<満員御礼の幕が下がる場面。観に行ってる人でもこの瞬間を見逃している人は多い。>
本年度の大相撲は面白くなる、と思っていたが、初場所からこんなに面白くなるとは思わなかった。稀勢の里の優勝と綱取り、埼玉県力士北勝富士の頑張り、同じく県力士大栄翔の十両優勝などなど、小生的には大満足というか、夢のような場所であった。5日目、12日目、13日目と国技館に足を運んだのであるが、やっぱり千秋楽に現場にいないと「あかん!」とも改めて思わされた場所であった。
本日、千秋楽で白鵬を破った稀勢の里、十両優勝を決めた大栄翔に、まずはともあれ、万歳だ!
<熱戦も多かった>
<埼玉県力士成績表>
埼玉県力士も今場所は上々のできだった。幕内北勝富士は後半戦こそ3連敗もあって、9勝6敗で終ってしまったが十分手応えのあった場所だったと思う。逸ノ城、御嶽海には歯が立たなかった感があるが、それは十分来場所に向けてのモチベーションになるだろうし、春場所以降のさらなるバージョンアップに期待したい。十両優勝の大栄翔も人気は宇良に劣るが実力は宇良以上だ。来場所、帰り入幕で大暴れして欲しい。幕下阿炎も5勝2敗と勝越し、強かった頃の相撲が蘇って来た感じだ。夏場所あたりに十両返り咲きをはたしてもらいたいものだ。
埼玉県力士21人の内、勝越したもの11人。負け越したが3勝4敗としたもの8人。今場所はみんないい成績を残したと思う。来場所も引き続き頑張って欲しい!