<SC440概要・スペックなど>
Dell PowerEdge™ SC440は、最新版の 64-bit デュアルコア インテル® Xeon® プロセッサー 3000番台、SAS・SATAⅡ、PCI Expressなどの最新鋭テクノロジーを凝縮。インテル® Pentium® D、Celeron® Dも搭載可能で、サーバの用途に柔軟に対応。またコンパクトなデザインのタワー型筐体にツールレスシャーシ、シンプルなシステム管理ツールなど利便性を追求。
チップセット | Intel 3000 |
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CPU | Intel Celeron/Pentium D/Pentium DC/Core2/Xeon LGA775 ×1ソケット Kentsfield (Core2 Quad Q6700等) まで認識可能 |
メモリ | DDR2-667(PC2-5300) Unbuffered ECC 最大8GB(2GB x4) NonECC/Registeredは搭載不可、混在も不可 |
GPU | ATI ES1000 (RN50) |
サウンド | 機能なし |
有線LAN | Broadcom NetXtreme I Desktop (BCM5754) 100Mbps ×1 |
スロット | PCI-Ex8 x1、PCI-Ex4 x1、PCI-Ex1 x1 PCI(5V) x1 |
CPU装換 ポイント
・対応ソケット LGA775
・65 nm
・ ※初期型 ヒートパイプ式CPUクーラ(後継機はアルミ製)
<人柱的 実装実験 >
これまでCore2のプロセッサーでも高性能なものはそれなりに高額で
(エクストリームでは13万ほど)実装実験が不可能でした。
なので理論上で適合は可能でも実装報告がほとんどありません。
Core i7などの最新製品の低価格化と技術進歩で当時販売価格の
1/10以下で中古がメインですが購入が可能になりました。
対応CPU Kentsfield (ケンツフィールド)/Kentsfield-XE (ケンツフィールド・XE)まで
Core2 Duo ~E6700、~Q6600/Q6700まで
Q6800は未検証
Q6600、Q6700などでRAMが2G×4(8G)搭載でWindows エクスペリエンス
インデックスは7.2前後(Windows8・10点満点/2014年 平均値7.3)
※ Intel Core2 Quad Extreme Processor
※ Intel Core2 Quad Processor
上記、Quad プロセッサー はアイドル時 45~50℃位だが
高負荷時は60℃以上まで温度が上昇するので初期型に標準装備されている
ヒートシンク(ヒートパイプ式)が推奨。ほとんどのQuadは後期型のアルミシンクでも
可能だがCore2 Quad Extreme(X6800除く)の場合、仕様限界64.5℃なので
通常使用時温度もしくは高負荷時温度に要注意!!
Core2 Quad Extremeに関して国内の実装報告はおそらくありませんでしたが
Core2 Duo(2コア)ではX6800、Quad(4コア)QX6800まで実装が可能。
ただし、TDPが130Wなので特にグラフィックボードを増設などした場合は電源の
供給不足になるので12V電源の総合出力が48A、総電力500W以上の電源が
必要です。12V電源は12V(1)、12V(2)など系統別に岐れている場合、12Vの
総合が仮に480Wと表記されてれば480W÷12V=40Aだとわかります。個別で
12V(1)15A、12V(2)15Aなどの場合、15A+15Aと考えるより12Vのみもしくは
12V+5V+3.3V 450W 最大480W などと表記されていれば通常の450Wを
12(V)で割った数字が12Vの総合Aです。 450W÷12V=37.5A
SC440はBTXなのでBTX電源が良いのですがATX電源が安価で種類も多く簡単に
入手が可能なので「ATX電源」で装換可能です。
問題?はATX電源をSC440のケースに装着した場合に電源下部に約1cmほどの
隙間ができます。それ以外は問題なくそのまま使えます。
※80plus認証 550W以上、12V総合電源が50A以上の電源を推奨
SC400・DELL純正品は288W、24Aです(E6700・65Wまで使用可能)