萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

ハラハラ、ヒヤヒヤの五日間だったのだ

2008年10月15日 | 自転車関連

<自転車の旅「津軽を走る!」初日の午前中、陸奥湾にて。風は強かったが陸奥湾は穏やかであった。>

昨日(14日)の晩遅く、仙台の家に辿り着いた。先週、10日金曜日から昨日14日火曜日まではなにかと慌ただしく、毎日、「何かある」日が続いた。今思うと、夢のような五日間という気がしている。ざっと、あらましをご紹介すると・・・。


・10月10日金曜日は前橋で仕事関係のセレモニーに出席した。堂々と昼間から酒を呑める仕事はたまにはいいもんだ、と思った。この日は一旦、大宮の家に戻ってから、夕方の便で羽田から青森に飛ぶスケジュール。空港バスが池袋手前から渋滞に巻き込まれ、ギリギリに空港に着くというスリルを味わった。

・11日は青森から竜飛岬まで走ったが、途中、もっともキツイ所で、強風、雨、雹にやられ、しかも、ザックカバーを忘れたので荷物がずぶ濡れとなってしまった。宿に着いたのは18時ごろなのだが、日の短い北国なので17時ぐらいから闇の中を走るハメに・・・。

・12日は雨の所為かどうか、イーメーターが作動不良。実走距離の半分ぐらいしか、カウントしてくれなかった。次の日からはちゃんと作動したので、水分が入ったがための作動不良だったと思える。この日はイーメーターに気をとられていた所為か、いつの間にか、昨日の“闇”で活躍してくれたバッテリーランプが外れて落ちたことに気づかず走り続けていた。さらば、バッテリーランプ(泣)!

・13日は自転車を置いて、岩木山登山。頂上に行くと晴れて、眺望すこぶる良し。早めに降りてきて、弘前城公園を自転車で散策してから、弘前駅へ。予約した列車の出発25分前に駅に行き、輪行を始める。折りたたんで、さあ袋に入れようと、ザックの中を探すが、輪行袋が見当たらない。

げっ!さらば、輪行袋。おまえもか。バッテリーランプと違って、これはかなりやばい。駅の売店で大きなゴミ袋が売ってないか聞くも、無し。

仕方ないので、折りたたんだ「御免丸」に雨具の上着を適当に巻きつけ、改札は知らぬ顔で駅員の目を盗んで通過。ホームでも駅員に見つからないようにしておいて、電車がきたら、さっと乗り込んだ。

発車してから車掌が気がつき「自転車はチャントした袋に入れることが車内に持ち込める条件です。困りますな。」と叱られるが、出発してしまえば、こっちのもんだ。

「いやー、何処かに落としてきてしまったので、やむを得ずカッパでくるみました。まことにすいません。」

とひたすら謝る。まさに、“御免丸”だ(笑)。そのまま、秋田に移動して一泊。

・14日は朝から秋田で仕事。16時には無事終了し、仙台に移動して仕事関連の業者と会食。19時から始まって、二次会終了は23時過ぎ。結構酔ってもいたので、電車ではなく、タクシーで帰る。マンションの前で降ろされて、部屋の鍵を探すが、これが見つからない。しまった、ホテルから会社宛にいらない荷物(自転車用のウェアとか靴とかザックとか)を送ったのだが、そのザックの中に部屋の鍵を入れたまま送ってしまっていたのだ。

最悪。

部屋に入れない。どっかのホテルにでも泊まるしかないか?と思いつつ鞄をあさっていると中から、会社の鍵が出てきた。これは別のキーケースに入れていたのだ。やった。これで会社に入れれば、こういう時の用心に某所に部屋の合鍵を隠してあるのだ。(さすがは小生。)さっそく、タクシー拾って、会社まで鍵を取りに行き、無事解決。なつかしの仙台の我が家になんとか入れたのでした。

ホント、くたびれた五日間でした。チャン、チャン。
コメント
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