプター
  を一つ持っているととても便利。充電時間は若干遅くなるが1.8Aから2.0A供給電源があれば
  エラー無しで充電が可能。2.1A電流よりも意図的に短絡された回路の違いで差別化されている


USB接続によるデータ通信、ファイルの読み書きは「通信専用ケーブル」が必須で機種やメーカに
より相性がかなり影響するようです。A社製品の通信ケーブルはF社製スマートフォンでは充電用
にしか認識しなかったり、同じA社製品の通信ケーブルはS社製スマートフォンでは通信も充電も
可能だったりと色々です。

100円ショップで販売しているケーブルは電流が2A以上の「急速充電」が期待できる製品は少なく
専門のショップなどで購入する方が無難ですが通信用に関してはあまり品質の差は無いようです。

ただし「通信用」「通信兼用」と称していても前に述べたようにスマートフォンの製品やメーカに
よって相性が多くありパッケージに「通信」と書かれているもので違うタイプのケーブルを購入して
自分で試さないと実際にはわかりません。

100円ショップや安価なショップなどで販売されているケーブルは、例えばauの富士通 3G ISW13Fと
Xperiaで接続試験したケーブル製造メーカがau製品はOKとして表記している場合もあり、パッケージ
に表記されている機種情報などはあくまでも目安にしかすぎません。

Windows PCの場合、Windows7以降ではPCが自動認識する仕様で最近のスマートフォンも充電か通信か
などを含めて自動認識するスマートフォンが殆どです。コンピュータの設定やUSB端子の不都合、
コンピュータの相性やスペックなどを原因と考えて試行錯誤される方が多くいますが実際の問題の
殆どはスマートフォンとコンピュータ(USB接続)を接続する「USB通信ケーブル」の相性問題です。

殆どのケーブルでは急速充電を要する2A以上の電流が流れるケーブルは別として「充電」はできます。
これは通信ケーブルとして接続した場合でも充電はされている製品が多いからです。


ケーブルを接続した → 充電はできているが通信ができない

これが混乱を引き起こしている要因です。
基本的に「充電はどのケーブルでも可能」、
「通信はケーブルによって機種やメーカの依存・相性がある」

論理的にUSBケーブルによる通信の回路的論理仕様は同じですが、ケーブルの材質や設計、製造などで
優劣や相性が多く左右される模様です。故に有名なメーカ製品に関わらず相性により通信ができない
USB通信ケーブルが多く存在するようです。


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